ラブコメから王道ファンタジーまで幅広く描く日本の至宝「赤松健」。彼のこれまでの軌跡であるマンガの魅力に迫りたい。
今や日本マンガ界の重鎮とも言えるであろう「赤松健」の軌跡に迫る
出典:Amazon.co.jp
ラブコメから王道ファンタジーまで幅広く描く日本の至宝「赤松健」。彼のこれまでの軌跡であるマンガの魅力に迫りたい。
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「赤松健」のマンガはここから始まった。通称「AI止ま(あいとま)」で親しまれているこのマンガは作者特有の濃さがこの時期から滲み出ている。ロボットであったりコンピューターやネットの世界から現実世界へ現れる女の子というのは今では決して珍しくも無い設定であろう。しかしこのマンガは二十年以上も前のものである。そして登場する女の子が「C言語」や「アセンブリ言語」でプログラミングされてるという設定は深いこだわりを感じざるを得ない。後のマンガにも受け継がれる大事なこだわりなのだ。
『ラブひな』は間違い無く出世作であり代表作となったマンガである。主人公は思い出の女の子とした「一緒に東大へ行く」という約束を守るために奮闘する。基本的にはラッキースケベなラブコメマンガなのだが、後のファンタジーマンガにも繋がる要素が見え隠れするのが実におもしろい。登場する女の子が全て魅力的でアニメ化も果たしたこのマンガは「赤松健」の世界を語るには外すことができない。
『ラブひな』の「赤松健」が次に出すラブコメマンガは一体どんなものであろうか。日本中のファンが待ち望んでいた新作はまさかの王道的魔法ファンタジーであった。これまでのマンガと同じように主人公のラッキースケベっぷりは健在であるので安心してもらいたい。そして肝心の内容である。これまでラブコメマンガの多かった作者が王道のバトルファンタジーをどう描くのか。当時のファンの間では話題になったものだ。非常に良い意味で予想を裏切った「ネギま!」は全ての人にオススメしたいマンガになったのだ。「赤松健」のマンガをまだ読んだことのないという人は「ネギま!」から是非読んで頂きたい。
アニメ化も発表されてますます目が離せない現在連載中の『UQ HOLDER!』。このマンガは前作の「ネギま! 」から未来のお話である。そのためどこかで見たことあるキャラクターもチラホラと登場する。このマンガから読むのも良いのであるが、さらに楽しむためには前作を一通り読めば完璧であろう。登場人物の「雪姫」が最高に可愛いのでアニメが始まるまでに是非チェックをして頂きたい。
「赤松健」が原作として手がけたミリタリーっぽさのある萌えSFマンガだ。作画は「赤松健」ではないのだが、マンガから溢れ出てくる「赤松感」はさすがと言ったところであろう。登場人物は当然可愛いのだが、敵として出てくる「かわいいエイリアン」も人には危害を加えないため良い感じのユルさを演出している。
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