見習い魔女である木幡真琴は15歳になると、魔女のしきたりに従い横浜の家を出て青森県弘前市へとやってきた。弘前市は自然豊かで魔女たちが好むといわれ、真琴以外にも魔女が住んでいる。彼女はそんな弘前市にある親戚の家に居候し、高校へ通うことになった。見習い魔女として修業しながら、多くの人と出会い交流していく真琴。青森県弘前市へ到着するとすぐに、居候先の住人である倉本圭と再会する。真琴は極度の方向音痴なため、家に着けないのではないかと圭が迎えにやってきたのだ。圭に連れられ居候先へとたどり着いた真琴。そして、圭の妹である千夏と出会う。千夏は幼い頃会ったきりだったため、真琴のことは覚えていなかった。真琴が魔女だと知らない千夏は、猫であるチトと会話している真琴を警戒する。そんな千夏だったが、日用品を揃えたいという真琴に付き合い二人で買い物に行くことに。一緒に過ごしているうちに次第と警戒を緩める千夏。ホウキに乗せてもらい空を飛ぶと、最初の警戒心が嘘だったかのように心ときめかせる。ホウキに乗って家へ帰る途中、圭の幼馴染で同級生の石渡那央に目撃されてしまう。真琴の姿を受け入れられず放心状態になる那央。今後の高校生活はどうなってしまうのか__。
木幡 真琴(こわた まこと)/CV: 篠田 みなみ
本作の主人公。マイペースで方向音痴な新米魔女。15歳になったのを期に、横浜から青森県弘前市の高校へと引っ越す。高い才能を持った姉とは違うが、高度な魔術薬をあっさり製薬してしまうなど、その片鱗を見せることもある(ただし違う薬の効果がでた)。現在倉本家に居候中。
チト/CV:芽野 愛衣
真琴の使い魔であるオスの黒猫。人の言葉が分かるため「太った?」と言うと怒ったりする。年齢が17歳で真琴よりも年上。頭がよく、冷静でいたずら好き。
倉本 圭(くらもと けい)/CV:菅原 慎介
真琴のはとこであり、千夏の兄。実家の家業からか食材に関する知識が豊富で、料理が得意。真琴とはクラスメイト。
倉本 千夏(くらもと ちなつ)/CV:鈴木 絵里
好奇心旺盛な小学生。真琴に出会ったことで魔女に憧れを抱き、後に茜に弟子入りをした魔女見習い。
木幡 茜(こわた あかね)/CV:葵井 歌菜
自由奔放な性格だが、長距離の瞬間移動を楽々使いこなすほど魔術の才能が高い。高校を中退して以降世界中を旅している。時折倉本家へ帰ってきて、徐々に居座るようになってきた。
ケニー/CV:佐倉 綾音
茜の使い魔のシャム猫。人類学、考古学に詳しい。チトよりも年上で穏やかな性格をしている。
石渡 なお(いしわたり なお)/CV:三上 枝織
真琴と圭のクラスメイト。圭とは幼馴染。おしゃれに気を遣っている。家の仕事の手伝いをしてお小遣いをもらっている。
椎名 杏子(しいな あんず)/CV:井口 裕香
考古学が趣味で、ケニーの弟子。母が務める喫茶「コンクルシオ」の店員として働くこともある魔女。古い建造物などが好き。