ひたむきな部活のシーンと、何気ないクラスの日常シーンの両方が描かれてるとリアル感が増してさらに面白い。こんなのあり得ないだろ、と思いながらもどこか羨ましい世界が広がっている。
四月! 新しい学校生活がスタートする季節に、ぜひ読みたい部活マンガを集めてみた。実際にその部に興味を持つのも良し、ひたむきに頑張る主人公達から勇気をもらうのも良しのアツい部活ライフを楽しもう!
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ひたむきな部活のシーンと、何気ないクラスの日常シーンの両方が描かれてるとリアル感が増してさらに面白い。こんなのあり得ないだろ、と思いながらもどこか羨ましい世界が広がっている。
今年創部されたばかりの野球部――。強気の女監督「百枝まりあ」はそこに集まった1年生だけで甲子園を目指すと豪語する! 気弱で根暗と主人公らしからぬ投手「三橋廉」、頭脳明晰だが短気の捕手「阿部隆也」をはじめとする「西浦高校」メンバーは、甲子園の土を踏めるのか? 必殺技のような派手な描写はなく、リアルな野球が読者を引き込む。野球を通して成長する彼らの姿が丁寧に描かれており、読後は青春時代に戻りたくなってしまいそうな、キラキラした青春マンガである。
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気持ちを歌声に乗せ、届け! 君の元へ。中学校の合唱部に入部した「蒼井由多香」。彼のピュア過ぎるキャラクターと、その透き通るボーイズソプラノが周りの人を動かしてゆく。作中溢れている「音」の表現が素晴らしく、マンガでありながら色々な音が聞こえてくるようである。学生時代、合唱経験がある人ならだれもが懐かしく思う練習風景や、数々の名曲が登場し懐かしくなる一方、ボーイズソプラノという、いつかは失われてしまう儚い現実を描く作品。
アニメオタクの高校生「小野田坂道」は、毎週、秋葉原までの往復90キロをママチャリで通っていたのだった! その脚力を買われ、自転車競技部へ入る事になった「坂道」、その才能は坂道でいかんなく発揮される! 個性派のメンバーと、次々に現れる強豪校、しかし「坂道」のアニメ愛は全くブレない。自転車競技とアニメ愛の「二兎を追う」、ニュータイプ主人公の成長と活躍が楽しい。自転車競技に詳しくない方でも、自転車の魅力が伝わるような分かりやすい説明がされており、アツくさせてくれる作品だ。
受験ノイローゼから逃げる様に田舎の農業高校へ入学した「八軒勇吾」。クラスメイトの「御影アキ」が馬に乗っている真剣な姿にときめいた彼は馬術部へ入る。しかし、一見華やかな馬術部は、早起き・休みなし・体力的にキツいというかなりハードな部だったのだ。全くの素人の「八軒」の目を通して見る馬との付き合い方や、乗馬競技のルールなど、あまり知られていない乗馬の世界を知ることができる。
高校3年間孤独に過ごし何の思い出もなかった「今村金一郎」は、卒業式の日に階段から落ち、目を覚ますと、3年前の高校の入学式の日にタイムスリップしていた! 彼はこの2周目の高校生活で廃部寸前の応援団に入り、前とは違う人生を歩き始める。不器用な彼が部員の獲得に奔走したり、ハードな練習をこなしたり、勇気を振り絞って変わろうとする不器用で痛々しい姿に泣き笑い必至だ。部活マンガとしての熱さと、高校生活のリアルな苦さもよく表現されており、精一杯応援する姿は心動かされる。
21 Pt.
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