アニメ制作会社「マッドハウス」が手掛けた作品【2000年～2005年】79 Pt.

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2000年4月から9月まで放送された作品。時は太正12年の春。悪の秘密結社「黒之巣会」から「帝都」を守るため、「帝国華撃団」という組織が極秘に結成された。主人公「真宮寺さくら」は「帝国華撃団」に入隊する目的で「帝都」を訪れるが、手紙を頼りに訪れた場所は何故か「大帝国劇場」だった。原作は、1996年に発売されたアドベンチャーゲーム。アニメ版はゲームの主人公ではなく、ヒロインのひとりが主人公となっている。原作と比べると設定が異なり、ストーリーもいささかシリアス。またアニメの他にも様々なメディアミックスが行われており、特筆すべきはゲーム・アニメの声優がそのまま舞台でキャラクターを演じたライブ・ミュージカルの公演だろう。現在のアニメやゲームの舞台化の先駆けともいえる。

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2000年10月から2002年3月まで放送された長編アニメ。幼い頃からいじめられっ子だった主人公「幕之内一歩」が、プロボクサーとの出会いをきっかけに一流のボクシング選手として成長していく物語。原作は『週刊少年マガジン』で連載中のマンガで、作者は「森川ジョージ」。1989年から連載がスタートし、現在も連載中である。第1期の他、2003年には「金曜ロードショー」でテレビスペシャルが放映、同年にはOVA版がリリースし、2009年にはテレビアニメ第2期、2013年には第3期が放送された。原作同様、アニメ版もファンからの評価は概ね高い。

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2004年2月から5月まで放送された作品。主人公「鷺月子」は、疲弊しきった現代社会を癒すマスコットキャラクターの生みの親。そんな彼女が金属バッドを持った通り魔、通称「少年バッド」に襲われたことを皮切りに被害者が続出する。中々捕まらない犯人を追う刑事たちは、被害者に不思議な共通点を発見するのだが……。監督を務める「今敏」初めてのテレビアニメ。1クールながらも、序盤から作品の世界観に引き込まれるサスペンス作品である。なお、アニメのスピンオフとして「角川ホラー文庫」から小説が刊行された。アニメ本編をより楽しめるオリジナルストーリーとなっている。

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2004年10月から12月まで放送された作品。引きこもり生活をする主人公の中学生「桜田ジュン」の元に、ある日届いた不思議なダイレクトメッセージ。それに安易に返答してしまったことで、彼はアンティークドール「ローゼンメイデン」による戦いに巻き込まれていく。原作は『月刊コミックバーズ』で連載していた「PEACH-PIT」作のマンガ。アニメ第2期は2005年10月から2006年1月まで放送されていた。元請は「ノーマッド」だが、「マッドハウス」が各話制作を協力している。なお2013年には、原作第2部にあたるストーリーがアニメ化された。

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2005年10月から2006年3月まで放送していた作品。『天 天和通りの快男児』の登場人物である「赤木しげる」が、博徒として覚醒する少年期から青年期まで、そして「伝説の雀士」へ成長していく姿を描いている。原作は「福本伸行」による麻雀マンガで、前述した『天 天和通りの快男児』のスピンオフ作品。当時、深夜アニメの視聴率平均が1～2パーセントだったところ、本作は4パーセント前後と高い記録をたたき出した。アニメ化の他にも2015年に実写ドラマ化を果たしている。原作は未完のため、テレビ作品はそれぞれオリジナルの結末で最終回を迎えている。