あなたの一押しヒロインは誰!? 『ONE PIECE』より142 Pt.

マンガには必ずと言っていいほどヒロイン的キャラクターが存在する。そんなヒロインの魅力を印象深い台詞やシーンと共に紹介していく。

作成日時:2017-08-06 22:00 執筆者:マンガペディア公式

あなたの一押しヒロインは誰!? 『ONE PIECE』より

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概要

今回はマンガ『ONE PIECE』の中からヒロイン的キャラを選抜してご紹介!! 見た目だけじゃない、内面も魅力的なのが真のヒロイン。 その内なる魅力から生まれた心を打つシーンや台詞と共にキャラクターの魅力を紹介しよう。

「ナミ」

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「ココヤシ村」の出身で、家族は母親代わりの「ベルメール」と、姉のような存在の「ノジコ」の2人で血はつながっていないみかん畑を育てながら。3人仲良く暮らしていたが、ある時、「魚人族」の「アーロン」に村を侵略され、「ベルメール」が殺されてしまう。村を救うため「アーロン」に従い、得意の海図を書きながら村を買い戻す資金を蓄えた「ナミ」。ところがそれすらも「アーロン」の差し金によって阻まれる。そんな時、涙ながらに助けを求めた相手が、途中まで冒険を共にした「ルフィ」だった。結果、「ルフィ」たちによって「アーロン」は打ち倒され、「ナミ」は晴れて正式な「麦わらの一味」のメンバーとなる。
「ナミ」の印象深い台詞は、「アーロン」の恐怖から解き放たれた後に発した「相手が風と海なら航海してみせる!! この船の”航海士”は誰!!? 」。そう言い切る彼女の表情は、自信に満ち溢れている。あの小部屋で泣きながら海図を書いていた頃の彼女はもういない。彼女の強さを感じる一コマだ。

「ネフェルタリ・ビビ」

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「アラバスタ王国」の王女で、心優しい性格。国の危機に瀕した際には、敵の一味に自ら仲間として加わる度胸も持つ。柔らかくウェーブした青い綺麗な髪をしている。「サー・クロコダイル」率いる秘密犯罪会社「バロックワークス」に所属していた時には「ミス・ウェンズデー」と名乗り麦わらの一味と対峙した。後に「アラバスタ」の王女であることが「バロックワークス」に知られてしまい、「ルフィ」たちの力を借りて、国に平和を取り戻す。戦いが終わった後、「麦わらの一味」へ誘われたが、国に残りたいと王女らしい決断を下した。しかし、本人や一味の認識としては、離れていても大切な仲間なのだ。
「ビビ」の台詞で印象深かったのは、「アラバスタ」へ向かう途中、「ナミ」が高熱を出した時のこと。「一刻も早くナミさんの病気を治してそしてアラバスタへ!!それがこの船の”最高速度”でしょう!!?」と、「アラバスタ」へ急ぎたい気持ちと「ナミ」を心配する気持ち、色んな思いが交錯する中で発した一言だ。「ビビ」の心優しい一面が強く感じられ、忘れられない一コマ。

「ニコ・ロビン」

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「西の海(ウエストブルー)」の「オハラ」出身の頭脳明晰でクールな美女。歴史上の「空白の100年」の謎を解き明かすため旅をしている考古学者だ。「悪魔の実」の1つ、「ハナハナの実」の能力者で、「サー・クロコダイル」率いる「バロックワークス」では副社長のポジションで「クロコダイル」の右腕として働いていた。しかし「クロコダイル」との闘いに敗れ砂に埋もれていく「ルフィ」を助けたりと、敵なのか味方なのかよく分からない振る舞いをしていた。「オハラ」の唯一の生き残りであることから、「歴史の本文(ポーネグリフ)」を解読できる危険性を考慮され、懸賞首となった「ロビン」。「アラバスタ」の「歴史の本文(ポーネグリフ)」に自分が求める情報が記されていなかったことで、生きる目的を失い自ら死を選ぼうとするが、「ルフィ」に力ずくで助けられ、その後半ば強引に一味に加わる。ナミの扱いを一味の誰よりも心得ている。その後は一味のためを思って一度離脱を宣言するが、度重なる一味の行動に心動かされ、涙ながらに生きることを望んだ。そうして一味に復帰してからは、以前より穏やかな表情も見せるようになる。
ロビンの印象深いシーンは、もちろん先に述べた生きることを望むシーン。普段冷静であまり顔色さえ変えない彼女が、涙でぐしゃぐしゃになりながら「生きたいっ!!!!」と強く「ルフィ」に答える。そこに至るまでの葛藤、仲間への思い、色んな感情が詰まったとても重みのある一言だ。

「ボア・ハンコック」

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「ハンコック」は、「海賊女帝」や「蛇姫」の異名を持つ「アマゾン・リリー」の皇帝。また、「九蛇海賊団」船長であり、「王下七武海」の1人だ。「メロメロの実」の能力者で、自らは自身の持つ美しさ故に何をしても許されると思っている。なかなかに傲慢で、びっくりするくらい我儘な性格をしている彼女。ところがあることを機に「ルフィ」に心底惚れ込んでしまう。その後は、それまでの傲慢さとは打って変わり、恋する乙女。難解な頼み事も引き受けてしまう程の変わりようだった。ただし「ルフィ」には「メロメロの実」の効果は発揮されず、「ハンコック」の恋は今のところ一方通行でしかない。
「ハンコック」の印象的なシーンと言えばやはり「見下しすぎのポーズ」ではなかろうか。見下しすぎて逆に見上げてしまうあのポーズは、今ではしっかりフィギュアになっている。美しく佇む姿や「ルフィ」を前に頬を染める「ハンコック」も良いが、やっぱりこれが「ハンコック」の姿ではないか。

「しらほし」

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「リュウグウ王国」王女。「ネプチューン家」長女で末っ子。「人魚姫」と称される絶世の美女だが、ビックリするのは体がとても大きいこと。ピンク色の長い髪が、彼女の可愛らしい雰囲気をさらに引き立てる。臆病で泣き虫な性格だが、素直で優しく、芯が強い。誰に対しても丁寧な口調で話す。島民からは「しらほし姫」と呼ばれ愛されている。「ルフィ」からは、よく泣くので「弱虫」やら「よわほし」と呼ばれていた。「バンダー・デッケン九世」に求婚され、断った結果命を狙われることとなる。彼の攻撃から逃れるため、「硬殻塔」での軟禁生活を強いられることになった。塔の中に入ってきた「ルフィ」を当初自分を狙った刺客と勘違いしたが、自身を助けてくれたことで信頼する。そんな「ルフィ」の誘いでついには塔の外に出て、「海の森」で念願の母の墓参りをすることができた。その後、自身や家族の身に訪れる危機からも、「ルフィ」の力によって救われることとなる。「ルフィ」たちが旅立つ際、いつか一緒に地上を散歩することを約束した。
「しらほし」の印象深いシーンと言えば、母の「オトヒメ」殺しの犯人が明らかになったシーン。その際「しらほし」はそのことを知っていたと口にする。「お母様と交わした…最後のお約束なのです……!!! 犯人様がどちらのどなたでも決して憎んではいけないと……!!! 」。そう言った時の彼女の表情は何とも言えない胸に迫るものがある。その言葉と涙の重み、「しらほし」が長年1人で抱えてきた辛さはきっと相当なものなのだろう。

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