名前が印象的「ブリドカットセーラ恵美」が演じたアニメキャラクター643 Pt.

出典：Amazon.co.jp

戦後まもなくの時代から「箱庭の世界」に招かれた少女。神仏、悪魔、精霊、星などから与えられた特異な力「ギフト」を持つ。自分よりも格が下の人物ならば、言葉で相手の精神を縛り、意のままに操ることが出来る「威光」の持ち主。だが、この「ギフト」のせいで全て思い通りになる人間関係や代わり映えのしない日常に嫌気が差し、「箱庭」にやってきた経緯がある。財閥の令嬢であるため、気品高く物腰は優雅。傲慢というわけではなく、相手の意見は柔軟に聞き入れ、明確な悪には毅然とした態度で応じる。成長すれば、女傑と呼ぶに相応しい人物だろう。この作品で、「ブリドカットセーラ恵美」はアニメ初レギュラーを獲得した。自身が令嬢ではないので「どうしよう」と戸惑ったそうだが、想像を膨らませて令嬢の「飛鳥」を演じたそうだ。演じていく中、「飛鳥」の気持ちを推しはかり、15歳の少女を視聴者に見せてくれた。余談だが、アニメのキャストが発表された時、インパクトのある芸名（本名でもある）のため、視聴者から「どっちが役名だ」というコメントが多かったそうだ。

出典：『デート・ア・ライブ DATE A LIVE』アニメ公式サイト

主人公「五河士道」の前に現れた「第5の精霊」。風を操る双子の精霊で、彼女の他に「耶倶矢」という少女がいる。双子というだけあって顔は似ているが、髪型、目つき、スタイル、「霊装」の錠の位置などは「耶倶矢」と対照的だ。口調も独特で、先に自分の気持ちを表す言葉を話してから、丁寧な口調で「肯定。やっちゃいます」「感謝。ありがとう」など、どこか機械的で抑揚のない話し方をする。口数が少ないため冷静沈着な性格に見られるが、時折「ぷんすか」や「プスー」と口に手を当てて笑ったり挑発したり、感情表現豊かで子どもっぽい一面もある。それでも「耶倶矢」に比べれば大人びてはいる。口論が多い「夕弦」と「耶倶矢」だが、基本的には2人で行動し、互いが大好きらしい。大好きすぎて、傍から見れば色々と怪しまれる関係に見えてしまうこともあるが……。日常シーンから戦闘シーン、「士道」への独占欲など、様々な顔を見せてくれる「夕弦」を、「ブリドカットセーラ恵美」は原作のイメージを損なわずに演じてくれた。

出典：Amazon.co.jp

中学校まではバレー部に所属していたが、高校入学を機に吹奏楽部に入部した。「上条春太」（ハルタ）とは小学校に上がるまで、家が隣同士だった幼馴染み。高校で9年振りの再会を果たし、彼と共に吹奏楽部の顧問「草壁」と部員集めに奔走する。また、「ハルタ」とは恋のライバルでもあり、頭を悩ませている。純粋で明るく、嘘がつけない性格。好きなことに対しては、とことんやりきる頑張り屋だ。バレー部で鍛えられたおかげか、度胸と体力はピカイチ。昼食の弁当にボリュームがあるところも元バレー部だったためかもしれない。何事にも一直線で、振り回されるより、振り回すタイプの正統派ヒロインという印象が強い。「ハルタ」とは幼馴染みのためか、彼といる時は自然体。2人の掛け合いなどは、アニメ本編の見どころのひとつだろう。また、くしゃみをするシーンでは「可愛い」のコメントが多かった。「ブリドカットセーラ恵美」はお嬢様やお姉さんキャラクターの他にも、正統派ヒロインも演じられる幅の広さを見せてくれた。

出典：新妹魔王の契約者(テスタメント) アニメ公式サイト

主人公「刃更」とは幼馴染み。そして、彼と彼の義妹「澪」のクラスメイト。「澪姫」と呼ばれファンクラブが存在する「澪」と同様、「柚希」にもファンクラブがある。呼び名も「柚希姫」。感情を表に出すことは少ないのだが、「刃更」のことになると途端に過激になる。彼に強い好意を抱いているため、一緒に風呂に入ろうとしたり、「澪」の主従関係を羨ましがったり、恋愛方面に暴走しがちな、残念な美少女だ。戦闘能力にも優れており、人間離れした器用な技を毎回披露してくれる。また、この器用さは料理の方にも存分に生かされているようだ。そんな強くて重い愛情表現を見せるヤンデレのようなキャラクター「柚希」。第9話での「刃更」と彼女のシーンは、少し刺激が強いのだが、それすらも完璧にやり遂げた「ブリドカットセーラ恵美」へ拍手を送りたい。

出典：「CHAOS;CHILD」アニメ公式サイト

「碧朋学園」の生徒会長であり、新聞部副部長も兼任。容姿端麗、文武両道とリーダーシップがあり、男女問わず生徒に慕われている。からかい半分で「女帝」の通り名があるのだが、本人はあまり気に入っていないらしい。主人公の「拓留」とは同じ養護施設で暮らしていたことがあり、彼には姉として接する。また、危ない事件に首を突っ込んでいく「拓留」の身を案じており、事件を追うことはやめるようにと事あるごとに説得している。「ブリドカットセーラ恵美」は、自身が演じた「乃々」について、「皆のお姉さん的な存在」「拓留には姉としてついつい心配しすぎてきつく言いすぎる」「お母さんみたい」とコメント。優しさの中に厳しさを兼ね備えたキャラクターを演じた。