胸がアツくなるオススメの青春マンガ10選!196 Pt.

運動に恋愛と、様々な角度から胸をアツくしてくれる青春マンガ。今回は、その中からオススメの10作品をご紹介!

胸がアツくなるオススメの青春マンガ10選!

出典:Amazon.co.jp

概要

年齢を年を重ねるごとに蘇えっていく、あの青春の日々――。今回は、その青春を送っている少年少女たちの日々を描いたオススメマンガを10作品ピックアップ!

『風夏』

人と接するのが苦手で、SNSのTwitterばかりしていた男子高校生「榛名優」が主人公。インターネット上での人間関係ばかりを重視していた「優」が、携帯電話を持たない「秋月風夏」と出会ったことで、現実の人間関係にも目を向け、彼女とともに音楽活動をスタートさせる姿が描かれる。並行してTwitterがあったからこそ再会できた幼なじみの「氷無小雪」との交流も描かれ、SNSが重要なコミュニケーションツールとなっている現代社会を反映したラブストーリーが展開していく『風夏』。『涼風』や『君のいる町』を描いた作家「瀬尾公治」の代表作のひとつである。本作において、「優」はどこにでもいる普通の男子学生。しかし、現代の若者像を等身大の姿で描いているだけに、彼が少しずつす成長していく日々に多くの共感が寄せられた作品である。「週刊少年マガジン」にて約4年間連載が続いたのちに、2018年春に完結を迎えたので、全巻一気読みしてみても面白いと思う。

『ROOKIES』

「二子玉川学園高校」に赴任してきた新人教師「川藤幸一」。彼には前の学校で暴力事件を起こした過去があった。一方同校の野球部は、試合中に起こした暴力事件で半年間、対外試合禁止の処分を受けていた。「川藤」に野球部を任せることで互いを潰し合わせ、厄介払いを目論む校長。だが「川藤」は野球部員に夢に向かって努力することの大切さを熱く教え、彼らを導いていく熱血野球マンガ『ROOKIES』。「佐藤隆一」が主演を務めた実写ドラマや映画でも大きな反響を生んだ一作である。本作は、不良少年たちが野球に打ち込むことで成長していく、言うなればスポ根マンガの王道。だが、人の感情の変化を繊細に描いていく描写は並大抵の完成度ではなく、また間口の広いテーマ性もあい重なり人気マンガの仲間入りを果たしたのだろう。ちなみに、本作に登場する主要登場人物は、プロ野球球団「阪神タイガース」の歴代の選手たちと同名。

『この美術部には問題がある!』

普通の中学校「月杜中学校」の美術部が舞台となっており、そのメンバーの日常が描かれている『この美術部には問題がある!』。基本的には少し変わった個性を持った美術部員たちを描くギャグメインの学園モノだが、ラブ・コメディの要素も色濃い。部活にはやって来るものの、毎回ソファで寝ている部長、トラブルメーカーで、いつも何かとトラブルの火種を起こす「コレット」、そして絵の実力があるものの、「最強の二次元嫁を描き出すこと」を夢見る「内巻すばる」。この個性豊かなメンバーを前に、美術部唯一の常識人の「宇佐美みずき」がツッコミを入れる日々を送っている。しかし、「みずき」は密かに同じ部員の「すばる」に想いを寄せていた。そのため、「みずき」はさまざまな方法で自分をアピールするが、「すばる」の心はまったく揺らがない。「すばる」は三次元にはまったく興味を示さず、「二次元に生きる男」だったのだ。そんな二人の関係性の変化も見どころとなっている青春ラブコメディマンガの本作は、その人気の高さからTVアニメ化も果たしている。

『エリアの騎士』

サッカー少年「逢沢駆」の兄「傑」はU-15日本代表と将来を嘱望されたサッカー選手。元は自身も選手だった「駆」だが、あるトラウマから一線を離れ、兄と同じサッカー部のマネージャーとして日々を過ごしていた。そんなある日、二人は交通事故に逢ってしまう――。「傑」は亡くなってしまうも、「傑」から心臓移植を受けた「駆」は一命をとりとめた。兄の魂を受け継ぎ、理想的なFWの選手像であるエリアの騎士をめざして、「江ノ島高校」の仲間とともにインターハイと全国高校サッカー選手権を戦い抜く「駆」の姿を描く『エリアの騎士』。メインはサッカーに打ち込む「駆」たち少年の姿だが、それと合わせて彼の幼馴染で女子サッカー界の有数のプレイヤー「美島奈々」との恋の行方も気になる青春×スポーツマンガだ。

『あひるの空』

身長149cmの「車谷空」は、「九頭龍高校」に入学し母親との約束を果たすためにバスケット部に入部。しかし、バスケット部は真面目に活動しておらず、不良がたむろする場所になってしまっていた。それでも、バスケットをしようとする「空」の姿勢に「花園百春」をはじめとする不良の部員たちは影響され、少しずつ元の情熱を取り戻していく『あひるの空』。『ROOKIES』と同じく、スポーツとは縁遠い不良少年たちが主人公に感化され、人間としても成長していく姿を描いているわけだが、その“主人公”がバスケで不利と言われている低身長の選手であることも特徴。精神面や経験だけでなく、体質の壁も乗り越え勝利を目指す姿には、普段はバスケに慣れ親しんだ人でなくても胸が熱くなること間違いなし! 2018年にはアニメ化も制作も告知された一作である。

