登場人物たちが学生の作品では2次元ということもあり、その制服は現実ではあり得ないデザインのものが多くある。王道のブレザーやセーラー服でも、作品を象徴するようなデザインにアレンジされている。しかし可愛いながらも奇抜なデザインの制服も少なくない。今回は制服が変わっているアニメを10作品紹介する。
登場人物たちが通っている学校の制服が少し変わっている作品を紹介。
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登場人物たちが学生の作品では2次元ということもあり、その制服は現実ではあり得ないデザインのものが多くある。王道のブレザーやセーラー服でも、作品を象徴するようなデザインにアレンジされている。しかし可愛いながらも奇抜なデザインの制服も少なくない。今回は制服が変わっているアニメを10作品紹介する。
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「日常ときどきダイビング」のキャッチコピーを掲げた青春作品。アニメは2016年に第1期が放送され、2018年4月からは第2期が放送される。高校進学を機に伊豆に引っ越してきた「大木双葉」は「小日向光」と出会う。海の魅力について語られた「大木双葉」は、「小日向光」に引きずられる形でダイビング部に入部することになった。水にはあまり慣れていなかったが、「小日向光」の励ましもあり、徐々にダイビングの魅力に魅せられつつダイビングスキルを高めていく。その後にダイビング部の「二宮姉弟」とも合流。部の仲間たちと様々な面で交流を深めながら、ダイビングに没頭していく女の子たちの様子が描かれている作品である。ダイビングの魅力を詰め込んだだけでなく、友情や女の子たちの日常についても触れられており、緩やかながらも印象に残る本作。彼女たちの通う高校の制服は海を潜るマーメイドをイメージしたようなワンピースタイプのもので、制服までもが世界観を表現している。「大木双葉」が部のメンバーに少し振り回されながらも少しずつ成長していくさまが映し出されているが、単なる技術や友情だけでなく、バディという命を預ける相手への強い信頼関係を築く過程が丁寧に描写されているのが特徴。個性的な登場人物のおかげで少し笑いながら見られる一作となっている。
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「なもり」による漫画のアニメ作品。アニメは第3期まで放送された大人気百合アニメである。「ごらく部」という何をするわけでもない部活に所属している女子中学生4人の、ときに笑える、のんびりとした日常を描いている。ゆるい百合要素も入っていて、可愛い女の子たちが抱き合ったりするシーンは本当に心が癒される。「ごらく部」以外の女の子たちも多数登場し、それぞれカップリングが決まっている。どの子も可愛いという、目の保養に良いアニメ。主人公なのに影が薄いと言われる「赤座あかり」や元気玉のようなお調子者の「歳納京子」、冷静なツッコミキャラの「船見結衣」、「船見結衣」大好き「吉川ちなつ」。この主に「ごらく部」の4人を中心として物語が展開されているが、生徒会のメンバーや同級生との交流も描かれている。関わる人物ごとに話の印象が変わるため、何気ない日常アニメがどこまでも楽しめるのである。そんな彼女たちが通う学校の制服は構造が特殊で、えんじ色の長袖ワンピースを着た上に、白いセーラー服調のものを着ている。所見ではその構造を把握することは難しい見た目。しかし可愛く人気のある制服。可愛い女の子たちの間で片思いが連鎖する様子が穏やかに進んでいくので、心地よく見られる一作である。
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女性のみが操縦可能な兵器「インフィニット・ストラトス(通称IS)」が誕生し、女性が優位になった時代。これはIS操縦育成学校に入学した男1人と少女たちの物語である。世界でただ1人、男性ながらも「IS」を操縦できる「織斑一夏」は、「IS学園」に入学することになる。学園の女生徒たちと共に「IS」を駆使し、迫り来る敵と戦っていくことに。また、多くの女性陣たちの熱いアプローチも楽しめる、学園ラブコメバトル作品。可愛く個性も強い少女たちが「IS」という兵器で戦うシーンは本作の見所の1つ。小さな身体で大きな機体を操り、強敵たちに立ち向かっていく。可憐ながらも強気な彼女たちの姿勢は、可愛さを忘れないようにされながらも胸を熱くさせてくれるのだ。それぞれの専用機体も精巧に作りこまれており、ロボット好きには堪らない。また、「織斑一夏」を巡っての女子たちの熱い戦いも必見。個性を生かしてアプローチをかけるが、そのたびに個々の特徴が発掘されてどんどん魅力的なキャラクターへと変貌していく。その個性を現す1つとして、制服にも注目してほしい。基礎を同じにして、全員少しずつ違ったデザインになっているのだ。可愛いだけでなく熱いバトルシーンを楽しめ、かつ少女たちの魅力も存分に味わえる作品である。
