『ONE PIECE』で声優を務めた男性芸能人123 Pt.

人気アニメ『ONE PIECE』で声優を務めた男性芸能人をご紹介。

作成日時:2017-06-13 16:00 執筆者:マンガペディア公式

『ONE PIECE』で声優を務めた男性芸能人

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概要

主人公「モンキー・D・ルフィ」が「海賊王」を目指して大海原を旅する海洋冒険ロマン『ONE PIECE』。これまで数々の劇場版やスペシャル版が制作された本作では、幾人もの芸能人や著名人らがそれらの作品で声優を務めている。そこで今回は、そんな人気アニメ『ONE PIECE』の劇場版において、声優出演を果たした男性芸能人を作品と共に何名かご紹介しよう。

『ONE PIECE 呪われた聖剣』より「中村獅童」

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2004年に公開された劇場版の第5作目。美しい巫女の伝説が残る「アスカ島」を舞台に、宝刀である「七星剣」と三つの宝玉を巡る、「ルフィ」達と海軍達の戦いを描いた物語。今作は「ルフィ」の仲間の一人である剣士「ロロノア・ゾロ」をメインに据えたストーリーとなっており、「ゾロ」の幼馴染みの友人として登場する「サガ」を「中村獅童」が演じている。銀髪に褐色の肌を持つ「サガ」は、幼い頃「ゾロ」と同じ剣術道場に通い、自身もまた腕を磨いた剣士。「正義の剣」を極める事を目標としており、幼い頃に「ゾロ」と互いの道を行く事を誓い合ったが、現在は何故か人が変わったように力に固執し、「アスカ島」の島民にとって大切な物である三つの宝玉を「ゾロ」を使って奪わせる。「サガ」はクールな役どころのキャラクターであり、話す際に発する声も落ち着いていて低く、男らしい。普段テレビで見かける「中村獅童」の声とはまた違っている為、「サガ」の声優が彼だと気が付かなかった人も多かった事だろう。

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『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』より「みのもんた」

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2008年に公開された劇場版第9作品目であり、「ルフィ」の仲間「トニートニー・チョッパー」が仲間となる「ドラム島編」を基に制作された作品。内容は、劇場版としてオリジナル要素も加えつつ再構成したものとなっており、原作とは異なったタイミングで「ルフィ」と「チョッパー」が出会うというパラレルワールド的なストーリーとなっている。本作のオリジナル要素としては、原作でも登場した敵「ワポル」に兄が居るという設定が加えられており、そんな兄「ムッシュール」を演じるのが、様々な番組の司会役でお馴染みの「みのもんた」だ。「ムッシュール」は「悪魔の実」である「ノコノコの実」を食べた能力者で、猛毒の胞子を自在に操る事を得意としている男。「ワポル」同様非情な性格をしており、その猛毒の力を何の躊躇いも無く使う非道さ故に、父である「ドラム王国」前国王から国外追放されていたが、弟「ワポル」によって再び王国の地を踏む事となる。普段テレビで見かける「みのもんた」からは、あまり演技云々といったイメージはつかないものだが、本作では「ムッシュール」という、非道でありながらどこか飄々としている難しい役所を難無くこなしている。その演技力も然る事ながら、若干べらんめぇ口調を思わせるセリフの数々も、「みのもんた」の声質ととてもマッチしていて違和感が感じられなかった。

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『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』より「竹中直人」

