それは憧れ? 可愛い者好き? 女性に想いを寄せる女性キャラ。166 Pt.

出典：TVアニメ「長門有希ちゃんの消失」オフィシャルサイト

内気な高校生、文芸部の「長門有希」が、思いを寄せるクラスメイト「キョン」との日常を主体に物語が進む本作。他校生の少女「涼ハルヒ」、「長門」のお母さん的存在の「朝倉涼子」、「サンタを捕まえる」などという突拍子のない行動をとりがちな「ハルヒ」の付き人的存在「古泉一樹」などが揃い、「長門」の周りは常に賑やかである。夏には海、冬にはクリスマスと、気付くと気心のしれたメンバーで集まり、イベントを開催するのが恒例となっている彼ら。そのメンバーの中には、男子から人気の可愛らしい上級生「朝比奈みくる」と、その「みくる」のことが大好きな「鶴屋さん」も含まれている。柔らかい喋り方と、ふんわりしたロングヘアが乙女そのものである「みくる」と常に寄り添っている「鶴屋さん」。「みくる」のことが好きすぎてファン倶楽部を創立させてしまうほど、生粋の「みくる」好きである。押しが強い「鶴屋さん」に混乱する「みくる」とのやり取りは微笑ましく、何だかんだでお似合いである。

出典：Amazon.co.jp

主人公の高校生「黒崎一護」が、死神の「朽木ルキア」から死神の力を譲り受け、悪しき霊体「虚」退治に挑む物語。人間に死神の力を譲渡することは禁忌となっている為、のちに「ルキア」は死神たちにより霊界に連行されてしまう。正義感の強い「一護」は、「ルキア」を奪還する為に、霊界「尸魂界（ソウル・ソサエティ）」に乗り込むことになる。この際、「一護」に加担し特訓を手助けした、駄菓子屋「浦原商店」店主「浦原喜助」の昔馴染みで、「一護」一行の援助をしたのが、かつて「尸魂界」で死神として、裏の仕事を担っていた「四楓院夜一」である。凛としていて、威厳のある喋り方をする彼女は、貴族「四楓院家」22代目にして、初の女当主でもあり、彼女に憧れを持つ「砕蜂（ソイフォン）」の気持ちも分かるほど、頼れる姉御肌。「夜一」が突然、失踪し姿を消した際には、苦悶する姿を見せており、「砕蜂」の「夜一」に対する気持ちの強さが窺えた。その気持ちがあふれ出たためか、「一護」たちが「尸魂界」に乗り込んだ際、彼らに同行した「夜一」と再会した「砕蜂」は、「夜一」に対し「なぜ突然居なくなってしまったのか」という嫌悪感を露わにしていた。「夜一」に必死に問い詰めるシーンは、彼女の想いの強さを感じ取ることができ、そんな姿に胸を打たれること間違いなしであろう。

出典：Amazon.co.jp

ファミレスでの日常を描いた作品。ファミリーレストラン「ワグナリア」には、男性恐怖症の女子高生アルバイトや、お店のものを勝手に食べ漁ってしまうやる気の無い店長など、個性豊かなメンバーが多く登場する。その中でも、おっとりして礼儀正しい喋り方をする、一見「まともな」女の子「轟八千代」は、店長「白藤杏子」のことが大好きな少女。彼女は実家が刃物店のため、常に刀を腰に帯びており、ちょっと古風で奥ゆかしい魅力もあるのだが、子どもの頃は帯刀を理由にイジメにあっている。その際に救ってくれたのが「杏子」であり、それがきっかけであるようだ。「杏子」がパフェが食べたい、とぼやけば、すぐさま彼女の為にパフェを用意したり、「杏子」の身の回りの世話を甲斐甲斐しく行いたがるほどの尽くしっぷり。キッチン担当の「佐藤潤」に「杏子」の惚気話を聞いてもらうことが彼女の至福の時である「八千代」の「杏子」好きは、微笑ましさを越え、「八千代」に尽くされる「杏子」がうらやましいほどだ。

