人を殺すのは悪い事。しかし、正義のために敵を殺める暗殺者・殺し屋もアニメの世界において存在するのである。果たしてこれは正義なのか悪なのか……!? ぜひ見極めて欲しい。
暗殺者・殺し屋が必ずしも悪とは限らない。作風も境遇も様々な暗殺者・殺し屋が登場するアニメを紹介する。
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人を殺すのは悪い事。しかし、正義のために敵を殺める暗殺者・殺し屋もアニメの世界において存在するのである。果たしてこれは正義なのか悪なのか……!? ぜひ見極めて欲しい。
小中高一貫校の「ミョウジョウ学園」10年黒組。このクラスには、ある1人の少女の命を狙うために12人の女子高生暗殺者たちが集められた。12人の少女たちのターゲットになった「一ノ瀬晴」は、意図せず人をひきつけ、操るというカリスマ性を持つ「プライマー一族」の末裔で、彼女の存在を疎ましく思う輩もおり幼い頃から度々命を狙われている。身体に数多く残る傷跡、彼女を守るため亡くなった「晴」の家族……。過酷な運命を持ち、クラスメイトから命を狙われていると知っても笑顔を絶やさずみんなと仲良くしようと接する「晴」。その中の1人、ずば抜けた暗殺力を持つ「東兎角」は「晴」と寮で同じ部屋になった。「晴」と交流する内に彼女の温かさに触れ「晴」を守ろうと決意する。自分以外のクラスメイト全員から標的とされる気持ちはどんな気持ちなのだろう。そして暗殺者たちは「クラスメイト」の仮面をかぶり、どんな気持ちで「晴」を見ているのであろう。「生きて卒業すること」を強く決意する「晴」の命は一体どうなるのであろう。
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金髪碧眼のツインテール少女「ソーニャ」は、女子高生でありながら実はある組織に所属する「殺し屋」。指令が下るとちゃんと仕事をこなしてはいるが、あくまでも普段は普通に学校に通っている。そんな「ソーニャ」の自称「友達」であり、いつも彼女の周りをうろうろしているクラスメイトの「折部やすな」。「ソーニャ」の正体を知っているのに遊んでもらおうとちょっかいを出してはしょっちゅう殴られている。いわゆる「おバカ」であり、いつも「ソーニャ」をイライラさせている。そこに「ソーニャ」と同じ組織に属する忍者であり、神出鬼没なのんびりキャラ「呉織あぎり」、出番を求めて「やすな」たちと接触を試みるもののいつもすれ違いな「没キャラ」、さらに敵対する組織の刺客たちも交えてコミカルかつバイオレンスにストーリーは進む。「暗殺者」「殺し屋」というとシリアスが定番だと思われがちだが、たまにこんなゆる〜い感じもいかがだろうか?
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平和に見えてその実、荒れ果てて行く世界で、掃除屋の「スヴェン=ボルフィード」はお尋ね者を確保しようとしていた。掃除屋とはいわゆる賞金稼ぎではあるものの、殺しはせず賞金首を捕らえる者たちのことである。しかし「スヴェン」が自らの特殊能力で見たのは暗殺されたお尋ね者の姿で、実際に「スヴェン」の目の前でお尋ね者は殺され、犯人は姿を消す。その犯人こそ「暗殺者」としての才能を認められ「秘密結社クロノス」に特例で採用された「トレイン=ハートネット」だった。そんな凄腕の彼であったが、ある日掃除屋の「ミナツキサヤ」と出会い、彼女の影響を受けて掃除屋に転向しようとした。しかし、それをよく思わない「トレイン」の元相棒「クリード」が「サヤ」を殺害し、そこから「トレイン」は掃除屋として戦いに身を投じていく。「クリード」が率いる革命集団「星の使徒」、「星の使徒」と敵対する「秘密結社クロノス」、そして掃除屋メンバーたち。三つ巴の戦いが幕を開ける。仲間、出会い、戦い、死……、めまぐるしく変わる彼らの運命はどこへ向かうのか。
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「依頼があれば、何でも殺す」をモットーとしている主人公「佐々木竜一」(通称・殺し屋さん)。それは殺し屋として至極当たり前の事であるが、本作においての対象は人だけではなく、子供の夏休みの宿題、主婦の家事まで殺すという幅の広さ。「殺し屋」というよりほとんど「何でも屋」に近い。腕は一流、報酬は高額、殺害方法の研究にも余念が無いという、非常に優秀な「日本一の殺し屋」なはずなのだが……。実は可愛いもの好き、両親と同居、無農薬野菜を自ら買いに行く、「殺し屋」の技術は高校卒業後に専門学校で2年学んだ、などなどとっても庶民的な一面を持っている。そんな彼を取り巻く個性的なキャラ達が繰り広げるギャグアニメである。父親の仇討ちの為に殺し屋さんをつけ狙う「父の仇女」の発言は至って普通の発言なのだが、勝手に「殺し屋さん」が曲解して変な想像を膨らませ鼻血を噴いているシーンは毎回お決まりであるが、必見だ。ツッコミどころ満載、笑いどころ満載という一味違った「殺し屋」アニメ。何も考えずに楽しもう!!
