今や「佐賀=がばい」というイメージがあるが、そのきっかけとなった島田洋七の自伝的小説の漫画化。石川サブロウの絵柄も当時の雰囲気を感じさせるものになっている。
全国都道府県を舞台とする漫画を紹介するシリーズ、今回は佐賀県をご紹介します。九州の県では最も地味でしばしば県民も自虐的になる佐賀ですが、舞台になっている漫画は(少ないですが)あるのです。
今や「佐賀=がばい」というイメージがあるが、そのきっかけとなった島田洋七の自伝的小説の漫画化。石川サブロウの絵柄も当時の雰囲気を感じさせるものになっている。
牢人となった佐賀藩士・田代陣基が「葉隠」の著者である山本常朝と出会い、国を守るために鍋島直茂が味わった苦闘、鍋島武士ならではの曲者(命知らずの剛胆な者)たちの過激なエピソードの数々を聞く。
厳密には佐賀県が舞台ではないが、主人公の副島アキが佐賀出身、ヒロインで実は化け猫のミルも佐賀の女子高の制服を着て佐賀弁でしゃべっている。舞台は佐賀でなくても実に佐賀らしい漫画。
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