声優「佐倉綾音」が演じたアニメキャラクター5選2,117 Pt.

出典：Amazon.co.jp

「幻界（ユメ）」から「現界（うつつ）」に迷い込んだ、記憶喪失の「夢魔」の少女。他人の夢を視ることが出来る主人公「藤原夢路」のピンチを救ったことがきっかけで、彼と「ケーヤク（契約）」を結び、人間を乗っ取ろうとする「夢魔」を倒しながら、「幻界」への帰り道を探している。炭酸飲料は苦手だが、「現界」の至宝と称賛するほどドーナツが大好き。「現界」のことをあまりよく知らないため、好奇心旺盛で何事にも興味を持つ勝気で活発な性格。一方で、自分ひとりで多くのことを抱え込んでしまうところもあり、ひとりで対処出来ない状況に陥ると、精神的にへこんだり、涙を零すこともある。「ケーヤク者」の「夢路」には強い信頼を寄せており、彼が自分を支えてくれることに非常に感謝しており、照れながらも素直にお礼を伝える。そんなツンデレなところも「メリー」の魅力のひとつだ。「佐倉綾音」は本作で「初主演」を務め、当時の初々しい演技が光っている。

出典：Amazon.co.jp

「蕪羅亭 魔梨威」のふりがなは「ぶらてい まりい」。周囲から「マリーさん」と呼ばれる女子落語家。「つまんねーこと聞くなよ! 」が口癖で、座右の銘は「果報は寝て待て」。赤い髪のロングヘアーとアホ毛が特徴で、江戸弁のような男らしい喋り方をするが、出身は徳島県。頼られると断れないアネゴ肌で、言動と外見が相まって女性にモテることが多く、そのせいで女装男子疑惑が浮上したが、れっきとした女子である。ツッコミが多い反面、やや見栄っ張りでノリやすい性格のため、周りの言動に振り回されることがしばしばある。また、喧嘩っ早いのだが、腕っぷしは弱いようだ。女の子らしい仕草は苦手で、内股にすると脚のバネが効いて飛び上がる。また、音痴がコンプレックス。『じょしらく』は落語を題材にしているが、実際彼女たちが落語をする姿はあまりなく、日常のどうでもいいことから話が展開されていく作品。基本的に男らしいが、時折出る「マリーさん」の乙女な部分が可愛らしくぜひ視聴してほしい。

出典：Amazon.co.jp

人口の8割が「個性」という超常能力をもつ世界が舞台で、「雄英高校」1年の明るく柔らかい笑顔が特徴的な女の子。非常に表情豊かで、主人公「緑谷出久」を「地味めの」と表現するなど発言がかなり大雑把だが、悪意や相手を貶したり罵倒することはなく、裏表のない性格である。「出久」の蔑称「デク」を、「頑張れって感じでなんか好きだ」と好意的に捉えたりと、主人公のよき理解者である。普段は名前の通り朗らかな印象の「お茶子」ではあるが、戦闘時には雄たけびを上げて闘志を露わにし、強敵相手にも果敢に挑む。その様子は、まさしく「ヒーロー」のあるべき正しい姿と言える。彼女の指には肉球があり、「個性」は触れたものの引力をなくす「無重力（ゼログラビティ）」。しかし、数や重さには許容値があり、限界を超えると酔って嘔吐してしまう。良くも悪くも自然体のヒロインであるといえよう。アニメ2期でも活躍する「お茶子」。「佐倉綾音」は普段のふわっとした面と、戦闘時の男らしい面を上手く演じ分けている。

出典：Amazon.co.jp

春から高校に通うべく、新しい街に越してきた本名「保登 心愛（ココア）」。「喫茶ラビットハウス」に下宿し、そこで働いている。可愛いものやモフモフしたものが好きで、「ラビットハウス」のオーナーの孫である「チノ」を自分の妹のように可愛がり、メスのアンゴラウサギ、「ティッピー」のモフモフを堪能している。将来は、パン屋かバリスタか国際弁護士、または小説家などたくさんの夢を持つ。彼女の魅力は、フレンドリーな性格と明るく朗らかな笑顔で、「会って3秒で友達」がモットーのため、「ラビットハウス」にすんなり溶け込み、「ココア」と同じ高校に通う「千夜」とすぐに親友になり、「千夜」の幼馴染みの「シャロ」ともすんなりと打ち解けた。はじめは喫茶店の仕事や、コーヒーの銘柄には疎かったのだが、働いていくうちになかなかの技術を身につけた。しかし、ドジなところがあり、周りからフォローされることが多い。だが、それも彼女の魅力のひとつと言えるだろう。見た目はおっとりとした「ココア」だが、周りを巻き込んでひと騒動起こす存在。「佐倉綾音」は、「ココア」を「当の本人が一番平和そうな顔をしている台風の目みたいな娘」と語っており、アグレッシブな「ココア」を楽しく演じている。

出典：PSYCHO-PASSサイコパス 公式@psychopass_tv

「公安局刑事課一係」の「監視官」の女性。人間の心理や性格を数値化するシステム「シビュラ」に適正を見出され、18歳という異例の早さで「監視官」となった。直感力に優れ、「シビュラシステム」の判断を絶対的正義と信じ、「犯罪係数」の高い人間は速やかに排除すべきという、一般的な公安局員の考えを強く持っているため、それに反する主人公「常守朱（つねもり あかね）」に反抗的な態度を取っている。自身の能力や正義には自信を持っているが、「サイコパス」を悪化させる恐れのある対象や問題の責任を回避しようとする傾向があり、放送中、彼女への否定的意見があったようだ。しかし、その反応は作り手側には予想通りで、「佐倉綾音」は音響監督から「全力で嫌われて下さい」と役を演じる上でアドバイスを貰い、そしてそれに見事応えた演技は格別である。元気で優しいキャラクターだけではない、彼女の新境地と言えるだろう。