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「少女に与えられたのは、大きな銃と小さな幸せ。」というキャッチコピーが印象的な、架空の現代イタリアを舞台に少女が銃撃戦をするガンアクションアニメである。障害者支援を目的として設立された公益法人「社会福祉公社」。それは表向きの顔であり、瀕死の少女たちに身体の改造と洗脳を行い、政府に逆らう勢力に対する暗殺などを行う黒い組織であった。少女たちの過去は様々で一家連続殺人事件の生き残り、病室で寝たきりだった者、保険金殺人で殺されそうになった者など聞いているだけで辛くなるような人生を送っていた。生身の頃の記憶を封印された彼女たちは担当官の指令により銃を持ち戦う。死と隣り合わせの世界で彼女たちは自由な身体と仕事を与えられた事に幸せを感じていた。それが例え人の命を奪うことであったとしても、暗殺命令があれば彼女たちは何のためらいもなく銃の引き金を引くのである。そしてそれぞれの担当官も各々の考えに対しいろいろと葛藤する。命の重さ、生きる事の尊さ、社会の裏事情、大人たちの盾として使われる少女たちの胸の内……。胸が詰まるような作品であるが、引きずり込まれてしまう事間違いなしである。
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進学校「椚ヶ丘中学校」の落ちこぼれクラス「3年E組」に突然防衛省の人間と新しい担任教師が現れた。その担任教師は月を爆破し「来年3月までに自分を殺せなければ地球を破壊する」と宣言した超危険生物。さらに「3年E組」の担任になることを政府に希望したため、困惑した政府は生徒たちにこの生物の暗殺を成功報酬100億円で依頼したのだった。初めはとまどっていた生徒たちだったが、報酬の大きさに殺る気を出しあの手この手を使って暗殺を試みるが、ことごとく失敗する。それまで学園の底辺にいたやる気のない生徒たちが「暗殺」という目標に向けて一致団結し、徐々に前を向いていく。本作の一番の見所は何といっても「暗殺の標的」である「殺せんせー」である。マッハ20で空を飛び、触手を自由自在に操り、わかりやすい表情と顔色を持つ。ターゲットなのに生徒たちの面倒見は非常に良く、暗殺のヒントを与える事も。教師としての才能も素晴らしく、生徒1人1人に対してきめ細やかな指導をする「殺センセー」。個性的な生徒たちVS最強危険生物の命を賭けた授業が幕を開ける。勝利の女神は誰に微笑むのだろうか!?
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アメリカの暗黒街で次々と起こるマフィア幹部の暗殺事件。その影で、謎の組織「インフェルノ」と組織最強の暗殺者「ファントム」の噂が囁かれていた。アメリカを一人旅していた「ツヴァイ」は、偶然にも事件に巻き込まれ「ファントム」の姿を目撃してしまった。次に彼が目を覚ましたのは廃屋で、記憶がすっかり曖昧になってしまっていたところ、1人の少女に「暗殺者になれ」と冷たく告げられる。その少女「アイン」こそ最強の暗殺者「ファントム」であった。暗殺者としての素質を感じた組織が、本来なら事件の目撃者として殺されるはずの「ツヴァイ」の記憶を消し、組織最強の暗殺者へと仕立てていく。「アイン」と共に与えられたミッションをこなしていた「ツヴァイ」だったが、ある日自分の記憶を取り戻す。全体的にシリアスな展開であるが、個々の心理描写や緻密に作りこまれた物語にのめり込むこと間違いなし。「アイン」と「ツヴァイ」の出会いから動き始めた数奇な運命。2人の暗殺者の思いは、未来は、一体どこにたどり着くのか。
335 Pt.
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