主人公「モンキー・D・ルフィ」が、「海賊王」を目指し仲間と共に冒険を繰り広げる人気アニメ『ONE PIECE』。今回はそんな『ONE PIECE』のTVシリーズ及び劇場版の中から、キャラクターによる歌唱が盛り込まれているシーンをいくつかピックアップしたので、曲名と共にそれぞれご紹介しよう。
アニメ『ONE PIECE』の中でキャラクターが歌っているシーンをご紹介。
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主人公「モンキー・D・ルフィ」が、「海賊王」を目指し仲間と共に冒険を繰り広げる人気アニメ『ONE PIECE』。今回はそんな『ONE PIECE』のTVシリーズ及び劇場版の中から、キャラクターによる歌唱が盛り込まれているシーンをいくつかピックアップしたので、曲名と共にそれぞれご紹介しよう。
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TVシリーズの第258話、「ウォーターセブン編」において、「ウソップ」扮する「そげキング」が初めて登場した際に流れた曲であり、歌うのはもちろん「そげキング」こと「ウソップ」。懐かしのヒーローアニメを彷彿とさせるようなアップテンポな曲調をしており、歌唱の仕方もそれに合わせるようにどこか大胆。「狙撃戦士 そげキング」というタイトルと共に突如歌が始まり、まるで特撮映画さながらなミュージックビデオが1分間以上流れるという演出がなされていた。「そげキング(ヒーロー)のうた」とタイトルにあるように、歌の歌詞は専ら「そげキング」の狙撃の腕が如何に凄いのかを歌ったものとなっているのだが、そうして歌っておいて、結局最後は「それ逃げろ」という言葉で締め括っているのだから面白い。危険そうな事に関してはすぐに弱腰になってしまう彼の本質は、「そげキング」を装った所で変わらなかったという事だろうか。
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本作のファンなら誰もが知っている有名な曲であり、「スリラーバーク編」終盤の第380話において、約3分間以上にも渡って流れた歌。音楽家「ブルック」のピアノの伴奏に合わせて「ルフィ」達海賊が大合唱するというシーンで使われ、「ブルック」の過去ともリンクしながら、大海原を行く海賊の陽気で力強い様子が歌われている。合唱というだけあって曲中では色々な人が歌を歌っているのだが、もちろん「ブルック」のソロを始め「ルフィ」や「ウソップ」、「チョッパー」など他メンバーの歌声もきちんと確認する事が可能だ。ちなみに、「ビンクスの酒」が作中に初めて登場したのは「スリラーバーク編」の序盤で、こちらでも「ブルック」が1番目の歌詞だけ歌っている。合唱の時とは違ってスローテンポな曲調になっているので、「ブルック」の伸びやかな歌声を聴く事ができるだろう。
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「魚人島編」の序盤第520話において、「ソウルキング」こと「ブルック」のコンサートで歌われた曲。ライブ会場に乗り込んできた海軍を前に、最後の一曲として「ブルック」が披露したナンバーであり、2年間離れ離れになっていた「ルフィ」や仲間達への想いを歌った歌となっている。どこか昔のアメリカンポップスを思わせるようなノリの良い曲調は、「ブルック」の持つ抜群の歌唱力や表現力と相まってとても耳に馴染み易い。「ソウルキング」としてコンサートを開く程に人気となったのも頷けるというものだろう。ちなみに、コンサートの冒頭では「ブルック」自身の事を歌った「骨 to be wild(ボーントゥビーワイルド)」という曲も披露している。あの往年の名曲を彷彿とさせるようなタイトルだが、ボーンを骨と表記する辺り「ブルック」らしい洒落っ気が感じられて面白い。
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劇場版の『ONE PIECE FILM Z』において、元海軍本部大将「青雉」こと「クザン」が歌った曲。「NEO海軍」を率いる「ゼット」の歌声でも流れたこの曲は、死に行く海兵達を讃え弔うような意味合いの楽曲となっており、「クザン」は作中、元海軍だった「ゼット」のかつての教え子達が眠る墓標の前で、この曲を口ずさんでいる。あまり歌を歌うイメージ浮かばない、という人も多いだろう程に、普段クールでどこか飄々とした雰囲気を持っている「クザン」。劇中でのこのシーンは、そんな彼の歌声が聴ける貴重な瞬間になっていると言える。
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劇場版『ONE PIECE FILM GOLD』のオープニングにて、本作のオリジナルキャラクターである「カリーナ」と「テゾーロ」が歌った曲。世界最大のエンターテインメントシティ「グラン・テゾーロ」のオーナーである「テゾーロ」が、自ら主役としてステージに立つ「GOLD STELLA SHOW(ゴールドステラショー)」。そのショーミュージックとして、煌びやかなライトやステージ、バックダンサー達と共にゴージャス感たっぷりに披露していた。総合プロデューサーとして制作に携わった原作者の「尾田栄一郎」氏は、このシーンは映画音楽のような雰囲気を目指して拘り抜いたらしく、監督「宮元宏彰」氏と脚本の「黒岩勉」氏も作中の注目シーンとしてこのオープニングを挙げている。そんな彼らの想いがたくさん詰まったこのシーンは、本作の幕開けにとても相応しい完成度を誇っているので、ぜひ一度その目で見て貰いたい。
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