ティータイムをご一緒に!紅茶好きのアニメキャラ10選72 Pt.

出典：Amazon.co.jp

石炭しか燃料が採掘されなかったため、蒸気機関が異常に発達した世界、「スチームシティ(蒸気都市)」。この一見華やかな街には、蒸気に紛れて怪人や怪盗が潜んでいる。これは、「スチームシティ」の様々な難事件を解決する少年名探偵「鳴滝」と、その助手「周鈴々」の物語。「鈴々」は看護師の資格を持つ美少女だ。明るく一途な性格で、名探偵ながらも子供っぽい「鳴滝」をサポートするお姉さんキャラ。苦いコーヒーを好む「鳴滝」と違って根っからの紅茶派である。事務所に紅茶用の棚を持ち、何種類もの紅茶をストックしているから筋金入りだ。生物工学の権威、「周博士」の娘であり、博士の脳を移植した巨大な蒸気人形「オートマトン」の「強力(ごうりき)」と共に鳴滝探偵事務所に身を置いている。同じく看護師の姉「蘭々」がいるが、医療に関しては生きることを重視する「鈴々」と大きく異なる方針を持つ上に、怪盗「ル・ブレッド」の助手をしているため敵対関係にある。奇しくもライバル同士の助手となった姉妹の物語にも注目して欲しい。

出典：Amazon.co.jp

「まきますか　まきませんか」。引きこもりの中学生「桜田ジュン」の元に届けられた奇妙なメッセージ。遊び半分で「まきます」を選択した彼の元に届けられた可憐なアンティークドールはまるで生きた人間のような「ローゼンメイデン」と呼ばれる特殊な人形だった。「ジュン」の元へやって来た「真紅」は「ローゼンメイデン」の第5ドール。赤を基調とした華やかなドレスを着た金髪の少女の姿をしている。プライドが高く、時間にシビア。女王様気質で契約者となった「ジュン」やその姉「のり」をナチュラルにこき使う。紅茶が好きで抽出温度にもこだわるが自分では淹れず、もっぱら「ジュン」たちに淹れさせている。「ジュン」は彼女たち「ローゼンメイデン」が繰り広げる「アリスゲーム」という戦いに巻き込まれてしまうが、「真紅」は彼女なりの方法でこのゲームを終わらせたいと考えている。有無を言わさない威圧感を持つ「真紅」だが、契約者との絆を大切にしたり、仲間思いだったりする一面もあるところが彼女の魅力だ。

出典：Amazon.co.jp

私立「鳳学園」では、生徒会による決闘ゲームが秘密裏に行われていた。男装の美少女「天上ウテナ」はひょんなことからこのゲームに参加し、勝利したことで「薔薇の花嫁」と呼ばれる存在「姫宮アンシー」と共に暮らすようになる。決闘の参加者からまるで賞品のように扱われる「アンシー」の処遇に違和感を覚える「ウテナ」。そうこうしている間にも決闘は続き、「ウテナ」と「アンシー」の関係にも変化が訪れるのだった…。主人公の「ウテナ」は明るく活発なスポーツ万能の少女。「王子様」に憧れるあまり、自分が男装するようになった。そのため学園ではひときわ目立つ存在でファンも多い。活動的な外見ながら、特技は料理で趣味は薔薇のティーカップ集めという意外な一面も。寮ではよく「アンシー」とティータイムを過ごしている。物語終盤、二人がそれぞれの想いを抱えたままお茶をしつつ、クッキーと紅茶にお互い毒を入れたと冗談を言い合うシーンは必見だ。

出典：Amazon.co.jp

人間を捕食する巨人が存在する世界。人類は高い壁に囲まれたわずかな領土で巨人の脅威から逃れ100年の平穏を得ていた。しかし突如「超大型巨人」が出現。壁を破壊されたことで人類は地獄のような殺戮に晒された。主人公の少年「エレン・イェーガー」は、巨人への強い憎しみから訓練を受けた後、「調査兵団」に志願する…。本作に登場する「リヴァイ」は調査兵団の兵士長を務める、「人類最強」と謳われる男。冷静沈着かつ苛烈な性格だが、仲間意識は強く部下から慕われている。小柄な体格だが回転しながら斬りつける独特な動きで巨人を仕留めるなど高い戦闘技術を持つ。調査兵団の団長「エルヴィン・スミス」とはお互い信頼し合う仲。彼の思惑をよく知る人物である。紅茶好きで紅茶を飲むときはカップの縁を上から掴むような独特な持ち方をする。また、神経質で潔癖症な一面も。不愛想でシビアな現実主義者の「リヴァイ」だが、その判断力で結果的に「エレン」を救っており、兵団に欠かせない人物だ。

出典：Amazon.co.jp

主人公「鹿目まどか」のクラスに転校してきた少女「暁美ほむら」。「まどか」は彼女を夢の中で見ていた。夢の中で「まどか」は謎の生物「キュゥべえ」から「僕と契約して魔法少女になってよ」と告げられていたが、「ほむら」はそれに対し「魔法少女になってはいけない」と警告した人物だった。しかし「まどか」は実際に「魔女」の結界内に入り込んでしまい、そこで魔法少女「巴マミ」と出会うのだった…。「マミ」は「まどか」とその友達「美樹さやか」に魔法少女と魔女に関する知識を教えてくれる先輩だ。変身すれば黄を基調としたベレー帽をかぶった狙撃手風の衣装を纏う。魔法で空間にマスケット銃を自在に出現させ、敵を射撃する。紅茶好きでまどかたちが訪れた時にも振舞っている。その席で「マミ」は魔法少女の現実を知るために自分の魔女退治に付き合わないかと提案した。私欲のためではなく、人々の安全の為に魔女と戦う「マミ」は、「まどか」たちにとっては憧れの優しいお姉さん的存在である。

