肉体の一部を機械化するなどして治療あるいは強化したものを「サイボーグ」と呼びますが、これは現代の人工臓器などもその一例と言えるでしょう。漫画では古くから「改造人間」などと呼んで、そうした存在を登場させていました。ここでは、サイボーグあるいはなんらかの特殊なギミックのついた肉体を持つキャラクターが登場する作品をセレクトしました。
人体に機械を移植されたり、あるいは肉体ごと人造に置き換えられたりと、バイオの技術により規格外の能力を持ち合わせる改造人間。強いだけでなく、そこはかとない哀愁を漂わせているのも魅力的だ。4作品を通じて、さまざまな能力を使いこなす彼らの笑いあり悲哀ありの生き様を感じてみよう。
漫画に登場するキャラクターは、何らかのモチーフを持っていることが多いです。ヒーローものやバトルものに顕著ですが、獅子や虎、狼など、わかりやすく「強そう」なモチーフから、植物などの華麗なイメージをもったモチーフまで、表現されるものは様々。その中でも特に人間ではない異形のキャラクターや、異形に近い能力を持つ人間キャラクターに与えられることが多いモチーフが「昆虫」です。虫には瞳がない、鼻・耳・口などのわ...
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