ホラーマンガ界の巨匠、「伊藤潤二」が描く美女達!58 Pt.

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沢山のシリーズが出ているこの作品。「富江」はどんな時も美しく、妖艶な魅力を放っている。「富江」を取り巻く人間たちは、関わっている内に狂ったように彼女の虜になっていく。ある男は孫の様に可愛がり、ある男は学校のマドンナである「富江」に憧れる。そしてある女は憧れの「富江」に毎晩夢で逢う。そんな彼らに最終的に「富江」は殺されてしまうのだが、なんと必ず蘇るのだ。
蘇る途中の生首だけの「富江」が焼肉を食べるというシュールな場面もあり、読者もそんな不思議な魅力に引き込まれるに違いない。

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別々の宇宙同士をつなぐ「ワームホール」から出現した未知の惑星を発見した「大黒」博士は、その星に自身の娘である「麗美奈」にちなんで「レミナ星」とつけた。引っ込み思案だった「麗美奈」はそれをきっかけに、芸能界デビューをしアイドルになることに……。しかし、そんな中、「レミナ星」は光速で地球に迫り、舌を伸ばし食おうとしていた――。
主人公の「麗美奈」は少し陰のある黒髪美少女。そんな子がとんでもない事にどんどん巻き込まれていくホラー作品となっている。

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主人公、「五島桐絵」の歩く道端にぐるぐるしたゼンマイみたいな草が大量に生えている。「桐絵」の元同級生、「斉藤秀一」の父はうずまきに魅了され、とうとう自分の舌や目までもがうずをまいてしまった。
本作は、次はどんな物がうずまきに関わるんだろうと、いつの間にか待ってしまう不思議な魅力を持っているが、ホラー作品なだけに読み終わった頃には身近なうずまきが不安に感じて仕方なくなってしまう。うずをまいたものを見ると本作を思い出さざるを得なくなるだろう。

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ごく普通の元気な少女「路菜」は、夏休みに田舎にある親戚の家に行き、「公一」や「さゆり」、末っ子の「双一」と共に過ごす。「双一」はいつも釘を口の中に入れガチャガチャ音を立て、不気味な雰囲気の少年だった。「公一」や「さゆり」と一緒にプールに行ったりバドミントンをしたりして夏休みを満喫する「路菜」であったが。やきもちを焼いた「双一」に恐ろしい呪いをかけられてしまい……。不気味な「双一」との不思議な交流が描かれた作品となっている。

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『伊藤潤二恐怖マンガCollection (12)』から、子供の頃に年下の男の子をいじめていた少女の話。
いつも遊ぶ公園で出会った一人の男の子。始めの内はその男の子の相手をしてあげていた少女だったが、次第に面倒になり、耳を引っ張ったりいじわるをするようになっていった。
男の子と逢わなくなってから年月が経ち、彼女は素敵な男性に出会い結婚し、子供が出来る。だが、子供が生まれた途端に男性は姿を消し……。
いじめの快感に再び目覚めた主人公が、その行為にふける様子が不気味に描かれた内容で、衝撃的な結末に度肝を抜かれること間違いなしの作品となっている。