出典：Amazon.co.jp

弁護士「成歩堂龍一」が無実の被告人の為に奔走する法廷バトルアニメ。この作品に登場する検事「御剣怜侍」は「成歩堂」の幼馴染で、将来を期待される検事局きっての天才検事である。「成歩堂」の先輩弁護士「綾里千尋」が殺された事件の法廷で「成歩堂」と初めて対決した。子供の頃は父のような弁護士を志していた。冷徹で有罪判決の為なら手段を選ばず、黒い噂まで流れていたが、自身も深く関わっている「DL6号事件」絡みの一件以降は人間らしい一面も見せるようになった。また、それまで「何が何でも被告人を有罪にする」というスタンスだったのが、「真実を明らかにする」事に重点を置くようになった。時折キザな振る舞いもするエリート然とした人物。端正な顔立ちだが、常に眉間に皺を寄せているため、とっつきにくいイメージだ。そんな「御剣」は紅茶好きである。執務室に置かれた瀟洒なティーセットがこだわりを感じさせる。貴族のような「御剣」と紅茶の組み合わせはこの上なくよく馴染んでいる。

出典：Amazon.co.jp

私立「本能寺学園」。ここでは生徒会を頂点とした厳然たる階級社会が築かれていた。選ばれた生徒だけに「極制服」という特殊な性能を持つ制服が支給され、一般生徒はその力の前に従順にならざるを得ない。そんな学園に一人の不良少女「纏流子」がやって来る。父の死の真相を知る「片太刀バサミの女」を探す「流子」は、生徒会長の「鬼龍院皐月」に挑戦しようとするのだが…。この学園における「鬼龍院皐月」は、下々を力と恐怖で支配する絶対君主だ。登場時には後光が差すほどの王者のオーラと威圧感を放ち、人間は服を着た豚だと豪語して憚らない。母親が学園の理事長であり、世界的アパレルメーカーのCEOでもあるが、「皐月」自身は親の力に頼らず自らの力で目的の為に邁進するタイプだ。そんな「皐月」であるが、生徒会室では執事である「揃三蔵」が淹れた紅茶をよく飲んでいる。このティータイムが、彼女の張り詰めた日常における、ささやかな癒しの時間であろう。

出典：Amazon.co.jp

海賊王を志す少年「モンキー・D・ルフィ」が仲間たちと共に強敵と戦いながら進んでいく海洋冒険アニメ。本作に登場する「ブルック」はゾンビが蔓延る巨大船「スリラーバーク」で「麦わらの一味」に加入したガイコツ。数十年前にすでに死んだ海賊だが「ヨミヨミの実」の能力により蘇り、生ける白骨となった。それ以来「ルフィ」らに会うまで暗い海を一人彷徨っていた。生前より様々な楽器を演奏できる優れた音楽家である。頂上戦争から仲間と再会するまでの二年の間にファンキーかつロックなアーティスト「ソウルキング」としてメジャーデビューした。また、剣士でもあり、ステッキに仕込んだ剣を携えている。目にもとまらぬ早切りの名手だ。性格は陽気な紳士だが少々下品でもある。ジョーク好きで自分がガイコツであることを自虐気味に笑いに変えようとする。そんなブルックの好物は紅茶。紳士な彼にはよく似合うが、胃も食堂もないガイコツなのでもちろん飲んだ紅茶はボタボタと落ちてしまう。

出典：Amazon.co.jp

高校生の「吉岡ハル」は学校からの帰り道、一匹の猫を助ける。その夜、「ハル」の家に猫の国の王「猫王」が訪れる。「ハル」が助けた猫は猫の国の王子だったのだ。王子を助けた恩返しに幸運を授けよう、と言い残し、「猫王」は帰っていった。翌日から「ハル」の元に大量のお礼の品が届けられた。しかしネコじゃらしやマタタビなど、人間にはあまり嬉しくないものばかり。それならばと猫の国の使者は「ハル」を猫の国へと招待しようという。その後「ハル」はどこからか聞こえる声に従って「猫の事務所」を見つけ出すが…。この事務所の主人が「バロン」という猫の男爵だ。シルクハットとステッキを携えた紳士で立ち居振る舞いも非常にスマート。優雅で丁寧な物腰は、洗練された貴族のそれを思わせる。事務所での主な仕事は不思議な事件や悩み事を解決すること。来客にはスペシャルブレンドの紅茶を振舞う。この紅茶、配分によって味が変わるのでおいしい一杯に当たればラッキーである。

出典：Amazon.co.jp

イタリアの公益法人「社会福祉公社」は、表向きは障がい者支援施設だが、身体を改造した「義体」の少女を暗殺者として運用する対テロ機関である。ここで暮らす義体の少女の一人「ヘンリエッタ」は両親を殺され一晩中暴行されるという凄惨な事件の被害者だが、義体化することで一命を取り止めた。担当官の「ジョゼッフォ・クローチェ」を敬愛しており、「ジョゼ」の方でも彼女を妹のように可愛がっている。礼儀正しく、純粋で一途。義体の訓練でもあるヴァイオリンの演奏が得意だ。他にも「ジョゼ」に貰ったカメラで写真を撮るなど、好奇心旺盛で感受性が豊か。一方で少しでも「ジョゼ」に危険が及ぶと自制ができないなど、彼を慕うあまり情緒不安定になる傾向がある。他の少女たちとのティータイムの時間も好きだが、尋常でないほどの砂糖を入れるのが癖になっている。薬の副作用である味覚障害が原因だ。このように義体化のリスクは少女たちに重くのしかかる。彼女たちの何気ないティータイムがとても儚いものに思えてくる。