『けものフレンズ』図鑑!「カバ」編182 Pt.

TVアニメ『けものフレンズ』に登場するキャラクターをご紹介。今回ピックアップするフレンズは、クジラ偶蹄目カバ科カバ属カバの「カバ」。生物学上の「カバ」も紹介しながら、彼女の生態をご紹介していこう。

湖などの水辺付近に生息し、1日の内の殆どを水中で過ごす種。草食動物ではあるが、気性は荒く獰猛とさえ言われており、「カバ」による人間の死者数も多い事が確認されている。縄張り意識が高く、侵入して来た他の「カバ」や「ライオン」、「ワニ」を攻撃する事もあるという。また、見た目の印象から大人しく動きも鈍いものと思われがちだが、実際は意外と素早く短距離ならば時速約40kmで走る事も可能と言われている。
「カバ」の表皮は非常に薄く、毛細管現象によって水分が放出され皮膚が乾燥すると裂けてしまう。それ故、乾燥から皮膚を守る為に体表から赤い粘液を分泌させたり、水中で生活するのを好むとされている。

「さばんなちほー」の水辺に登場する「カバ」のフレンズで、ライダースーツのような服装と大胆に開いた胸元が印象的な女性。言葉には「～ですの」や「～ですわ」といった語尾が使われていて、その口調はまるでお嬢様を思わせるようだ。上品な雰囲気を纏ってはいるが、その物言いは非常に率直で辛辣。自分が何者か分からない「かばん」に対し、泳げるのか、空は飛べるのか、と立て続けに質問した後、「何にもできないのね」と言い放つなどなかなかに手厳しい。しかし、その反面別れ際に何度も注意を促すなど心配する様子も見せており、彼女の持つ厳しさは優しさの裏返しなのだと感じる事ができる。