橋本悠の代表作。現代日本の高校が舞台。2次元キャラクター「リリエル」をこよなく愛する漫画研究部部長・奥村正宗が、リリエルのコスプレイヤーである天乃リリサと出会うことから始まる物語。リリエルコスのROM(CD-ROMでの写真集)制作や、文化祭でのコスプレ喫茶運営などで関係を深めていく中、有名なプロレイヤー「コスプレ四天王」や、奥村の幼なじみのモデル・橘美花莉、生徒会長・瀧翠理など、多彩なキャラクターを加えながらストーリーが展開していく。本作は、コスプレ文化を題材とした青春ラブコメディであり、実在のコスプレイヤーからのアドバイスや、実際にイベントを見ることで、コスプレ衣装や撮影技法などがリアルに描写されている点が特徴となっている。なお、作者はアシスタントを使用せず、デジタル作画により一人で制作を行っている。集英社「少年ジャンプ+」2019年6月15日より連載。2020年に「次にくるマンガ大賞2020」Webマンガ部門の第4位に選出された。テレビアニメ化もされ、2024年7月から12月まで放送された。