2007年~2016年『ONE PIECE』シリーズ映画作品285 Pt.

性別問わず長く愛され続けている『ONE PIECE』。本記事では2007年~2016年に公開された『ONE PIECE』の映画シリーズ作品を紹介する。

作成日時:2017-09-10 11:00 執筆者:マンガペディア公式

2007年~2016年『ONE PIECE』シリーズ映画作品

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概要

2000年に初めて劇場版が登場して以降、これまで多くの映画作品が公開されて来たアニメ『ONE PIECE』。本記事では2007年から2016年までの間に公開された作品をいくつかピックアップ。公開された年代順に5作品だけご紹介して行こう。

『ONE PIECE エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』

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2007年に公開された劇場版第8作品目で、シリーズ本編でも描かれた「アラバスタ編」を新たに構成、制作したもの。国の反乱を止めると言う王女「ビビ」と共に、彼女の故郷である「アラバスタ王国」へと足を踏み入れた「ルフィ」達。砂漠の国である「アラバスタ王国」は、名君である「ネフェルタリ・コブラ」の元で長年平和な生活が続いていたのだが、「王下七武海」である海賊「サー・クロコダイル」が暗躍した所為で、国王に対する国民の不信感が募りとうとう反乱軍が王を打ち倒そうとする動きまで出てきていた。そんな国の危機を救うべく行動する「ビビ」と「ルフィ」達。すると「ルフィ」達の動きを察知した「クロコダイル」が彼らの前に姿を現す……。映画に合わせて一から制作された為に、原作やアニメ版とはまた違った描かれ方で展開される本作。大筋の流れは変わらないが、通常では「ルフィ」「ゾロ」「ナミ」「ウソップ」が捕まってしまう「レインディナーズ」での描写が無かったり、「ルフィ」の兄「エース」や海兵である「スモーカー」や「たしぎ」といった面々の登場も描かれないなど、変更されている要素がいくつか存在する。とは言え、「王国親衛隊」である「ペル」が国を守る為に爆弾を抱えて飛び去るシーンや、「クロコダイル」と「ルフィ」の死闘など、原作でも見られた胸が熱くなる要素はそのまま描かれているので、「アラバスタ編」がどういったものかを知るには本作は持って来いの作品だと言える。

『ONE PIECE THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜』

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2008年に公開された劇場版第9作目で、原作でも描かれた「ドラム島編」をオリジナル要素も加えつつ新たに構成、制作したもの。映画版の要素として、原作にも登場した「ドラム王国」の王「ワポル」の兄「ムシュール」がオリジナルキャラクターとして加わり、「麦わら海賊団」が「ドラム」を訪れるタイミングも原作における「エニエスロビー編」が終了した頃へと変更されている。「偉大なる航路(グランドライン)」を航海中の「ルフィ」率いる「麦わら海賊団」は、航海士である「ナミ」が謎の高熱に侵された為、医師を求めて一路「ドラム島」へと船を進める。島に上陸を果たした「ルフィ」達ではあったが、島の護衛団で団長を務めている「ドルトン」の話を聞くに、現在この国には医師と呼べる者がおらず、国王不在の城に魔女が一人住んでいるだけだという。「ナミ」の病気を治す手立てがその人物にある事を知った「ルフィ」は、仲間の「サンジ」と共に城がある「ドラムロック」を目指すが、その同時刻、国を捨てたはずの王「ワポル」とその兄「ムシュール」が、再び王国の支配をするべく「ドラム島」へと姿を現していた……。原作における「エニエスロビー編」で船医である「チョッパー」が仲間になっていなかった、というパラレルワールドが描かれている本作。原作ではまだ仲間になっていなかった「ロビン」や登場すらしていなかった「フランキー」の存在、映画オリジナルキャラクターである「ムシュール」と彼の持つ能力など、パラレルならではのいくつかの要素が組み合わさり、作中では原作やアニメ版とはまた違った展開が楽しめるようになっている。もちろん、「チョッパー」や彼の恩人である「Dr.ヒルルク」や「Dr.くれは」とのエピソードなど、原作で感動を呼んだ要素もきちんと描かれているので、こちらはこちらでもう一つの「ドラム島編」として十分にストーリーを堪能する事ができるだろう。

