中国拳法を教えてくれた祖父が中国で行方不明になってしまったのを追い、自らも大陸に渡った少年・剛拳児の修行の旅とその成長を描いた作品。拳児が身につける拳法は主に八極拳。派手なアクションのかたわら、拳法の持つ技術論や思想などの側面も多く取り上げられている。
ルールが整備されたボクシングや現代的な総合格闘技などとはまた違い、やや神秘的な側面も含めて強い憧れを人々に与え続けているのが、「拳法の達人」ではないでしょうか。特に中国拳法は、寺院での修行が基本となっているものが多いため、悟りの世界に近く、漫画の中では精神的な徳の高さを兼ね備えたキャラクターが多いようです。
中国拳法を教えてくれた祖父が中国で行方不明になってしまったのを追い、自らも大陸に渡った少年・剛拳児の修行の旅とその成長を描いた作品。拳児が身につける拳法は主に八極拳。派手なアクションのかたわら、拳法の持つ技術論や思想などの側面も多く取り上げられている。
皇帝が国を治めていた時代の中国を舞台に、天性の才能から「拳精」として中国拳法の総本山的存在である「大林寺」に招かれた少年・チンミの活躍を描く。
古代遺跡に眠るオーパーツを守る組織、「アーカム」の一員として活躍する主人公・御神苗優の師・朧は、中国拳法と気効の達人で、「気」を操る「氣法師」と呼ばれる存在。仙人となることを目指しており、その実力は作中でも「人間が到達できるレベルの頂上」にあるといわれている。物静かな美青年だが、朧という名前も本名ではなく、その正体は謎に包まれている。
『らんま1/2』の主人公・早乙女乱馬は、祖父・八宝斎を創始者とし、父・玄馬が興した「無差別格闘早乙女流」の二代目。真面目な修行で会得する技も多いが、即興で行う技の数はそれを上回る。無差別格闘流は、アドリブにおいては最強の拳法なのかもしれない。
『キン肉マン』の人気キャラクター・ラーメンマンを主人公とするスピンアウト作品『闘将!!拉麵男』は、皇帝が支配する時代の中国というパラレルワールドが舞台。そのため、本作のラーメンマンは『キン肉マン』の正義超人ラーメンマンではなく、超人拳法の後継者として各地を旅し、悪人を退治している。得意技は「闘龍極意書」に書かれた超人一〇二芸と、自分で開発した技「機矢滅留・苦落血」(キャメルクラッチ)だ。
様々なスタイルの格闘家が登場し、世界最強の座を巡って戦う「刃牙シリーズ」の中においても、独特の存在感と傑出した強さを誇るのが、中国拳法の使い手烈海王。海王というのは中国格闘界でも選ばれし者にしか与えられない高位の称号で、その名にふさわしい実力とプライドを持った男こそが烈だ。その反面で見せる、妙に人間味のあるリアクションも彼の魅力と言える。
いいね!・フォローしてマンガ・アニメのニュースを受け取ろう!