年の差なんて気にしない！年下カレシ漫画5選39 Pt.

甘えん坊!?だけどときには頼もしい？ 年下のカレシに振り回されっぱなしだけど、恋する気持ちは止められない♡　様々なシチュエーションの年下男子5選！

「色気の魔術師」との異名を持つ、加賀やっこが描いた作品。作者自身が長年こよなく愛する「弓道」を題材に、歪んだ愛と究極のフェティシズムを描いている。一枚も二枚も上手の、小憎たらしい年下男子・曜太に、杏は振り回されっぱなし。時に甘く、時に冷たく突き放す、年下のくせに妙に色気のある曜太の手腕は見事なもの。壁ドンならぬ、床ドンも「弓道場」だからなせるワザである。道着の下に隠されたエロティシズムに、どきどきが止まらない。

『久美子&真吾シリーズ』として不定期連載された作品。第一作目は1990年に掲載された「123cmのダンディ」である。歳の差と身長差にもめげず互いに成長してく、久美子&慎吾のカップルを描いた。年齢差ゆえに、抱えている悩みを共有できない時もあるが、二人の愛は深い。子ども扱いされてしまうこともあるが、久美子を泣かさないと決めているところは、年下ながら男気あふれる慎吾。誰かを大切に想う気持ちは、大人も子どもも関係ないのかもしれない。

未だ恋を知らない黒岩晶は、初めての感情を知る。それは先生が現れた時にだけ発動する。年下（しかも生徒）であるが故、大人の女性への思慕は歪んだ形であふれ出し、晶はその苛立ちを聖にぶつける。そして聖もまた、思春期真っただ中の晶と、どのように接したらいいのかと悩んでいた。そんなある日、思いがけず聖は晶から想いを告げられる。生徒である晶を、一人の男性として意識しはじめた聖。彼女は、婚約者と晶のどちらを選ぶのだろう!?

智栄にとっての美幌は、”自転車の故障というアクシデントともに舞い降りてきた天使”だ。だが、4人の弟を持つ美幌にとって、” 年下の男子” はありふれた存在で、智栄からの好意になかなか気がつけない。弟と同じ扱いをされてふてくされる智栄を目の当たりにして、初めて意識しだす始末。どこまでも鈍い美幌が、智栄のことばかり考えるようになったのは、智栄の努力の賜物だ。無邪気でかわいく、時には男らしく。恋を手に入れるために必死な年下男子は、とても愛おしい。

幼いころに父を亡くし、母と二人で慎ましく暮らす咲十子。だが母の思いがけない借金と年下の許嫁の出現で、運命の荒波に飲み込まれていく。母の「幸せになろうね」という言葉に導かれるかのように、運命を受け入れ、周りをも穏やかにしていく咲十子。彼女には、不思議な魅力がある。一方、小さい体で和久寺一族を背負う風茉は、咲十子の温かさに触れ、人として成長していく。やがて、咲十子は風茉への愛情を自覚し…。ページをめくる誰もが、癒される作品である。