『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』

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2009年に公開された劇場版第10作目であり、原作者の「尾田栄一郎」が製作総指揮を務めた事でも話題を呼んだ作品。ある日の航海中、ひょんな事から伝説の大海賊である「金獅子のシキ」と出会った「ルフィ」達一行。「ナミ」の気象センスに目を付けた「シキ」の能力によって、空飛ぶ島「メルヴィユ」へと散り散りに落とされてしまった「麦わら海賊団」の面々は、攫われた「ナミ」を救うべく凶暴な生物達が蠢くその島で命を賭けたサバイバルをする事になってしまう。しかし「シキ」の魔の手は「ナミ」のみならず、「ルフィ」達の故郷である「東の海(イーストブルー)」にも迫っていた。一度は再会した「ナミ」を再び「シキ」に奪われ、「シキ」の狙いを知った「ルフィ」達は、仲間を奪還する為、そして故郷を守る為、「シキ」率いる「金獅子海賊団」へと戦いを挑んで行く……。興行収入は48億円をも突破したという本作。「メルヴィユ」での冒険や「ナミ」の仲間に対する想い、伝説の海賊である「シキ」と「ルフィ」の死闘など、原作者の「尾田栄一郎」がストーリーを描いただけありその見どころは挙げ出したら切りが無い程であるが、敢えて一つを紹介するとしたら、『ONE PIECE』作品では珍しく「ルフィ」達「麦わら海賊団」が皆正装に身を包み、「シキ」率いる「海賊連合」へと殴り込みをかけるシーンだろうか。任侠ものを彷彿とさせるそのシーンは本当に印象深く、仲間達が居並ぶ奥から船長である「ルフィ」が姿を現す瞬間はまさに鳥肌ものである。普段とはまた違ったかっこ良さを見せてくれる名場面なので、是非一度その目で確かめて欲しい。

『ONE PIECE FILM Z』

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2012年に公開された劇場版第12作目であり、原作者の「尾田栄一郎」が総合プロデュースを務め、放送作家である「鈴木おさむ」が脚本を手掛けた事でも知られる作品。航海中、気を失ったまま海を漂流している一人の男を助けた「ルフィ」達。「チョッパー」の看病もあって目を覚ましたその男「ゼット」だったが、「ルフィ」達が海賊と知るや否や有無を言わさず攻撃を仕掛けて来る。自身を「NEO海軍」と名乗る「ゼット」と、彼を迎えにやって来た部下達によって窮地に追いやられた「ルフィ」や仲間達。一時戦線離脱するも、「ゼット」の部下である「アイン」の能力を受け子供に戻ってしまった「ナミ」や「チョッパー」を戻す為、そして「ゼット」との決着をつける為「ルフィ」達は再戦を心に誓う。そうして、事は「偉大なる航路(グランドライン)」の命運を賭けた大きな戦いへと発展して行くのだった……。本作の特徴の一つとして挙げられるのが、『ONE PIECE』には珍しく敵側のキャラクターにスポットを当てた内容になっているという事。元海軍大将という立場でありながら、全ての海賊を根絶やしにする為に「偉大なる航路」の壊滅を目論む「ゼット」。目的の為なら罪の無い一般市民を巻き込む事も厭わないという考えではあるが、その根底にあるのは強い正義感であり、内に秘める確固たる信念は決して揺らぐ事が無い。作中ではそんな「ゼット」がある種ダークヒーローのような立ち位置で描かれており、終盤で展開される「ルフィ」と「ゼット」による決闘も、悪を爽快にぶっ飛ばすという決着のつけ方が多い『ONE PIECE』では余り類を見ない、ある種泥臭くもあり男臭さもある拳と拳のぶつかり合いが繰り広げられている。また、そうして訪れるクライマックスにおいても「ゼット」という男の生き様が非常にかっこ良く描かれており、敵ながらその男らしさにはグッと来てしまうものがあった。

『ONE PIECE FILM GOLD』

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2016年に公開された劇場版第13作目であり、前作に引き続き「尾田栄一郎」が総合プロデュースを務めた事でも有名な作品。カジノやアトラクションなどで華やぐ世界最大のエンターテイメントシティ「グラン・テゾーロ」へとやって来た「麦わら海賊団」の一行。煌びやかな世界に胸躍らせ、レースやギャンブルにと満喫していた「ルフィ」達は、案内役の「バカラ」から高額のギャンブルに挑戦できるというVIPルームに招待され、そこで「グラン・テゾーロ」のオーナーである「ギルド・テゾーロ」と対面する。「テゾーロ」から、勝てば賭け金10倍負ければ全額損失というハイリターンハイリスクのスペシャルギャンブルを持ちかけられた「ルフィ」達。それまで「ルフィ」の強運によってあらゆるギャンブルに勝ち続けていた一行は、勝利を信じてその申し出を快諾するが、それはこれから始まる自由を賭けた戦いへのほんの始まりに過ぎなかったのだった……。本作における見どころの一つとして、物語中盤から終盤にかけて展開される頭脳戦の様子が挙げられる。捕えられた「ゾロ」を救う為、「テゾーロ一味」の一人である「カリーナ」と手を組み、通称「テゾーロマネー」という大金を盗み出すという作戦を決行するのだが、その先に待つ予想外のどんでん返しがなかなかに爽快で面白い。もちろんその後に展開される「テゾーロ一味」対「麦わら海賊団」の戦いも迫力満載で実に胸を熱くさせるものの、『ONE PIECE』作品でも珍しい頭脳戦をメインとしたシーンは印象深く、それまでの『ONE PIECE』ともまた違った楽しみを得る事ができる。また、本作では「カリーナ」役の「満島ひかり」を始め、主要キャラからちょいキャラまで実に様々な芸能人がゲスト声優として参加しているので、誰がどのキャラクターを演じているのか探してみるのも楽しいかもしれない。

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