シャープな出で立ち!! 「黒」を身に纏う男たち。35 Pt.

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舞台は19世紀後半のイギリス。名門貴族ファントムハイヴ家当主「シエル・ファントムハイブ」はわずか12歳にして広大な領地を収め、一流メーカー「ファントム社」の社長をこなす天才実業家。そして裏稼業として「女王の番犬」として裏社会の管理や汚れ仕事も請け負っている。その「シエル」の執事が「セバスチャン・ミカエリス」である。教養、料理、武術など全てにおいて完璧で、しかも物腰柔らかく非常に謙虚で執事としてはかなり優秀。たまにその態度のままでしれっと毒や皮肉を吐くのはご愛嬌。そんな「セバスチャン」の正体は実は「悪魔」。「シエル」とは彼が復讐を遂げるまで彼の手足となり彼を殺さず守りぬく、という契約を交わしている。スタイルの良いすらっとした身長の高い「セバスチャン」の身体は漆黒の執事服に包まれている。正に「黒執事」と呼ぶにふさわしい容姿だ。黒い髪、柔らかな微笑み、凛としたその姿に思わず見とれてしまう人も多いのでは。

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ベザリウス家の次期当主「オズ＝ベザリウス」は15歳になり成人の儀を迎えた。しかしその最中、身に覚えのない罪により闇の監獄「アヴィス」へと堕とされてしまった。「オズ」はそこで出会った謎の少女「アリス」と出会う。「アリス」と違法契約を交わすことで「アヴィス」からの脱出に成功したが、「オズ」が戻ったそこは10年後の世界であった。「オズ」は自分の罪、そして現実社会に散らばっている「アリス」の記憶を探すために動き出すのだった。「オズ＝ベザリウス」は「オズ」の親友であり、忠実な従者でもある。気弱な性格な少年だったが、10年後「オズ」が「アヴィス」より帰還した時には裏社会の仕事をして来てすっかり変わってしまった自分を知られるのを恐れ、自分の素性を隠していた。しかし根っこの部分は全く変わっておらず、周囲からは「ヘタレ」呼ばわりされることも。そんな「オズ」は黒髪に白いシャツ、黒いコートを羽織っている。「アヴィス」で生まれた生命体、「チェイン」の「鴉」と正式契約を結んでいるため、黒い「鴉」にぴったりの出で立ちと言えよう。

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沖縄市コザに住むごく普通の女子高生「音無小夜」は1年前以上の記憶を持っていない。しかし、それ以外は義父、義兄弟、親友に囲まれ楽しく毎日を過ごしていた。「小夜」はある日忘れ物を取りに戻った夜の学校で、突然現れた謎の化物に襲われる。その時、謎の青年に救われ彼の血を飲まされた「小夜」は別人へと一変。謎の化物、それは「翼手」と呼ばれる生き血を喰らう獣であり、「小夜」はその怪物たちに唯一対抗できる血液を持った少女だったのだ。こうして「小夜」の平凡な日々は音を立てて崩れていったのだった……。学校で「小夜」を救った謎の青年が「ハジ」である。無口で無表情なチェリストであり、その正体は「シュバリエ」と呼ばれる不死者である。「小夜」とは100年以上も前から行動を共にし数々の死闘を繰り広げてきた。多くを語らないが「小夜」のそばにいて、高い戦闘力を駆使して彼女を守り戦う。透き通る様な白い肌に黒い髪、そして黒い服に身を包んだその姿は多くの女性から想いを寄せられていたようである。寡黙な男には「黒」がよく似合う。そんな風に思わせるキャラクターである。

