瀬尾公治の代表作の一つ。瀬尾公治の『涼風』『君のいる町』『ヒットマン』と世界観を共有している。現代の東京を舞台に、高校生たちがバンド活動を通じて成長していく姿を描いた物語。人見知りで目立たない性格の優が、転校先で音楽好きの少女、風夏と出会い、幼なじみの小雪を含めた三角関係に翻弄されながらも、バンド活動に打ち込む姿が描かれる。真琴、沙羅、一矢と共にロックバンド「The fallen moon」を結成した優と風夏は、プロミュージシャンを目指して活動を開始するが、風夏は交通事故で亡くなってしまう。優は失意にくれるものの、新たなボーカリスト、碧井風夏を迎えてバンド活動を継続しながら、新たな恋愛関係を築いていく。本作は、バンド活動をテーマにした青春ラブストーリーで、音楽活動を軸に構成された群像劇となっている。また、ヒロインの死という重い展開により、ヒューマンドラマとしての色合いも濃く、仲間の死と向き合い、それを乗り越えていく過程が重要な要素となっている。講談社「週刊少年マガジン」2014年11号から2018年18号まで連載。テレビアニメが2017年1月から放送された。