戦うお兄ちゃんヒーロー703 Pt.

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10年前、突如起こった大災害によって世界は滅亡の危機となった。その後、残された人類の中から次々に「オーダー」と呼ばれる特殊な能力を持った存在が現れる。主人公の「星宮エイジ」は、その「オーダー」の一人だが、ただの「オーダー」ではない。10年前、当時流行っていた「ダイアクジャー」に憧れていた「エイジ」は、謎の少女「DAISY」と出会い、最強の「オーダー」を手に入れたのだ。そして、世界を滅亡の危機にした張本人でもある。しかし、大災害によって大事な妹「星宮瀬奈」が、病院から出ることの出来ない体となってしまっていた。責任を感じた「エイジ」は、妹を守るため、そして妹を治す「オーダー」を探すため、新世界確立をもくろむ「太宰府政庁」と手を組み、世界を敵に回し戦争を巻き起こすのだった。大事な妹の体を治すため、兄は世界を敵に回し戦うのである。

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人間に害をなす存在である「妖夢」の退治を生業としている「異界士」。「異界士」の中でも、「名瀬家」という名門の家系がある。当主は長女の「名瀬泉」が治めており、弟の「名瀬博臣」と妹の「名瀬美月」も「異界士」として修行をしていた。弟の「博臣」は、妹の「美月」を溺愛しており、度を超す程のシスコンである。妹の「美月」からは邪険にされてしまうが、めげずに兄として日々接している。その愛情は妹を危険な現場には連れていかない程なのだが、「神原秋人」の事件ではこっそりついてくる「美月」に気付くことが出来ず、妹に危険が迫ってしまう。その時、「博臣」がした事は、妹に結界を張り妹の安全を確保すること。自分の命が危機にあったとしても、妹の安全を優先してしまうという兄らしいかっこよさを見せていた。そのうえ、退治対象となっていた「神原秋人」と友人になってしまう程、お人好しさも覗かせた。

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約30年前に現れ、「第一種災害指定異来生物」として地球を襲ってきた「アンノウン」。緊急対応としてコールドスリープされていた子供達は、「世界」と呼ばれる特殊な能力を持って目を覚ました。彼らは「アンノウン」に対する唯一の戦力である。子供達に発現した「世界」をまとめた「南関東防衛機構」が組織され、人類は「アンノウン」と戦っている。東京・神奈川・千葉の3都市で防衛戦を張っており、「千葉都市」は最強の兄妹が治めている。兄の「千種霞」は、「次席」という立場であるが、妹で「主席」の「千種明日葉」の仕事をほぼ引き受けている。普段は仲が悪そうに見えるが、妹のピンチには一番に駆けつけ、妹の身は一番に守るシスコンぶりを見せている。絶対的最優が妹であり、世の中の真実を知った時も妹の事を一番に考え行動していた。世界を救う事や、ヒーロー的な事など、どんなに面倒な事であっても、妹を優先的に思いやる素晴らしき兄である。

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「VRMMO」を使い、仮想空間を現実に感じる事が出来るゲーム「ソードアート・オンライン」。そのゲームの世界を唯一クリアし、英雄と呼ばれる存在となった「キリト」こと「桐ヶ谷和人」。彼には、血の繋がっていない妹「桐ヶ谷直葉」がいる。「直葉」は、兄の「和人」に淡い恋心を抱いていたが、優しいお兄ちゃんは世界を救った英雄であり、みんなのヒーローである。妹からすれば、誇らしいと共に、近づきにくい存在となってしまった。しかし、二人でいるときは、いつもの優しいお兄ちゃんなのだ。「和人」からしても、「直葉」は大事な妹であり、まさに仲の良い兄妹である。

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「私立直江津高校」に通う「阿良々木暦」は、3年生になる直前の春休みに特殊な体験をし、不死身に近い肉体となった。そして、春休みの事件をきっかけに「怪異」と呼ばれる存在に関する事件に数多く関係する事になる。元々「阿良々木暦」は根っからのお人好しで、困っている人間につい話しかけてしまうのだが、それが原因で「怪異」絡みの事件に巻き込まれてしまう。巻き込まれ体質ではあるものの、関わった全ての事件を結果解決へと導くヒーローのような頼れる存在。妹の「阿良々木火憐」と「阿良々木月火」からすれば、いつもは頼りなさそうに見える兄ではあるものの、二人が事件に巻き込まれた時も、兄が二人の気付かないところで解決してくれていたりと、妹想いの優しい兄だ。

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妹「司波深雪」のボディーガードとして、いつも近くにいる頼れる存在の兄「司波達也」。人間として、兄という立場から見た妹に対する愛情だけが唯一持ち得る感情という事だが、端から見れば兄妹というよりもどこか恋人のように見えてしまう。「国立魔法大学付属第一高等学校」に通う二人の周りには、様々な事件が巻き起こるが、「達也」の活躍によって、多くの組織が壊滅させられていく。その壊滅していった組織の共通点は、妹「深雪」に手を出してしまった事という、全てにおいて妹を守る事を最優先に動く「達也」からすれば、学校や世界を救う事はオマケでしかない。「達也」からすれば、「司波深雪」は「達也」にとっての逆鱗なのだ。妹想いの良き兄である。

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母の死をきっかけに、「エリア11」へと亡命してきた兄「ルルーシュ・ランペルージ」と妹の「ナナリー・ランペルージ」。妹の「ナナリー」は、母の事件をきっかけに足と目が不自由になってしまったが、亡命先で慎ましく暮らしていた。ある日、大国で祖国の「ブリタニア帝国」が「エリア11」に攻め込んで来た際に、「ルルーシュ」は、謎の少女「C.C.」と出会い、「ギアス」という能力を手に入れた。「ルルーシュ」は、「ギアス」の能力を使い、祖国の「ブリタニア帝国」を倒し、妹と一緒に静かな世界で暮らしたいと考えたのである。そして実行した「ルルーシュ」は、「黒の騎士団」を結成し、「ゼロ」と名乗り世界を作り替える為の戦争を始めるのであった。そこまでするのかと思うところだが、「ルルーシュ」としては、妹「ナナリー」の為なら世界を敵に回してでも手に入れたい願いなのである。