タイトルの影鰐は、島根県沖の方でいたとされる怪魚で、サメのような尾びれを持ち、船乗りを襲っていたと伝えられている。江戸時代の奇談集「絵本百物語」に記載された話である。タイトルとの関係性は不明だが、作中ででてくるUMAは、世界の各地でいたとされる民間伝承が元になっていることが多い。
2015年10月より『影鰐-KAGEWANI- 』が、そしてこの4月から『影鰐-KAGEWANI-承』のテレビ放送が始まりました。
その内容は、大学の教授であり生物学者でもある主人公、番場 宗介(ばんば そうすけ)が日本に出没するUMA(謎の未確認動物、作中では【奇獣】と呼ばれる)の謎を探るといった短編アニメとなっています。
カテゴリとしてはパニックサスペンスとなっており、アニメとしては珍しいジャンルとなっています。
出典:影鰐-KAGEWANI-
タイトルの影鰐は、島根県沖の方でいたとされる怪魚で、サメのような尾びれを持ち、船乗りを襲っていたと伝えられている。江戸時代の奇談集「絵本百物語」に記載された話である。タイトルとの関係性は不明だが、作中ででてくるUMAは、世界の各地でいたとされる民間伝承が元になっていることが多い。
まるで紙芝居のように動くキャラクターたちが独特な世界観を表しています。短編アニメとゆうことで7分50秒しかないアニメですが、この短い中での緊張感の演出がたまりません!
第1話では、巨大なUMAから逃げるユーチューバー?のタケル、途中でメガネを落としてしまい、ぼやける視界..UMAが近くにいるのかどうかもわからないず、持っていたビデオカメラを除くことで安全を確認しようとする..
『俺は助かったんだ!』と喜ぶタケルの前の水面に映る黒い影…
視界のぼやけ方の表現や、メガネの代わりにビデオカメラを使って一部分をとらえるような演出がとても怖かったです。
このアニメは、一見すると一話完結のように思えますが、ライバルである製薬会社のエージェント、木村 雅貴(きむら まさたか)のやりとりや、奇獣が近くにいると、番場の顔の傷が痛むなど、ストーリーとして発展していく要素がちらほら見えてきます。
主人公についても謎が多く、何故、顔に傷があり、UMAと遭遇すると傷が疼くのか?木村との関係など明かされていない部分が多くあります。
また、奇獣たちは共通して黒い血を流しており、これらの要素が最終的にどう関わってくるのかも楽しみの一つ。『影鰐-KAGEWANI-承』では、新たな謎も生まれ、ますます見逃せなくなってきています。
いかがでしたか?
影鰐の魅力に引き込まれましたか?わずか8分程のアニメですので、ちょっとした空き時間に見てみるのもいいですよ。
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