出典：TVアニメ「グラスリップ」公式サイト

『グラスリップ』の主人公「深水透子」は、高校の友人たちとカフェ「カゼミチ」で集まり、夏休みの計画を練るなど、どこにでもいる高校生。そんな「透子」の目の前に、高校3年の夏、転校生の「沖倉駆」が現れ、「自分は未来の声が聞こえる」と言い、「透子」は彼の言動に振り回され動揺してしまう。無自覚だった「透子」だが、「駆」と居ると、「透子」にも「未来の欠片が見える」ようになり、周りの友人たちは、「駆」に翻弄される「透子」のことが心配で気が気じゃない。そんな波乱続きの夏、「透子」を心配する友人の1人に「永宮幸」がいる。身体が弱く病弱、趣味が読書で本を読むことに明け暮れたり、どこか儚げで奥ゆかしい少女「幸」。彼女は人の感情に敏感で、「透子」を揺さぶるような言動をする「駆」に対し警戒心を持っており、周りを心配させないように明るく務める優しい「透子」を常に労わっている。「透子」と「駆」が親密になっていくのを邪魔しようと、友人を利用したりと、「幸」の「透子」への思いは純粋で真っすぐすぎるほどで切ない。

出典：TVアニメ「ゆるゆり♪♪」スペシャルサイト

特に目的はないが、お茶でも飲みながらまったりする部活「ごらく部」の日常を覗くことことができる『ゆるゆり』。以前は「茶道部」だった「ごらく部」に、「茶道部」と間違えて訪れた「吉川ちなつ」のことを、「ごらく部」の「歳納京子」は一目ぼれしてしまい、半ば強制的に「ごらく部」に入部させてしまう。そんな押しの強い「京子」に恐怖する「ちなつ」だったが、「京子」をたしなめ毎度自分を守ってくれる「船見結衣」に対し、好意的になる。クールでお姉さん的存在の「結衣」が好きすぎて、彼女の写真をたくさん所有したり、時には抱き着いたりと、ややパワフルな「ちなつ」の愛情表現が楽しめる。

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本作の主人公「樫村紗名」は、自身の想像力が及ぶ限りどんな物理現象も自由に書き換える、「アリスの夢」という、不思議な能力を使うことが出来る少女。「研究所」という施設の中の世界しか知らない彼女は、少々、世間知らずなわがままっぷりを見せている。施設から脱走し、お腹を空かせ途方に暮れていた「紗名」を保護した老人「樫村蔵六」からは度々叱責されることがあり、食事の際のマナーや、人に頼み事をする時のマナーなど、多々怒鳴り散らされている。曲がったことが大嫌いな、頑固爺さんの「蔵六」の孫である「樫村早苗」は、そんな強面の祖父と打って変わって、おっとりした癒し系女子。「蔵六」が保護した、見ず知らずの不思議な能力を使う「紗名」に対して、何のためらいもなく優しく接し、能力を使う彼女に対して「すごい!」と感嘆の声をあげるほど器の広い少女。わがままで幼い喋り方をする「紗名」に対して、嫌な顔ひとつせず、ホットケーキを作ってあげるなど、彼女を心底可愛がっている様子には、こちらも和んでしまう。

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かつて侍の国だった江戸が、今では宇宙から襲来した「天人」たちに侵略されつつあるという世界が舞台の本作。荒くれ者たちが集まる町「かぶき町」で、何でも屋の「万事屋」を営んでいる主人公「坂田銀時」の元には、宇宙最強の部族「夜兎族」の少女「神楽」や、侍の道を学ぶ為に銀時の元に通う「志村新八」が属している。「新八」の実家は道場であり、姉「志村妙」と共に亡き父に代わり道場を守っている。「お妙」と呼ばれる「志村妙」は、キレると恐いかぶき町最強のキャバ嬢で、可愛らしくおっとりとした見た目に反し、男勝りな姿を度々見せている。そんな彼女の幼馴染である「柳生九兵衛」は、女でありながら、先祖代々将軍家に仕えてきた「柳生家」の次期当主として育てられた、剣術に長ける強く凛々しい人物。幼少期、泣き虫だった「九兵衛」は幾度も「お妙」に救われており、そのことで「お妙」に対する憧れが強くなっていった。そんな「お妙」を守ろうと、剣術も心も強くなった「九兵衛」。ブレない真面目な「九兵衛」の姿は応援したくなるほどである。休日に「お妙」とショッピングを楽しむ姿が微笑ましい。