特定の分野に詳しく、その分野を深く愛しているという観点から、今回はアニメやマンガやゲーム以外にも、家電が好きなオタク女子も取り上げてみた。様々なオタク女子が登場するマンガをご紹介する。
ひと昔前は一部の人たちが楽しんでいたオタク文化であったが、最近は一般的になりつつあり、オタクが登場するマンガ作品も増えている。そこで今回はオタク女子が出てくるマンガを5作紹介する。
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特定の分野に詳しく、その分野を深く愛しているという観点から、今回はアニメやマンガやゲーム以外にも、家電が好きなオタク女子も取り上げてみた。様々なオタク女子が登場するマンガをご紹介する。
お茶くみもろくにできないOL「桃瀬成美」は、様々なジャンルを幅広く嗜むオタクである。子供の頃からの友人で、ゲームオタクの「二藤宏嵩」にだけはオタクである事を打ち明けていた。「成美」にとって「宏嵩」は彼氏よりも分かり合える「オタ友」で、異性という感覚はない。しかし、「宏嵩」からつき合おうと言われ、2人は交際を始める事になるのだった。オタク同士の不器用な恋愛を描いたラブコメディ! ネットスラングが随所に出てくる、タイトル通りのオタク女子のマンガではあるが、ラブは少なめでギャグ部分が多めの作品となっている。
高2の「芹沼花依」はオタク腐女子で、太っていたが、大好きなアニメキャラが亡くなったショックで激やせして美少女になってしまう。そして、やせた途端に同じ高校のイケメン男子4人から好意を寄せられるようになる。しかし、容姿は変わっても中身はオタク腐女子のままで、突然のモテ期到来に困惑するのだった。現実では不可能なほどの変貌を遂げた「花依」だが、男の子同士が仲良くしている姿を見ては妄想するのが大好きであるがために、イケメン4人を振り回し続ける姿が面白く、「花依」のブレることのないオタクっぷりは清々しい。ストーリー展開は暗さが全くなく、ギャグ多めで、他のマンガやアニメのネタが随所に出てくるのでついつい笑ってしまう。オタクならずとも楽しめる作品となっている。
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女癖は悪いが、イケメンエリート社会人「天草亮」は、駅の階段から落ちそうになった所を平凡なオタク女子高生「有村一花」に助けられる。助けてもらったお礼にキスしようかと提案した所、「一花」からハッキリと「気持ち悪い」と言われてしまうが、その言葉をきっかけ「一花」に狂信的な恋をしてしまうのだった。「亮」のストレートな愛情表現を「一花」が常に気持ち悪がり容赦なく罵倒する……。一方通行な恋愛を描いたラブコメディ! 二人の掛け合いが面白くもちょっぴり真面目な恋愛要素も含まれ、ちょっと変わった恋愛マンガが読みたい方にはぜひおススメしたい。
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高1の「姉川高時」は、顔はいいが心の底からアニメオタクで「アニメみたいなコイしたい」と公言していた。そんな彼が、アニメ部所属のコスプレをしたオタク美少女「朝妻世継」と運命的な出会いをする。「高時」は「朝妻」と出会ったことによって、幼馴染の「伊庭猪子」と一緒にアニメ部に入る。そこから、ろくに活動していなかったアニメ部が本格的な活動を始めるのだった。各キャラクターの個性が丁寧に描かれており、独特のギャグセンスや、様々なアニメのパロディを扱っている点も楽しめる要素になっている作品だ。
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29歳で外資系大手清涼飲料メーカーの宣伝部長を務めるエリート「豪徳寺美鈴」は、家電をこよなく愛する家電オタクだった。男性が苦手で、家電に囲まれていれば幸せだった。しかし、そんな自分を変えたいと思うようになり、ある日突然見知らぬ美青年が部屋の中に現れる。なんと、美青年の正体は新しく買った電子レンジだった。次々と「美鈴」の前に人間化した家電が現れるようになり、それぞれに特技を最大限に活かして「美鈴」の手助けをしてくれるのだった。家電を人間化したらこうなるのかと、斬新でありながら楽しく読める作品になっている。読み進めるうちに新しい家電がほしくなってしまうことだろう。
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