漫画原作者にして脚本家!! 三条陸作品のオススメ漫画４選！15 Pt.

南海の孤島デムリン島は、モンスターたちが暮らす島。その島でただひとりの人間が、モンスターに育てられた少年であるダイだった。ダイの将来の夢は、勇者になって島の平和を守ること。そんなダイの元に、ある日「ニセ勇者一行」が現れる。ニセ勇者一行はロモス王への献上品として、ダイの友達であるモンスター、ゴメちゃんを誘拐。ニセ勇者一行を倒してゴメちゃんを救ったダイは、ロモス王に真の勇者として称えられる。その頃、魔王ハドラーの復活によって各地のモンスターたちが凶暴化しつつあった。ダイの暮らすデムリン島のモンスターたちにもその影響が現れた時、アバン=デ=ジニュアール3世と名乗る人物が現れ、島の危機を救う。実はアバンはかつて魔王を倒した勇者だった。彼の特訓により勇者として成長しつつあったダイの前に、復活した魔王「ハドラー」が現れる。

まばゆは人の心の中にある、恋する「星」を見ることができる能力を持つ女の子。まばゆは顧問恋愛師を自称し、周囲の恋愛に悩む人々を星の導きでカップルにしていく。ある日まばゆはカップルにしてあげた美子の星の色が黒く変わっていることに気が付く。美子はカップルになった先輩と別れて、他の男とのデートへ。美子の後をつけたまばゆは、美子が会っていた男の心には星が無いことを発見する。その男は人から星を奪う超生命体OZOだったのだ。まばゆは美子の星を取り返そうとして、返り討ちにあいそうになる。そこに現れた宇宙人エリュートは、激闘の末にまばゆを救うが、戦いで体を失くしてしまう。エリュートは、レッサーパンダのぬいぐるみに姿を変えてまばゆの側にいることになり、まばゆはエリュートに協力してOZOと戦うことになる。

ある日、突然地上に現れた「ヴァンデル」と呼ばれる魔人たち。魔人たちは増殖しながら人々を蹂躙しはじめ、人々はいつ終わるとも知れない苦難の日々を「暗黒の世紀」と呼んだ。そんな時代に生まれたビィトはヴァンデルバスターのゼノン戦士団に憧れる、正義を信じる純粋な少年。魔物の殺し屋でもあるヴァンデルバスターは、人々からは恐れられていたが、ビィトは周囲の反対を押し切ってバスターになる契約を交わす。そんな時、ビィトたちが暮らす里を狙って強力な「五つ星」の魔人ベルトーゼが現れる。ベルトーゼと激突したゼノン戦士団は当初優勢に戦いを進めるが、ビィトの不用意な行動で形勢は逆転、ビィトも含め全員が致命傷を負ってしまう。ゼノンたちの機転で奇跡的に一命をとりとめたビィトは、彼らから生命とバスターの武器「才牙（さいが）」を託される。それから3年後、ビィトは同じくバスターになった幼馴染のポアラと共に、ゼノンたちの遺志を継いで全ての魔人を倒す旅に出る。

小さな幸せも、大きな不幸も、常に風が運んでくる風の街「風都」に暮らす私立探偵の左翔太郎は、ある夜波止場で謎めいた美女と出会う。「私はいつも飢えている」という美女は翔太郎の好みにドストライクだったが、翔太郎が一瞬目を離した隙に姿を消してしまう。直後に鳴海探偵事務所に持ち込まれた依頼は、「魔女を探してほしい」というものだった。依頼者から話を聞いた翔太郎は、その「魔女」が波止場で出会った美女と同一人物であることに気づき、その依頼を引き受ける。そのころ夕凪町のT字路近辺では魔女と思われる人物の目撃情報が相次ぎ、殺人事件も起きていた。翔太郎と相棒であるフィリップは、風都をたびたび騒がせる驚異のアイテム「ガイアメモリ」によって変身した怪人が事件に関与していることを突き止める。