出典：TVアニメ「ソードアート・オンライン」オフィシャルサイト

2022年、大手電子機器メーカーが「ナーヴギア」をいう仮想空間への接続機器を開発した。これを使ったVRMMORPG「ソードアート・オンライン」のサービスが開始され、約1万人のプレイヤーが仮想世界を満喫していた。しかし、そんな時のゲームマスターであり開発者でもある「茅場晶彦」から「ゲームからのログアウトが出来ない」ことを告げられ、唯一のログアウト方法はこのゲームをクリアすること。ゲーム内でのゲームオーバーは現実世界での「死」を意味することであった……。主人公の「キリト」はいち早くこの真実を受け入れ、ソロプレイヤーとしてこのゲームに身を投じるのであった。この「キリト」は黒い髪、黒い瞳、そして黒い服を好んで着るという黒ずくめの出で立ちから別名は「黒の騎士」。女の子のような線の細さと顔立ちだがゲーム内での実力はトップクラス。その外見に相応しい二つ名「黒の騎士」は一体どんな戦いを繰り広げるのか、ぜひ注目して欲しい。

出典：坂本ですが？ 公式ホームページ｜TBSテレビ

県立学分高校1年2組。ここに入学早々、学校中の注目を集める1人の男子学生がいた。その男は頭脳明晰、運動能力抜群と正に非の打ち所がない。何より行動が非常に美しく、彼の挙動は全てにおいてスタイリッシュ、そしてクールを通り越してクーラー、いや最上級のクーレスト。彼にかかると反復横とびは「秘技・レペティションサイドステップ」に、上級生からの「パシリ」は「おもてなし」に、校庭に迷い込んできた犬は「ゲスト様」へとレベルアップする。不良グループが仕掛ける罠も華麗に回避。彼の一挙手一投足は女子生徒はもちろんのこと、父兄やシニア層までもを魅了してしまう。その男の名は「坂本」。黒髪の七三分け、クールな瞳＆泣きボクロは黒縁のメガネの奥にあり、襟までしっかり止められた黒の折り目正しい学生服を着用している。彼の全身「黒」でまとめられた姿はまさに学生の鏡というべき姿!! あなたも「坂本」のクーレストさに夢中になってみよう!!

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都会に憧れる少年「竜ヶ峰帝人」は幼馴染「紀田正臣」の勧めもあり、東京・池袋の「来良学園」に入学する。「池袋に住む上で敵に回してはいけない存在が何人かいる」と「正臣」に言われた「帝人」。特に「池袋一強い男」と呼ばれる最強（最凶）の借金取り「平和島静雄」、ネットを媒体とした特殊なカラーギャング「ダラーズ」。そして新宿を拠点とする情報屋「折原臨也」。上京した初日にその話に不安を覚えた「帝人」は「首なしライダー」を目撃し、思いもよらない非日常に巻き込まれて行くのだった。趣味で情報屋を営む「折原臨也」は非常にスタイルの良いイケメン男子。善人でもなく、かと言って悪人でもない、非常に謎の多い人物である。「平和島静雄」とは高校時代の同級生であるが、その頃から犬猿の仲で顔を付き合わせる度に殺し合いのケンカを始めるほど。そんな「臨也」は黒髪にフード付きの黒いコートを着ている。細身の身体にシャープな黒がよく似合っている。謎多き存在の「臨也」に「黒」はお似合いの色なのかもしれない。

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舞台は仮想19世紀ヨーロッパ。「機械」「魂」「悲劇」を材料に作り出される悪性兵器「AKUMA」。「AKUMA」は世界終焉への計画を進める「千年伯爵」により製造された。この「AKUMA」を唯一破壊出来るのが「黒の教団」と呼ばれる組織に属し、神の結晶「イノセンス」に適合した戦士である「エクソシスト」たちであった。主人公「アレン・ウォーカー」は左腕に宿した「イノセンス」を武器に世界と「AKUMA」に縛られた魂を救うため、仲間たちと長く険しい戦いに身を投じていくのだった。この「アレン」同様「黒の教団」に所属する「エクソシスト」の1人が「神田ユウ」である。非常に短気で切れやすく、他人と群れることを嫌う一匹狼。任務のためなら仲間の命さえも何とも思わない非情さをも持ち合わせている。そんな彼は切れ長の目をした、女性と見間違うかと思う程の美形キャラ。長く黒い髪をポニーテール状にしており、長身痩躯の身体に黒の教団服を身につけている。「黒」はクールなイメージを身に纏う彼によく似合う。

