紙とペンで、さまざまな物語を生み出す漫画家たち。アイデアに悩み、締め切りに追われ、ときには何日も徹夜する過酷な仕事になることも。それでも多くの漫画家たちが労苦をいとわず高みを目指す。そんな創作活動に情熱を捧げる者たちを描く漫画を紹介する。
燃えるクリエイター魂! “漫画家漫画”を紹介!
出典:小学館
紙とペンで、さまざまな物語を生み出す漫画家たち。アイデアに悩み、締め切りに追われ、ときには何日も徹夜する過酷な仕事になることも。それでも多くの漫画家たちが労苦をいとわず高みを目指す。そんな創作活動に情熱を捧げる者たちを描く漫画を紹介する。
出典:マンガペディア
漫画家志望の少女が、兄が描いた作品の作者としてデビュー。その悪戦苦闘する姿がを描いたコメディだ。少年漫画が大好きな漫画家志望の少女・渡瀬かおるは、とある漫画賞を受賞する。しかし、受賞した作品を描いた覚えがない。なぜなら、その作品を描いて応募したのは、かおるの兄だったからだ。かおるは、思いもよらぬ出来事から、連載のチャンスを掴むことになる。しかし、かおるは、受賞作と同じBL漫画を描くことになってしまう。
主人公・渡瀬かおるは、「奨楽社新人コミック大賞」という賞を受賞した漫画家志望の少女。しかし、その受賞作品『でぃす×こみ』は、自分が描いたものではなかった。かおるの兄・弦太郎が描き、かおるのペンネームを騙って応募したものだったのだ。かおるの漫画を手伝っていたとはいえ、弦太郎が漫画を描くのは初めて。漫画家デビューしたいかおるは、真実を伏せたまま連載を始めた。しかし、自分の力で勝ち取ったものではないため、かおるの心中は複雑だ。一方の兄は、そもそも漫画家になりたいわけではなく、妹の夢を邪魔するつもりもない。この兄妹の関係性が絶妙だ。兄にはアドバイスと手伝いだけしてもらい、かおるは徐々に実力を身につけて、ひとかどの漫画家に成長していく。
出典:集英社
新人漫画家の少年とその美人姉妹が繰り広げるお色気コメディ。主人公・早乙女モブユキは、架空の漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」でラブコメを連載中の新人漫画家。16歳という若さゆえの未熟さを何とかしようと、日々、悪戦苦闘している。そんなモブユキをサポートするべく、姉・ノアンと妹・カノンは、文字通り体を張ったご奉仕をする。
主人公・早乙女モブユキは、高校中退で漫画家デビューした純朴な少年。恋愛未経験のため、お色気シーンを思い通りに描けないという悩みがあった。そこで、アシスタントとしてモブユキに協力するのが、彼の姉妹。甘やかし上手の姉・ノアンと、兄に対して素直になれない妹・カノンだ。2人はモブユキのことが大好き。キスシーンの描き方で悩むモブユキに、自ら実演しようと迫るほど。さらに、18禁の青年漫画が大好きという編集担当・瀧波レモンも加わって、ウブなモブユキはいつもてんてこ舞い。しかし、彼女たちの体を張ったサポートが功を奏して、モブユキの描く漫画は、少しずつファンを獲得していく。
出典:マンガペディア
『BECK』の作者が描く、漫画に人生をかけた少年の青春ストーリー。退屈な学園生活を送る主人公・伏見紀人の夢は、漫画家になること。憧れの漫画雑誌「トーラス」に自分の描いた漫画を持ち込むが、結果は惨敗。しかし、諦めることなく努力を重ねていく。夢のお告げや占い師の予言といったオカルトチックな要素を交えながら、紀人が夢に向かって努力する姿を描いている。
漫画家を目指す主人公・伏見紀人は、持ち込みで散々にダメ出しされようとも、絶対に諦めない。「学校にいる時間がもったいない、もっと漫画を描いていたい」という紀人の情熱は、鬼気迫るほどだ。また、紀人は、母や姉が発症した「身体が動かなくなる奇病」を、いずれ自分も発症するのではないかという恐怖を抱えている。「動けるうちに精一杯漫画を描かないと」という必死さは、今を生きる人たちに対するメッセージとも受け取れる。ちなみに紀人がテンションを上げるためにかけているミュージックアルバムは、バンドを描いた漫画『BECK』の主人公たちが作ったものだ。
出典:マンガペディア
2人の少年がコンビを組んで漫画家になる青春サクセスストーリーだ。高い画力を持つが、ストーリー構築が苦手な真城最高(通称サイコー)。絵は描けないが、文才と発想力に長けた高木秋人(通称シュージン)。対照的な2人が短所を補い合い、「週刊少年ジャンプ」の人気連載作家を目指す。2010年から3度に渡りテレビアニメ化された。
真城最高(通称サイコー)は漫画家の叔父の影響で、漫画家になる夢を持っていた。けれど、叔父が原稿を執筆中に亡くなったため、家族に反対され、その夢を諦めていた。しかし、ストーリー作りが得意な高木秋人(通称シュージン)に誘われ、コンビを結成。原作をシュージンが、作画をサイコーが担当し、漫画家を目指す。そして、2人が漫画を持ち込んだのは、「週刊少年ジャンプ」編集部。実在の編集者をモデルとしたキャラクターが登場し、非常にリアルな漫画制作の現場が描かれる。ライバルの漫画家たちも情熱にあふれており、誰もが夢と野望を抱いて前に進んでいく。虚実おりまぜつつ、「いかにヒットする作品を描くか」といったリアルなノウハウが詰め込まれた、本格的な「漫画家を描いた漫画」だ。
出典:KADOKAWA
高校生作家の兄と引きこもりの妹が繰り広げるラブコメディ。伏見つかさのライトノベルを原作としたコミカライズ作品だ。主人公・和泉正宗は、高校生にしてライトノベル(ラノベ)作家。ひょんなことから、自作の挿絵を担当しているのが、妹・紗霧だと知る。紗霧は「エロマンガ先生」というイラストレーターだったのだ。2017年にテレビアニメ化された。
本作は非常にインパクトのあるタイトルだが、内容は至って真摯な「創作への情熱」がテーマだ。主人公・和泉正宗は、中学生でデビューしたラノベ作家。妹は、両親の再婚で家族になった紗霧。実は紗霧は、小学生の時にプロのイラストレーター「エロマンガ先生」としてデビューした。しかも、正宗のラノベ作品の挿絵を担当していたのだ。そのことが兄にバレるところから、物語は始まる。紗霧は、兄の作品の最初のファンである。そんなラノベを愛する兄妹の、創作にかける情熱が描かれている。義理の兄妹の微妙な関係も見どころだ。ちなみに紗霧のペンネームは「エロマンガ先生」であるが、まだ漫画を発表したことはない。紗霧の今後の成長に期待だ。
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