「おひとりさま」を満喫！女子グルメ漫画 オススメ５選！8 Pt.

本作の主人公であるワカコは、26歳のOL。普段は口数が少ないが、心の中では美味しいお酒と料理に対して並々ならぬ情熱を燃やしている。毎話ひとり呑みを楽しむ彼女だが、意外にも恋人がいる。しかしカキが大好きなワカコに対し彼はカキが食べられなかったりするため、恋人からの食事の誘いよりひとり酒を優先するという一幕も。恋人との関係は悪くないようだが、それはそれとしてワカコは単身で様々な店やイベントに赴き、マイペースにお酒を楽しむのだった。最高の一杯を呑むと、思わず「ぷしゅー」と声を漏らしてしまうワカコの姿と、美味しそうに描かれる料理の描写に、思わずお腹が減ってしまうグルメ漫画だ。

主人公の日向は、仕事に情熱を傾け続け気がついたら32歳になってしまったOL。交際中の恋人が転勤になったときも、彼女は仕事を続けるために遠距離恋愛となった。だが結婚を意識しはじめ、恋人に逆プロポーズを決意するも破局。以降、悩みながらも仕事に打ち込む日が続いている。そんな日向は、美味しいモノに目がない。一人飯を堪能していると、美味しいご飯たちが日向に語りかけてくるイメージが湧いてきて、彼女の悩みに力強いアドバイスを送ってくれることも。また、本作に登場する店は実在しており、各話のラストに紹介されている。

本作の主人公である小泉さんは、ミステリアスな雰囲気の美少女だがその外見のイメージとは違って、マニアといっていいレベルのラーメン好きだ。準主人公である悠が初めて小泉さんと共にラーメン店に入った時、彼女は大人の男性でも怯むような超大盛りラーメンを美味しそうに完食していた。学校でも小泉さんは他者に関わることなく、こってり系からあっさり系、王道のものから創作系まで、ひとりで大好きなラーメン道を突き進む。やがて周囲の女子高生たちもそんな小泉さんのラーメン趣味に興味を持ち、一緒にラーメンを食べに行くようになるのだった。

主人公の伊勢裕香は優秀なプロサッカー選手。地元のチームに愛着を持ち、自他ともに厳しくチームを鍛え上げる名キャプテンだ。そんな裕香は背も高く、体格もプレーも骨太なため、ファンからの呼び名は「ザ・ビースト」といういかついもの。チームメイトたちも、彼女がストイックな私生活を送っていると思っている。だが意外にも、裕香の趣味は「パフェ巡り」。美しく、可愛らしくデコレーションされたスイーツを楽しむことこそが、彼女にとっての至福の時間であった。ひとりパフェを堪能した裕香は、再び厳しい勝負の世界へと戻っていく。

主人公の幸子は普段からポーカーフェイスで、周囲から何事にも動じない生真面目な人物と思われている。結婚式の最中に新郎である俊吾が謝罪の手紙ひとつで蒸発してしまったときも、翌日には仕事に復帰していたが、彼女の中には俊吾が消えたことのショックは強く残っていた。そんな時、ふと訪れた定食屋でサバの味噌煮定食を食べた幸子は、あまりの美味しさに俊吾のことを忘れることができた。これまで食にそれほど関心のなかった幸子だが、俊吾のことを忘れるために彼女は美味しいものを求めるように。生真面目な彼女は、食を求めることにも努力を怠らずに打ち込んでいくのだった。