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2009年に公開された劇場版の第10作品目。原作者の「尾田栄一郎」が製作総指揮を務めた事でも話題となった本作は、「ルフィ」率いる「麦わら海賊団」の面々が、空飛ぶ島「メルヴィユ」にて大冒険を繰り広げるというストーリー。仲間の一人である「ナミ」が伝説の大海賊「金獅子のシキ」によって攫われた事が冒険のきっかけとなっており、その「シキ」を演じるのが、ベテラン俳優の「竹中直人」である。「金獅子海賊団」を率いる「シキ」は、「海賊王」の「ゴールド・ロジャー」と並ぶ程の大海賊であり、触れた物を自在に浮遊させる事のできる「フワフワの実」の能力者。冷酷かつ残虐な性格をしており、古参である「インディゴ」らに対しては情を見せるものの、それ以外の部下や下っ端に対しては情け容赦が無い。しかし、その一方で「インディゴ」達とダンスに興じたり、漫才のようなやり取りを繰り広げるなどコミカルな一面を覗かせる事もある。これまで数々の映画やドラマなどで、シリアスから三枚目までと様々な役柄を演じてきた「竹中直人」なだけあって、「シキ」という男の持つ渋さやコミカルさなどの演じ分けも非常に素晴らしい。その重厚感たっぷりの演技や声質には思わず引き込まれてしまう程だ。

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『ONE PIECE FILM Z』より「香川照之」

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2012年に公開された劇場版第12作目。全海賊の抹殺を目論む「ゼット」率いる「NEO海軍」を敵役に、「ルフィ海賊団」が「新世界」の命運と誇りを賭けた戦いを繰り広げるというストーリー。主人公「ルフィ」の活躍ももちろんの事、元海軍大将「ゼット」の揺ぎない信念や強さ、生き様にスポットを当てて描いた内容にもなっている。「ゼット」には、海兵時代から付き従っている腹心の部下が二人おり、その内の一人、派手な忍者風の衣装を纏っている「ビンズ」という男を、ドラマ「半沢直樹」でお馴染みのベテラン俳優「香川照之」が演じている。「ビンズ」は、植物の成長を促し自在に操る「モサモサの実」の能力者で、俊敏な動きと手裏剣を用いた戦い方が、忍者その物を思わせるような人物。「ゼット」を「先生」と呼んで慕っており、忠義を尽くす事を行動理念としている。その特徴的な風貌も然る事ながら、「ビンズ」の印象として強いのはやはり「モサ」というセリフだろう。能力を使う際に発する「モサモサァ!!」という掛け声ももちろんだが、分身の術の如く瞬間移動する時など、至るシーンで「香川照之」による色々な「モサ」を聞く事になる。セリフの半分以上がその言葉で埋め尽くされている状態ではあるが、それでもその「モサ」という言葉一つを様々な感情、状況に合わせて演じ分ける実力は流石としか言いようが無い。

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『ONE PIECE FILM GOLD』より「北大路欣也」

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2016年に公開された劇場版の第13作目であり、カジノやレース、華やかなショーなどで賑わう世界最大のエンターテイメントシティ「グラン・テゾーロ」を舞台に、そこのオーナーであるカジノ王「ギルド・テゾーロ」と「ルフィ」達が繰り広げる戦いを描いた物語。「テゾーロ」の莫大な資産を狙う怪盗「カリーナ」を演じる「満島ひかり」や、「テゾーロ」の部下である「タナカさん」役の「濱田岳」など、実に多彩なキャラクターやゲスト声優がストーリーに華を添えており、その仲でも特に異彩を放っていたのが、伝説のギャンブラーとして名を馳せた「レイズ・マックス」を演じていた大物俳優「北大路欣也」だ。作中の中盤で登場する「マックス」は、「テゾーロ」に嵌められてカジノで大敗し「黄金の牢獄(ゴールドプリズン)」に監禁された中年の男性。非常に低い身長と短い足、大きな顔に細い目とかなり印象的な容姿をしており、その短い足を小刻みに動かして滑るように移動する姿が何とも独特で面白い。しかし、そんな一見三枚目に見える「マックス」だが、「北大路欣也」が声優を務めているだけあってその声はとても渋く、発するセリフの数々にいちいち格好良さを感じてしまう。インパクトの強い見た目と、「北大路欣也」による燻し銀な演技というギャップ故に、非常に印象深いキャラクターとなっていた。

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