エルフがヒロインの漫画５選！ファンタジーを彩る美形キャラに注目0 Pt.

本作は世界を救った勇者たちの後日譚として描かれるファンタジー作品だ。ヒロインであるフリーレンは魔王征伐を達成した勇者一行のひとり。ヒンメルとハイターは人間で、アイゼンはドワーフ。人間やドワーフよりもはるかに長い寿命を持つエルフのフリーレンにとって、10年ほどの彼らとの旅はほんの僅かな時間でしかなかった。その後も彼女は変わらず魔法研究の日々を送っていた。だがフリーレンは寿命を迎えたヒンメルの葬儀で、別れの哀しみを知る。そしてさらに20年後、ハイターの遺言で人間の少女、フェルンを弟子に取る。その後アイゼンの弟子とも出会い、共に旅をすることに。旅先でフリーレンが思い出すのはヒンメルたちとの日々だった。そんなフリーレンたちの前に復活した魔族が現れる。

本作のヒロインは主人公であるライオスの仲間の魔術師、エルフのマルシルである。マルシルはライオスの妹で回復魔法を得意とするファリンと、同じ魔法学校で魔術を学んだ親友である。この世界では体さえあれば死者蘇生は可能。ライオスとマルシル、鍵師のチルチャックは、炎竜に喰われたファリン救出のため再びダンジョンへ。しかしファリンの体が消化されずに残っている時間は約一ヶ月。資材や食料を確保する金や時間はなかった。そこでライオスたちはダンジョンのモンスターを倒し、食料にすることに。そんなライオスたちは魔物食を研究しているドワーフのセンシと出会う。マルシルは当初、魔物食をとても嫌悪していたが、徐々に慣らされていくのだった。

本作のヒロインは異世界で行き倒れたサブローを救った草原エルフの少女、ポポである。ポポは空腹のサブローに食事を振るまってくれたが、タイトルにある通り、エルフ族の料理はとてつもないマズ飯であった。実は村の掟で、食べ物をムダにした者には死刑にされるため、ポポは灰汁を取ることも野菜を細かく切ることもしなかったのだ。だがサブローは持参した包丁で料理の腕を振るい、ポポや他のエルフたちに初めて「おいしい」と食事を「食べたい」と思う気持ちを持たせることに成功。その後もポポはサブローが見知らぬ料理を作るたびに、食材の加工をとがめられて死刑にされるのではと怯えながらも、最終的には彼の料理に魅了されていくのだった。やがてサブローの料理の名声はこの世界で広まっていく。

本作のヒロインであるエルフの絵留札は、ダイエットのために「スマイリーボア」に来店して直江と出会う。異世界からゲートを通って人間の世界へやってきた絵留札は衝撃的な料理に出会った。それが「フライドポテト」だ。エルフは菜食主義だが、異世界にはフライドポテトはなく、野菜である芋を油で揚げた料理の美味しさに、絵留札ははまってしまう。毎日フライドポテトという生活で体重は増加。しかし元の世界に戻るには来た時と同じ体型でなればゲートが通れない。そのため絵留札は直江の指導でハードなダイエットに挑戦し、ぶじに故郷へと帰還した。だが、その後また人間界へやってきた絵留札は、フライドポテト生活に溺れるのだった。また、これをきっかけに、絵留札と同じように体重増加に悩める異種族娘たちが直江の元にやってくるようになったのだった。

本作は水野良がTRPGを元にノベライズした『ロードス島戦記』シリーズの序章をコミカライズした作品。第一部の主人公で英雄を目指すパーンと、彼に寄り添うヒロインのエルフの美少女、ディードリットが『ロードス島戦記』シリーズのキーキャラクターとなっている。ディードリットは「帰らずの森」出身のハイエルフで、本来はあまり人間の前に姿を現さない。ハイエルフは温和で内向的な種族だが、若いディードリットは外の世界を知りたいと森の外の世界へ赴き、パーンたちと出会った。ディードリットは剣と精霊魔法の使い手でパーンの冒険を助ける仲間であり、後にパーンの伴侶的存在となる。長命なだけでなく不老に近い性質を持つため「永遠の乙女」と呼ばれている。数多くのメディア化で人気キャラクターとなったディードリットは「エルフの耳は長い」というイメージを広めた草分け的な存在とされている。