話題を呼んだ! 警察官が出てくるマンガ5作品!110 Pt.

3月に劇場公開される、警察官と女子高生の恋愛を描いたマンガ『PとJK』を含む、警察官が出てくる作品を5作品紹介する。国民的ギャグマンガだったり、王道の推理マンガだったり、潜入捜査官だったり、近未来ものだったりと、多種多様な作品を選んでみた。

高校生の「カコ」は22歳だと偽り、人数合わせで駆り出された社会人の合コンに参加し、そこで23歳の「功太」に出会う。良い雰囲気になり、恋がはじまりそうだと思ったが、「カコ」が16歳だという事がバレてしまい、「功太」は途端別人のように冷たくなり彼女の前から去ってしまった。実は「功太」の職業は警察官であり、職業柄、未成年と恋愛する訳にはいかない立場。そんな「功太」に冷たくされても彼の事が諦められない「カコ」だが、はたして彼女の恋は実を結ぶのか……?
警察官と女子高生の胸キュンラブストーリーを描いた本作。作品の中では、暴漢に背後から押さえられたら背後の人間の足の甲を思い切り踵で踏むなど、お役立ち防犯知識も紹介しているので、是非女性には読んでもらいたい。

型破りな警察官「両津勘吉」が、毎回ドタバタ騒動を起こすギャグマンガ。「両津」は巡査長でありながら、賭け事やら銭儲けが大好きであり、毎度のように詐欺まがいな行動を起こしては手痛いしっぺ返しを食らうというのが、ストーリーお馴染みの展開と言えるだろう。狡賢いけれど憎めない、人情味溢れる「両津勘吉」というキャラクターは、年齢問わず様々な層から愛され、そんな彼が登場する本作は、日本人なら知らない人はいないだろう国民的人気作品として、長きに渡り存在し続けている。

「テレビ朝日」系列で放送されている人気ドラマのマンガ化作品。
警視庁の「特命係」に所属する「杉下右京」は、頭脳明晰だが人間的には問題があり、今まで彼の下に配属された部下たちは、付いて行けずにことごとく辞めていた。公衆の面前で犯人に捕まり人質になるという醜態を晒した刑事「亀山 薫」は、花形部署から掃きだめの部署「特命係」に異動になるが……。
論理で動く「杉下」と、感情で動く「亀山」の凸凹コンビが難事件を解決して行く本作。年齢も性格も違う二人が真実の為に協力して行く姿は、まさに「相棒」と呼ぶに相応しい。

巡査である「菊川玲二」は熱い正義感を持つ男だが、バカでスケベで警察官としては問題児。ある日、万引き少女に過剰な行為を行ったコンビニ店長に向けて拳銃を向けた「玲二」は、署長に呼び出され懲戒免職になるが……。
広域暴力団「数奇矢会」の会長を逮捕する為、潜入捜査を命じられ構成員となった「玲二」が、正義感と悪運で活躍する本作。スリルとお色気と爆笑のヤクザエンターテイメントが見たいという人は、是非手に取ってみてはどうだろう。

近未来の東京を舞台にしたSF作品。物語の舞台は、ロボット技術を応用した歩行式の作業機械「レイバー」が急速に普及し、あらゆる分野で使用されるようになった時代。便利になった反面、「レイバー」による事故や犯罪が多発し、警視庁はこの事態に対応するべく「機械化部隊」、通称「パトレイバー」を創設する。
本作は、「特車二課第二小隊」に所属する一号機パイロット「泉野明」を中心に、若い「パトレイバー」隊員たちの成長を描いた物語であり、「特車二課」隊長「後藤喜一」、一号機指揮官「篠原遊馬」、二号機パイロット「太田功」など、魅力ある個性的なキャラクターたちの活躍に引き込まれる。整備班の班長「榊」や整備班の「シバシゲオ」など、脇役のキャラも個性的で面白く、SFと警察、人間ドラマが上手く融合された作品。