『ハチミツとクローバー』

「浜田山美術大学」に通う「竹本祐太」と、同じ寮の先輩「森田忍」「真山巧」は三兄弟のように仲が良く、よく行動を共にしている。ある日「竹本」は美大の新入生「花本はぐみ」に一目ぼれする。「森田」も彼女に恋をするが、三人とも恋愛に疎く、奇妙な三角関係はもどかしく進んでいく。また「はぐみ」の友人となった「山田あゆみ」は、「真山」に恋をしていて――。いつまでも変わらないように見える5人だったが、それぞれの進路や心情の変化により、その関係性はゆっくりと形を変えていく『ハチミツとクローバー』。本作の特徴は、何と言っても全員が片思いをしているところ。それぞれが意識し、そして意識されていることに気付きながらもその思いを成就できないもどかしさや苦しさが細かく描かれていて、男女問わず多くの読者層がその行く末に夢中になったマンガである。

『ハイキュー!!』

かつて春の高校バレー、通称・春高では、身長170cmの「小さな巨人」が活躍していた。「烏野高校」背番号10番のその選手に憧れた「日向翔陽」は、自分も「小さな巨人」になるべくバレーを始め、「烏野高校」へ進学する。そんな「翔陽」が高校で出会ったのは、天才セッター「影山飛雄」だった。セッターとしての才能がありながら周りに合わせられなかった孤高の王様「影山」と、卓越した跳躍力と反射神経を持ちながらチームに恵まれなかった日向翔陽。1人で戦ってきた2人が、「烏野高校排球部」の面々とともにチームとして成長していく『ハイキュー!!』。試合描写はリアルに近いもので、身体能力がとびぬけて良いキャラクターでも現実に存在してもおかしくない範囲の能力になっているところがアツくなれるポイント。視点の切り替えや比喩を用いて試合を表現していて、読み応え充分のスポーツマンガとなっている。ちなみに現代日本の宮城県が舞台で、仙台駅や仙台市体育館など、実在する建築物が多く登場する。作者の「古館春一」は岩手県出身だが、進学先が宮城県だったとのこと。

『徒然チルドレン』

高校に通う少年少女たちの恋模様と日常を描いた学園ラブコメディ4コマ漫画。特定の主人公が決まっておらず、1話完結のオムニバス形式で物語が進んでいく。2012年10月より作者の「若林稔弥」がHPなどで私的に連載していたものが人気を博し、「別冊少年マガジン」2014年9月号から2015年4月号にかけて連載され、その後「週刊少年マガジン」2015年20号から改めて連載が開始された背景を持っている。各キャラクターごとにクラスメイト、部活動が細かく設定されており、それらに沿う形でキャラクター同士の絡みを見ることができる。基本的には高校生同士の初心な恋愛がテーマだが、学園生活の中にある試験や部活動、学校行事などの模様も重要な要素として描かれているので、いろんな感性の読者が入り込める一作である。

『SLAM DUNK』

舞台は神奈川県にある「湘北高校バスケットボール部」。部員6人の無名のチームで、決して強いわけではなかったが、キャプテンの「赤木剛憲」が掲げるのは「全国制覇」という大きな目標だった。そこに中学時代にスタープレーヤーとして活躍した「流川楓」が入部。さらに身体能力は高いが中学時代はケンカに明け暮れていた主人公の「桜木花道」も加わったほか、アクが強いが情熱と実力を兼ねそろえた面々も参加していき、まずはインターハイ出場を目指すバスケ少年たちの日々が描かれている『SLAM DUNK』。人気作品の多い「週刊少年ジャンプ」の掲載マンガの中でもかなり高い評判を集めた一作であり、2006年度「日本のメディア芸術100選」にてマンガ部門で1位に選ばれるなど、業界の枠を超えて愛されている。

『ReLIFE』

都内の大学院を卒業し就職するも、勤務先を3ヶ月で退職、ニート生活をおくる「海崎新太」27歳。そんな自分の人生に焦りを感じていたとき、リライフ研究所の職員と名乗る「夜明了」から「リライフ」と呼ばれる社会復帰実験への協力を持ちかけられる。リライフの被験者No.002になることを選択した「新太」は、もう一度高校生活をやりなおすことを決意するが、10歳下の個性豊かなクラスメート「日代千鶴」「狩生玲奈」「大神和臣」たちに翻弄されてしまい――。社会復帰のために大の大人が学生生活をおくる姿を描いた学園コメディドラマ『 ReLIFE』。スマートフォン向けコミック配信サービスに軽されたのちに人気を博し、単行本化やアニメ化を果たした本作。社会に溶け込めない自分と周りの友達を比べて焦りを感じていた主人公「新太」は、一般的に見ればダメな大人だろう。しかし、社交的で面倒見の良い彼とのふれあいが、多感な感情を持つ少年少女たちに大きな影響を与え、「新太」の社会復帰だけでなく周囲の成長も大きく描かれているマンガだ。

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