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「Studio 3Hz」と「アクタス」の共同制作によるオリジナルアニメ。19世紀末の架空の街、ロンドンを舞台に繰り広げられるスパイアクション作品である。19世紀末、「アルビオン国」は革命の結果、東西に分裂された。「アルビオン共和国」と「アルビオン王国」に分割された両国間では、以来10年、各国のスパイが暗躍する影の戦争が続いている。その両国の狭間にある「クイーンズ・メイフェア校」に通う少女5人は、表向きは女子高生であるが、実は「共和国」側のスパイとして「王国」に潜伏していたのだ。それぞれの個性と能力を生かし、ロンドンの街を駆け巡り暗躍するのであった。少女×スパイという一見結びつかないテーマを見事に融合し、アクション作品としての臨場感を備えた仕上がっている本作。少女たちのそれぞれの立場と思いが交差したストーリー展開からは目を離せない。戦いだけでなく、少女たちの生い立ちや悩み、友情も含まれた内容は満足度大。そんな彼女たちが通う学校は、お嬢様たちが通う名門校。普段は優雅な学園生活を営んでおり、その制服姿はお嬢様そのもの。白と黒を基調としたドレスのような制服で、その姿からスパイとは到底思えないような様相である。可愛いだけではない、重厚感のある少女たちの華麗な活躍を楽しめる一作だ。
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「佐島勤」によるライトノベル原作のアニメ。原作の発行部数は720万部を超える大人気作品となっている。かつては「超能力」と呼ばれていた、先天的な能力を「魔法」という言葉で一括りとされている世界。そこでは強力な「魔法技能師」は国の力とされていた。「四葉家」の次期当主候補として縛られている、エリートの道を約束された「一科生」の妹、そしてそのガーディアンとして束縛されている、補欠要員「二科生」の兄が、学園生活を通じて自由を手にしようとする物語である。魔法を科学的に体系化されたものと位置付けている本作は、どこかSFを思わせるものとなっている。穏やかな学生生活かと思えば、裏に隠された国内の魔法師集団「十師族」同士の陰謀が顔を覗かせ、物語が進むに連れてスケールが大きくなっていく。次々に暴かれていく陰謀と、それに翻弄されながらも自由を望み奮闘してく学生たちの活躍は胸が熱くなる。「司波達也」と「司波深雪」の成長についても描かれており、2人の立場や心境の変化なども垣間見れる。2人の通う学校は「魔法技能師」を養成する学校で、その制服はかなり奇抜。女子の制服は白のワンピースを基調に、それぞれの得意魔法を象徴したレース調のものがあしらってある。可憐なデザインとなっているが、クールに魔法を使うシーンではどこか気品をも感じさせる。これまでの魔法を使う学生たちの作品と一味違う一作だ。
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「貴志祐介」によるサイエンス・ファンタジー小説が原作の作品。原作は第29回日本SF大賞を受賞している。アニメ版のキャッチコピーは「偽りの神に抗え。」。舞台は1000年後の日本である。「呪力」という超能力を備えた人類、平和に過ごしていた「渡辺早季」らは1000年前に文明が滅んでから、至る現在までの禁断の歴史を知ってしまう。禁断の知識を知った罰として「呪力」を凍結されてしまう「渡辺早季」ら5人であったが、そこからそれまでの日常は変わっていってしまった。これまでの日常が偽りであったかのように崩壊した少年少女の迎える結末は、希望のあるものなのだろうか。物語は「渡辺早季」らが12歳、14歳、26歳のときの3つに分けられて展開されていく。非常に独特な世界観を備えており、どこか不気味な要素も含んでいる。原作に忠実な作りになっており、その雰囲気はアニメにおいても再現されている。精巧に作りこまれた設定と世界観に心を掴まれるのは時間の問題であり、一度その魅力に気付けば没頭してしまう。そしてキャッチコピーの意味に気付いたとき、本作の全体像を見たような錯覚に陥るであろう。小説を先に読むか、アニメを先に見るか、どちらを先に見ても十分に楽しめる作品である。
「P.A.WORKS」制作によるオリジナルアニメ。かつて全ての人間たちは海の中で生活をしていた。しかし、いつしか陸に上がる人間が現れ始め、やがて世界は海と陸とに分かれてしまった。海の街「汐鹿生」で生活してる4人の少年少女は、陸の世界の学校に通うようになる。地上の学校で出会った少年との交流を通して、4人は海と陸の人間たちの溝に直面、その問題に対して疑問を抱くようになった。そんな折に4人は海で災害に見舞われてしまう。そしてときは経ち5年後。それぞれの5年が経った世界は、それまでとはまるで違った世界に成り果てていた。災害以降、姿を消してしまった仲間を助けようとする者、記憶を失い5年の歳月が経った世界を受け入れられない者、海と陸を隔てる問題に立ち向かおうとする者、様々な思いを抱えた少年少女たちの行き着く先は。幻想的な世界観を備えており、そこに詰められた内容は非常に多彩な本作。目の前に蔓延る問題に疑問を抱きながらも、それぞれの心情は複雑に入り乱れ、どこか儚さを含んでいる。そして大きな特徴は、物語が大きく2つに分けられること。ある年の夏とその5年後の世界であり、共通の問題を抱えながらも全く違った世界へと変化している。どこか儚さを感じさせつつも、少年少女たちの等身大の思いが赤裸々に描かれた、胸に染み渡る物語だ。
