マンガ家「オノ・ナツメ」のマンガ作品5選!285 Pt.

1月10日よりTOKYO MX他で放送開始のアニメ『ACCA13区監察課』で注目を集める、原作者「オノ・ナツメ」のマンガ作品を5つ紹介する。

作成日時:2017-01-21 20:00 執筆者:マンガペディア公式

マンガ家「オノ・ナツメ」のマンガ作品5選!

出典:Amazon.co.jp

概要

白と黒を基調にしたモノトーンの画面に、癖はあるがスタイリッシュでどこか色気がある絵柄……。物語の舞台をイタリア、架空の国、江戸、アメリカ西海岸と変幻自在に切り替えて、そこに生きる人々の心の機微を、淡々と、且つ情感豊かに描く漫画家「オノ・ナツメ」。今回はそんな「オノ・ナツメ」の魅力的な作品を5つ紹介しよう。

『ACCA13区監察課』

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鳥の形をした架空の王国「ドーワ―王国」には13の自治区が存在し、各区に巨大統一組織「ACCA(アッカ)」の支部が置かれている。主人公の「ジーン・オータス」が所属するのは、巨大統一組織「ACCA(アッカ)」本部の監察課。その支部で適切に業務が行われているかを監視するのが監察課の役割である。監察課の副課長であり、掴みどころのない男、通称「もらいタバコのジーン」は各区の支部を周りながら、組織の陰謀の影が迫っていることを感じ取る――。
『ACCA13区監察課』は2013年から2016年まで、『月間ビッグガンガン』で連載されていたファンタジー作品。単行本全6巻。2017年1月10日から「TOKYO MX」他でTVアニメが放送開始。また番外編『ACCA13区監察課 P.S.(ピーエス)』が連載中である。
「ドーワー王国」の13の自治区には、農業が発展し物価が安い区、気候が温暖で陽気な人の多い区などそれぞれに特色があり、「ジーン」が各区を巡る様は一緒に旅をしている様な気持ちになれる。各区の支部の制服なども個性豊かで目で楽しめるのも魅力だ。また、公安に似た組織である監察課にて、軋轢やパワーゲーム、陰謀などが渦巻く中で、「ジーン」はじめ監察課の面々がおやつの時間を大事にしながら、時にゆるく、時にシリアスに立ち居振る舞う。組織の人間の生き様を描いた作品だ。

『さらい屋 五葉』

気弱であがり症な性格が災いして、藩主から暇を出されてしまった「秋津政之助」。自らを鍛える為江戸に出てきたが、その頼りなさそうな風貌から用心棒の仕事をすぐ首になってしまう。そんな中、伊達男「弥一」から自身の用心棒を頼まれて欲しいと言われ引き受けるが、「弥一」は拐かしを生業とする賊「五葉」の頭目だった――。
『さらい屋 五葉』は、2006年から2010年まで『月間IKKI』で連載されていた時代劇作品。単行本全8巻で、2010年TVアニメ化もされている。
江戸を舞台にして、訳アリの面々が集まった義賊「五葉」の活躍と、事件の裏に潜む登場人物達のドラマを描く人情劇。チームプレイを発揮しながら変な馴れ合いがない関係の「五葉」の面々の格好良さに痺れると共に、物語が進むにつれて、「五葉」は孤独だった主人公「秋津政之助」こと「政」や「与一」にとって家族のような居場所になっていく。

『ふたがしら』

江戸の街で盗みを働く「赤目一味」の頭目「辰五郎」に目を掛けられ、その死に立ち会った「弁蔵」と「宗次」。一味の事を任せたと言い残して息を引き取った「辰五郎」だが、その遺言を聞いたのは二人だけ。結局「辰五郎」の妻が持ってきた遺言状によって、次の頭目は「辰五郎」の弟分「甚三郎」になってしまう。遺言を反故にされた二人は納得いかず、一味を去ることにした。江戸を離れ、でっかいことをする為に――。
2011年『月間IKKI』で連載が始まり、掲載誌を『ヒバナ』に変えて2016年まで連載されていた、時代劇作品。単行本全7巻で、2015年に「弁蔵」が「松山ケンイチ」、「宗次」が「早乙女太一」という豪華キャストでドラマ化されている。
向こう見ずな性格の「弁蔵」と常に冷ややかな眼差しの「宗次」の対照的な若者二人が、旅の行く先々で騒動に巻き込まれながら、盗賊家業に精を出し、やがてのし上がっていく成り上がりストーリー。組織のしがらみに巻き込まれながらも、何かでかいことをやってやろうという若い野心を抱きながら前を進む二人の姿は、漢気があって粋でありながらどこか哀愁の様なものも感じさせる傑作である。

『リストランテ・パラディーゾ』

イタリアの田舎からローマにやってきた主人公の少女「ニコレッタ」は、ある目的を持ってリストランテ「カゼッタ・デッロルソ」を訪れる。彼女の目的とは、自分を祖父母の元に置き去りにした母親の再婚相手であり、リストランテのオーナーとなっていた再婚相手の男性に、母親が実はバツイチで21歳の娘がいることを暴露することだった。訪れたリストランテはかなり風変わりなお店で、店員は全員老眼鏡をかけた初老の男性ばかりだった。
2005年から2006年まで『マンガ・エロティクス・エフ』で連載されていたリストランテを舞台にした群像劇作品。単行本は全1巻だが、後に番外編『『GENTE〜リストランテの人々〜』も発売。2009年TVアニメ化されたが、その際に番外編も加えた物語となっている。
ほとんどが店員目的の女性客で予約がいっぱいのリストランテ「カゼッタ・デッロルソ」を舞台に、様々なタイプのメガネをかけた老紳士が登場しオジサン萌えとしても楽しめる作品。それだけでなく、イタリア・ローマのお洒落な街並みや作品の雰囲気に加え、そこで展開される穏やかで優しいドラマに癒される作品となっている。

『レディ&オールドマン』

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1963年、ロサンゼルスの郊外にて、刑務所から出所した一人の男。父親譲りで世話好きなダイナー(アメリカの簡易食堂)の娘「シェリー」は、ホームレスの様な身なりの男を自分の店に連れて帰るが、男は旧収容棟の最後の住人で、100年の刑期を終えて出てきたという不思議な人物だった。「ロブ」と名乗る青年は傷を負ってもすぐ治る不老不死の存在であり、無実の罪で収監されていたのだという。二人は「レディ&オールドマン」の名で運び屋として街から街へと飛び回り、事件を解決していった。
2015年より『ウルトラジャンプ』で連載中の作品。これまでの作品とはガラリと変わって、アメリカ西海岸を舞台にした、テンポの良い冒険活劇作品。
西海岸らしい明るい雰囲気でありながら、「ロブ」の正体を追うミステリーテイストと、街で出会う登場人物との人情物語が、湿っぽくならず軽快に描かれている。「オノ・ナツメ」らしい外国映画を観ている様な、洒落ていて軽妙な言葉のやり取りも楽しめる。誰にでも親しみ易い作品だ。

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