アニメ制作会社「A-1 Pictures」が手掛けた作品一覧【Part.1】134 Pt.

出典：Amazon.co.jp

2007年4月から9月まで放送されていた作品。原作は「ひぐちアサ」による野球マンガで、描きつくされたと思われていた野球マンガに新たな風を吹き込んだ、革命をもたらしたと評価されている。恐らく、主人公が気弱で自虐的、スポ根要素がない、繊細な心理描写など、野球マンガらしからぬ要素が多い作品だからだろう。第1期は原作の第8巻までのストーリーをアニメ化し、原作の良さを損なわない演出がされている。また、アニメで使われる効果音は、実際の音を録音して使用するなどの工夫が見られる。アニメは第2期も制作され、2010年4月に『おおきく振りかぶって～夏の大会編～』のタイトルで放送された。

出典：Amazon.co.jp

2007年4月から2008年3月まで『アニメロビー』内のコーナーで放送されていた作品。「So-net」のコンテンツ「ろびーずたうん」に登場するキャラクター「ロビー」「ケロビー」のスピンオフ作品にあたる。ストーリーは、「なべ王国」の王子「ロビー」が、立派な王になるため“大事なこと”を学ぶというもの。初めは子ども向けアニメとしては王道だったが、第2クールからそのコンセプトを外れ、ブラックジョークを交えたドタバタギャグアニメになっていった。

出典：Amazon.co.jp

2008年1月から6月まで放送されていた作品。両親を失い、東京の親戚に預けられていた「神郷慎」「神郷洵」は、10年ぶりに富山の新興都市「綾凪市」に戻り、実家にいる長男「諒」に再会した。だが「綾凪市」は怪事件が頻発していた。そして「慎」たちも事件に巻き込まれ、「ペルソナ」という特殊な能力を発現させたのだった……。「ATLUS」制作のゲーム「ペルソナ3」を原案としたアニメである。ただし、「ペルソナ3」の世界から10年後を舞台にしており、キャラクターやストーリーは全く新しい。更に本作のみの設定も追加された。

出典：Amazon.co.jp

第1期が2008年7月から9月まで放送されていた作品。原作は「ゆうきまさみ」のマンガ『鉄腕バーディー』。
原作マンガには旧版・新版が存在し、旧版は過去にOVAで制作された。本作は、マンガの真版を原作としたアニメである。原作を踏襲しつつ、細かい設定が変更されたストーリー展開となっている。なお、第1期は「第12回文化庁メディア芸術祭」のアニメーション部門で「審査委員会推薦作品」の1作品として選出されたこともある。
また、第2期が2009年1月から3月まで、『鉄腕バーディー DECODE:02』のタイトルで放送されていた。

出典：Amazon.co.jp

2008年10月から12月まで放送されていた作品。原作は「武梨えり」によるマンガ。「御厨仁」が地区の美術展に出展する木彫りの精霊像を彫っていたところ、 その中から“産土神”を自称する少女「ナギ」が現れる。そして、「仁」は「ナギ」と共に災厄を生む「ケガレ」退治をすることになる。原作のマンガでは「仁」たちが住む「神薙町」の具体的な地域は描かれていなかったが、アニメでは作者の出身地である宮城県が舞台になっている。作中では、「神薙神社」のモデルが「鼻節神社」、駅は「JR仙石線陸前高砂駅」がモデルとなっている。このため、ファンによる聖地巡礼が行われ、神社の参拝客が急増。実際に『かんなぎ』に関連したテレビCMを流したり、景品を配ったり、「かんなぎ神社」を設置したりと、宮城県の観光地に大きな影響を与えた。