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主人公「丈槍由紀」ら女子高生たちが住む街、そして学校は、突如としてゾンビに襲われた。人間をゾンビに変えてしまう感染症が蔓延し、皆ゾンビとなってしまったのである。生存者はごくわずか。その中で少女たちは「巡ヶ丘学院高等学校」に立て籠り、なんとか生き延びようと試みる。学校で息を潜めるように生活する少女たちだが、「丈槍由紀」は何故かそのことを認識していない様子である。周りの3人はその調子に合わせつつ生活するが、果たして彼女たちの運命は。一見、可愛い女の子たちの心温まる学校生活を映し出した作品かと思わせる本作だが、ホラー要素を含んだ全く新しい作品となっている。少女たちが笑顔で過ごしているシーンは心温まるものであるが、緊迫したシーンになると印象は一転、本格派のホラー作品へと顔を変える。日々を精一杯生きることの大事さを感じさせてくれる少女たちの様子がありありと伝わってくるようだ。臨場感溢れる演出と、危機的状況に曝された少女たちの様子からは目が離せなくなってしまう。しかしその中でも心温まるエピソードが盛り込まれており、ただ怖いだけの物語ではない。可愛いと怖いが混在した、何とも不思議な一作であるが、必ず楽しめる一作である。
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「アトラス」より発売されたPlayStation2用のゲームソフトを原作とした作品。ゲーム原作のファンにも歓迎されるように隅々まで配慮して作られており、演出や雰囲気などを忠実に再現している。そのため、他の作品とは一風変わった特徴的な演出が多様されている。本作の主人公「鳴上悠」が転校してきた土地には「マヨナカテレビ」という、とある噂が広まっていた。その真相を確かめようと「鳴上悠」「花村陽介」「里中千枝」は行動したところ、テレビの中に異世界があることを発見。異世界の存在、現実世界での事件との関連性などを調べてくうちに、彼らが知った真実とは。原作に忠実に作られていることが特徴の本作。様々な演出が原作のゲームに則ったものとなっており、アニメを通してゲームをプレイするのと同じ体験ができるようにとの意図が込められて仕上げられた。演出から楽曲に至るまで全体的にスタイリッシュな作風で統一されているが、それは「鳴上悠」らが通う高校の制服にまで及んでいる。男子の制服、学ランの襟の部分や、女子のスカートはチェック柄になっており、その他着こなし方で個性を表現。細部に至るまで緻密に練り上げられた本作は、一度視聴すると病みつきになるであろう。「マヨナカテレビ」の謎に迫りつつも人の心の闇について触れた、生々しいテーマを扱いながらも洗練された世界観を楽しめる作品。
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「週刊少年ジャンプ」にて連載されていた学園ラブコメ作品。アニメは2014年に第1期、2015年に第2期が放送された。「一条楽」は10年前に1つの約束を交わした女の子がいた。2人を繋ぐものは「鍵」。高校生となった彼は「桐崎千棘」と出会い、親の命令で交際を命じられた。渋々偽造カップルを演じていたが、次第に「桐崎千棘」がかつての約束の少女なのでは、と疑念を抱くように。しかし片思いしている「小野寺小咲」はかつての約束をした少女が持っていた「鍵」を持っているではないか。果たしてかつての少女は一体誰なのか。1人の運命の人を探すために登場人物全員が奔走する本作。何人もの少女がそれらしき要素を持っているのだが、誰が本物なのかは最後まで分からない。自分たちの思いも交差した高校生の少年少女たちの等身大の恋愛模様は、甘酸っぱく胸がキュンとしてしまう。さらに、1人少女が増えれば恋愛関係も複雑になっていき、その真相がどんどん気になってしまうのだ。主人公の「一条楽」と少女たちが通う学校の制服は一見普通の学ランとセーラー服だが、女子のネクタイがやたらと長いのが特徴的。くるくる動き回る少女たちに合わせてヒラヒラと画面上を舞っている。徐々に心の距離が迫っていく心理描写に胸を躍らされる一作。
888 Pt.
51 Pt.
91 Pt.
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