秋葉原を舞台にしたマンガ作品178 Pt.

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本作の主人公「江夏壮太」は、オタクを隠しつつ生活する高校生。同級生の「エリ」と交際を始めたことをきっかけに、オタクであることを明かし、彼女も受け入れていく。そんな若い2人の恋愛事情を描くラブコメディ作品。秋葉原の書店員をはじめオタクキャラが多いので、必然的に秋葉原も数多く描かれる。基本的に1話完結形式で読みやすく、コアなネタも控えめで万人受けする内容でまとめられている。熱中できるものがあるのは幸せな事だと思わせる熱意がストレートに伝わる作品で、その熱意を受け止められるだけの力量・器量を読者にも求められている。リア充を目指す人にも読んでもらいたい作品。

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パソコンパーツショップ「こんぱそ」のアルバイト店員で、本作の主人公「入輝」を中心に、個性豊かな店員にもスポットが当たったオムニバス形式となっている。秋葉原のコアな情報を世相や時事ネタも盛り込みつつ描く1話4ページでまとめられたショートギャグ作品。秋葉原の実際の店舗をモチーフにしているのでリアリティがあり、パソコンのパーツの説明も豊富で勉強になる。この作品を読んでから秋葉原に訪問してみるのも面白いし、パソコンの自作をしてみたい人にもお薦めできる作品になっている。

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美少女であるが重度のオタクである、本作の主人公「相羽日菜」。オタクを卒業しようと秋葉原にグッズを売りに行ったところ、クラスメイトの「高山庵太」に見つかり正体がばれる。そこから始まる2人の王道恋愛コメディ作品。女性のオタクが主軸となってストーリーが進む点が目新しく、アクティブな「相羽日菜」とナイーブな「高山庵太」の不思議な関係も面白い。登場人物も絞られていて無駄がなく読みやすくなっており、動きのある絵とコマ割り、スピーディーな展開で一気に読み切る事が出来る。

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秋葉原の電気パーツ店「半田無線」の店主にして女子高校生「半田すず」は、電気回路や機械工作に関しては天賦の才を持っている。そんな彼女が学校の「女子ロボ部」に入部したことから始まる、機械系日常ドラマ作品。特に電気パーツの組み立てについて深い知識が盛り込まれていて往年の秋葉原、電気パーツ街を思い起こす事が出来る。しかし登場人物はほとんど女性のため、今時のトレンドも忘れていない。秋葉原の地域性と学園ドラマと機械物を、うまくミックスした完成度の高いマンガ。可能なら外国人にも読んで欲しい作品である。