紅白イケメン対決！ 複数のイケメンに恋される漫画27 Pt.

複数のカッコいいイケメンに愛されるというのは、悩ましいながらも女の子ならば憧れるシチュエーションのひとつだろう。今回はどっちのイケメンを選ぶのか、という紅白的なイケメン対決が見どころの作品を紹介する。

本作の紅白イケメン対決は、ヒロイン・添野なつきをめぐってヒロインの同級生・森岡ひろみと、元ヤクザでコンビニオーナー・東ノ本宗則との間で行われる。ヒロイン・添野なつきは、小柄で可愛い女子高校生。しかし、恋愛に奔放な母親が原因で、人付き合いが苦手。そのため、他人に対して距離を置いている。そんななつきが、ある逆恨みから、コンビニ「ラバーズ7」で万引きの疑いをかけられた。無実ゆえに黙秘するなつきは、ラバーズ7のオーナー・東ノ本宗則の発案で、なぜか卓球勝負で身の潔白を証明することになる。そして、ラバーズ7でアルバイトをしている同級生・森岡ひろみとの卓球勝負に敗北したなつきは、ラバーズ7でアルバイトをすることになる。一緒に働くうちに、なつきに好意を抱いていくひろみ。一方、オーナーである宗則もなつきが気になるが、年齢や立場を考えるとその気持ちを素直に言えないでいた。

本作の紅白イケメン対決は、歌舞伎界の御曹司・河村猛と、門閥外ながらも実力で歌舞伎界に名を馳せる少年・本郷弘樹。ヒロイン・千葉あやめの存在によって、2人は歌舞伎への想いを強める。猛は、父から芸を認めてもらえないことに不貞腐れていたが、あやめの的確なアドバイスでやる気を出すようになる。弘樹は、幼い頃にあやめに勧められたことがきっかけで、一般の家に生まれながら、歌舞伎の道に進んだ。家庭の事情で、あやめと弘樹は幼い頃に離れ離れになった。しかし、あやめと猛が親しくなったことをきっかけに再会。弘樹は、あやめを想いながらも、己の芸を磨くために、歌舞伎の名門・轟屋の娘との交際を決意していた。

本作の紅白イケメン対決は、王子様系男子・佐伯涼と、俺様系男子・大賀見圭太。ヒロイン・桐谷ひまりは、男性恐怖症気味の女子高校生。小学生の時に、クラスメイト・佐伯涼への想いを綴っていたノートを、同じクラスメイトでいじめっ子・大賀見圭太に見られてしまった。その上、ノートの内容をクラス中にバラされたことが原因だ。しかし、実は大賀見は、その時からひまりが好きだったのだ。高校生になり、親の再婚で義理の姉弟となったひまりと大賀見。ひまりは、勇気を出して佐伯に告白するが、フラレてしまう。それを知った大賀見は、ひまりにアプローチする。一方、ひまりを振った佐伯は、それをきっかけにひまりに気持ちが傾いていく。そして、佐伯はひまりに告白。しかし、その時ひまりは、優しいところのある大賀見に惹かれはじめていた。ひまりを巡って、大賀見と佐伯の恋のバトルが繰り広げられる。

本作の紅白イケメン対決は、本を愛する知的な男子・笠原千秋と、ナンパだけど優しい男子・水原理久だ。ヒロイン・芹沢天は、恋愛感情に疎い女子高校生。親友・春野あげはに誘われたことがきっかけで、高校の近くで下宿生活を始める。地元が大好きで、下宿を渋っていた天の背中を押したのは、ある本の名言を引用した千秋の言葉だ。それに感銘を受けた天は、その場で実家を出ることを決める。また、その下宿には、女の子には誰でも優しく接する、天が嫌いなタイプの男子・理久も暮らしていた。当初は、ナンパで、いつも同じ笑顔を向けてくる理久が苦手だった天。しかし、彼が本当は親切で、心に傷を抱えていることを知り、惹かれていく。理久の親友である千秋は、そんな天の気持ちに、いち早く気付く。しかし千秋は、自分も天に恋していることを自覚。天を巡って、理久と千秋が友情と恋に揺れる姿を描いている。

本作の紅白イケメン対決は、派手系男子で幼馴染・橘千花と、真面目系男子・柊美月。ヒロイン・楠小豆は面倒見が良く、幼い頃から千花を兄弟のように大事にしていた。子どもの頃は、女の子みたいだといじめられた千花。しかし、高校生になる頃には、女の子にモテモテの派手なイケメンに成長。そんな千花に、小豆は子どもの時と変わらない態度で接していた。千花は小豆に片思いをしているが、恋愛に疎い小豆はまったく気づかない。そんな時、2人の前に現われたのは、千花とは逆に、真面目そうな外見の柊美月。美月の弟・流星が、小豆の弟・大豆と同い年なこともあり、美月と小豆はあっという間に親しくなる。そして、美月と小豆が互いに恋心を抱いたことに気付いた千花は、自分の気持ちを押し殺して応援しようとする。だが、長年の恋心を諦めきれない千花は、小豆に想いを告げるのだった。