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テレビアニメ化から今年で25周年。相変わらずの高い人気を誇る『幽☆幽☆白書』。不良中学生の「浦飯幽助」がある日子供をかばって事故死してしまう。しかし、この死は霊界にとっては予定外の出来事だった為、「幽助」は「霊界探偵」としての使命を全うする事で生き返らせるという話を持ちかけられる。「幽助」はライバルや敵との戦いを通じて友情を深めていくのだった。その中の1人が「飛影」である。額に第三の目「邪眼」を持ち、炎の妖術と剣術を使う。剛鬼「蔵馬」と共に霊界の秘宝を盗み出したが、宝を取り返しに来た「幽助」に敗北。保釈後は「幽助」に協力することになった。「飛影」は逆立った黒い髪、切れ上がった三白眼、そして赤い瞳を持った彼は主に白いスカーフ、腰のくびれた黒いコート、黒のブーツに黒いパンツ。コートの中には黒いノースリーブを着ている事が多い。鋭い瞳を持つ少年が身に纏う「黒」のコスチュームは小柄な彼の存在感を一層引き立てる。ぶっきらぼうだが気遣いや優しさを見せる部分もある彼のそんなギャップもまた魅力の1つである。

出典：アニメ『文豪ストレイドッグス』公式サイト

孤児院を追放され、ヨコハマをさまよっていた「中島敦」が鶴見川で入水自殺を図ろうとしていた「太宰治」を救い出したところから物語は始まる。「太宰」の所属する特殊能力集団「武装探偵社」は、警察や軍も踏み込めない荒事を解決する集団で巷を騒がせる「人食い虎」退治の真っ最中だった。「敦」もその手伝いに借り出される事になるのだが……。「敦」は海外の異能者団体から莫大な懸賞金をかけられており、ポートマフィアの構成員に命を狙われるようになる。この「敦」を狙うマフィアの構成員が「芥川龍之介」である。殺戮に特化した異能力の持ち主で「探偵社」の中でも「こいつには遭うな、遭ったら逃げろ」と言われるほどの冷酷非情な性格。以前マフィアに所属していた頃の「太宰」の部下であり、「太宰」から厳しい訓練を受けていた「芥川」は、「太宰」に優しくされる「敦」にヤキモチの様な敵意を抱いている。そんな「芥川」は黒髪に鋭い黒い瞳、そして黒い外套を纏っている。冷たい表情で街を歩く姿は「死神」と評される程。「黒」で包まれたその外見は彼の内面をも現しているのだろうか…!?

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解析不可能な異常領域「地獄門（ヘルズ・ゲート）」が出現し、東京は本当の「空」を失った。それと時を同じくして特別な能力を身につけた者たちが現れ始めた。能力を得るために人間らしい感情が失い、人を殺すことさえためらわず行う彼らを、人々は恐れ「契約者」と呼んだ。いつもと同じ風景の裏でゲートの謎をめぐり、各国が情報を得ようと「契約者」たちを東京に送り込み、熾烈な諜報戦が繰り広げられていた。この物語の主人公「黒」も、とある組織の「契約者」の1人であり、普段は気弱な中国人留学生「李舜生」として生活している。強力な戦闘能力を持った「契約者」で、電流を自在に操ることが出来る。黒髪に黒い瞳の彼は、任務の際には黒いコートを着用し、白い仮面を身に纏っており、ベルトに仕込まれたワイヤーとそれに結ばれたナイフを投げて戦う。そんな彼の異名は「黒の死神」。正に彼にぴったりの呼び名である。「契約者」でありながら「心」を失っていない希少な存在である「黒」。その心は真っ黒に染まらずにいて欲しいものである。