神の存在を信じた事があるだろうか。彼らは現実には存在しないが、画面の向こう側にあるアニメという世界には割と多く存在している。
こんなに多いとなると、有り難みも何もない気がするが、見ているだけなら良質な時間を提供してくれる。もしかすると、それって最高のご利益では? 騙されたと思って少しくらい信じてみるのも良いのかもしれない。
俗に「神アニメ」と呼ばれる作品を紹介するとなると枚挙に暇がなく、途方もない事になってしまうので、今回は少し指向を変えて、神様が主役のアニメをご紹介して行こう。
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神の存在を信じた事があるだろうか。彼らは現実には存在しないが、画面の向こう側にあるアニメという世界には割と多く存在している。
こんなに多いとなると、有り難みも何もない気がするが、見ているだけなら良質な時間を提供してくれる。もしかすると、それって最高のご利益では? 騙されたと思って少しくらい信じてみるのも良いのかもしれない。
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2005年に放送されたアニメで、タイトルの意味は「神様で中学生!」の略。
広島県の瀬戸内地方にある架空の港町「日の出町」を舞台とした物語である。ある日突然「神様」になってしまった普通の女子中学生「一橋ゆりえ」が、困惑しながらも、次第に神通力を使ったり、人々の願いを叶えたりと神様として成長して行く様が描かれている。
神様となったとは言え、本人に余りその自覚がなく、周囲もそれ程特別視したりはしない為、それ以降も普段と変わらぬ日常を過ごすのだが、神様としての神格は相当高いらしく、うっかり台風を起こしてしまう程。
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2008に放送されたアニメで、「神薙町」に住む高校1年生の美術部員「御厨仁」と、「産土神」の「ナギ」を中心とした物語。
霊感の強い「仁」が、ある日、地区展に出す作品を製作する為、切り倒された神木から手彫りの精霊像を作っていた所、いきなり地面に置いていた精霊像が砕け、中から「産土神」を自称する少女「ナギ」が現れる。神木が倒された事によって「ケガレ」が発生する事を聞いた「仁」は、「ケガレ」を祓う為に「ナギ」と共同生活を送る事になったのだが……。
神様が美少女という、一見ありふれた題材ながら、「ナギ」の自我が脆弱であるという設定が、何とも言えない緊張感を持たせている。
物語が進むと二人は共に自分探しを行なう事になるのだが、その展開は意外とヘビー。可愛らしいキャラクターデザインから、ゆるいストーリーを想像していると、度肝を抜かれる事になってしまう。
「森見登美彦」による同名小説が原作のアニメで、主人公である「下鴨矢三郎」が、狸界の頭領「偽右衛門」の座を巡り、陰謀渦巻く化かし合いの中に身を投じて行くというストーリー。
かつての初恋相手である「弁天」に連れられて潜り込んだ「金曜倶楽部」にて、「矢三郎」は父の死に隠された真実を知る事になるのだが……。秘められた真相が明らかとなる時、「矢三郎」と「下鴨家」の逆転劇が始まる……!
マンガ家の「久米田康治」がキャラクターデザインを行なった事でも話題になった本作は、どこか懐かしい雰囲気が漂い、作者独特の台詞回しも軽妙で癖になる作品となっている。
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「あだちとか」原作のアニメで、祀る社を持たない無名の武神「夜ト」を主人公とした物語。
たった5円の賽銭でどんな依頼でも引き受ける「デリバリーゴッド」の「夜ト」は、ある日、不注意から「壱岐ひより」という少女を交通事故に遭わせてしまう。
「ひより」は一命を取り留めたものの、幽体離脱しやすい特異体質となってしまい、その改善の為「夜ト」と関わって行く事になるのだが……。
本作の魅力と言えば、何と言ってもその躍動感溢れるバトルシーンにあるだろう。細部まで細かく描写され繰り広げられる戦闘にはついつい見入ってしまう程の迫力がある。また、そうして派手なアクションシーンを見せ付けておいてからの、登場人物達の内面について繊細に描写しながら展開される人間ドラマも、本作の見逃せないポイントと言える。
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2012年、及び2015年に放送されたアニメで、主人公である高校生「桃園奈々生」が、土地神として縁結びと退魔の活動を行なって行く様を描いた作品。
幼い頃に母親と死別し、更に父親がギャンブルにのめり込んだ挙句に蒸発してしっまた「奈々生」は、途方に暮れていた所に土地神である「ミカゲ」と、その神使である「巴衛」の二人と出会う。「ミカゲ」から縁結びの神社である「ミカゲ社」を預かる事になった彼女は、高校に通う傍ら、土地神としての活動も行なう事になるが……。
本作は少女向けアニメという事もあり、「奈々生」と「巴衛」の関係の変化も見所となっている。徐々に進行して行くもどかしい恋愛模様に、ときめきを覚える事間違いなしだろう。
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