優秀すぎる部下がここにいる!オススメ漫画5選22 Pt.

大所帯になるほど、リーダーを支える人材が重要。優秀な部下が登場する漫画を紹介!

作成日時:2019-01-27 10:00 執筆者:マンガペディア公式

優秀すぎる部下がここにいる!オススメ漫画5選

出典:小学館

組織というものは、強力なリーダーだけでは立ち行かない。組織を円滑に回すには、リーダーの意志をしっかり汲み取り行動できる、優秀な部下が必要だ。今回はそんな優秀な部下が登場する作品を紹介しよう。


戦国時代にタイムスリップした高校生が、織田信長として生きることを余儀なくされる、ユニークな設定の戦国コメディ。主人公・サブローは、のんきで勉強嫌いな高校生。ある日、彼は、ひょんなことから戦国時代にタイムスリップ。そこでサブローが目にしたのは、自分と瓜二つの織田信長。病弱だが品行方正な信長は、家臣から慕われてはいるものの、乱世を生き抜く自信は全く無し。人知れず城から出奔しようとしたところ、サブローと遭遇。これ幸いと、サブローに信長となるよう命じて立ち去ってしまう。かくしてサブローは、織田信長の身代わりとして、歴史を守るため奮闘していく。2014年にテレビアニメ化。2014年にテレビドラマ化。2016年に実写映画化。

本作の興味深いところは、主人公の織田信長(サブロー)だけでなく、意外な人物たちが別人による成り替りである点だ。例えば、信長に仕えた黒人サムライとして知られる弥助も、サブローと同じタイムスリッパーである。中でも極めつけは、木下藤吉郎。本作の木下藤吉郎は、今川義元が放った間者で、本物の藤吉郎を殺し、当人に成りすましているのだ。藤吉郎は本来ならば、織田配下の中でも、もっとも優秀な部下になるはずの人物である。その彼が、信長として生きることとなったサブローを倒す機会を、虎視眈々と狙っているのだ。もっとも、当のサブローはそんなこととはつゆ知らず、上辺は忠義者を装う藤吉郎を重用。彼は別人にも関わらず、史実と同じように出世し、羽柴秀吉となる。当人の思惑は異なるものの、結果的には優秀な部下となっているわけだ。


『銀河英雄伝説』

出典:集英社

田中芳樹による同名小説のコミカライズ作品。本作以前に、道原かつみ作画によるコミカライズもされている。本作は、ラインハルトの幼年期から、時系列順にストーリーを再構築したものとなっている。物語の舞台は遥かな未来。宇宙では、銀河帝国と自由惑星同盟という、2大勢力による争いが続いていた。そんな中、両陣営で2人の英雄が頭角を現す。1人は“常勝の天才”と称えられる銀河帝国軍のラインハルト・フォン・ローエングラム。もう1人は、“不敗の魔術師”の異名を持つ自由惑星同盟軍のヤン・ウェンリー。2人の登場により、帝国と同盟の争いは、大きな転機を迎えることとなる。2018年にテレビアニメ化。

本作には優秀な部下が数多く登場する。特にラインハルトの陣営は人材の宝庫だ。神速の艦隊運用から“疾風ウォルフ”の異名を持つ名将・ウォルフガング・ミッターマイヤー。ミッターマイヤーの親友で、冷静沈着かつバランスに優れた用兵家・オスカー・フォン・ロイエンタール。後に帝国の双璧と謳われる2人を始め、“鉄壁ミュラー”、猛将・ビッテンフェルトほか、まさに多士済々である。そして、数多くの優秀な部下の中でも、ラインハルトにとって掛け替えのない人物こそ、ジークフリード・キルヒアイスだ。帝国軍幼年学校入学以前から苦楽を共にしてきたキルヒアイスは、ラインハルトにとって優秀な部下の枠を超え、己の半身にも等しい、唯一無二の存在である。


魏・呉・蜀の三国が中国大陸の覇権を争った三国時代を、蜀の王となった劉備の視点を中心に描いた大河歴史漫画。ベースとなっているのは吉川英治の小説だが、横山光輝による独自の解釈も加わっており、小説では描かれていない天下統一後にもストーリーが展開している。第20回日本漫画家協会賞優秀賞受賞。1991年10月にテレビアニメ化。

数々の名将がきら星のごとく登場する本作は、優秀な部下が溢れている。まず、主人公・劉備が「桃園の誓い」で義兄弟の契りを交わした関羽と張飛。関羽などは、後の中国で神として崇められていることからも、その優秀さが窺い知れる。張飛は、がさつで性格的には難ありだが、武勇に関しては中国史でも屈指の豪傑である。その他にも、槍術に優れた実直な武士・趙雲、弓の名手・黄忠、張飛に匹敵する武勇を備えた猛将・馬超ほか、劉備が治める蜀に限っても、優秀な部下は枚挙にいとまがない。そんな部下たちの中でも極めつきといえる人物が、希代の天才軍師・諸葛亮だ。有名な「三顧の礼」で劉備に迎えられた諸葛亮は、数々の神算鬼謀で蜀の勝利に貢献。劉備の死後も蜀の屋台骨を支えていく。諸葛亮は能力はもちろん、忠義にも厚い優秀な部下だ。


身分の低い戦災孤児ながら「天下の大将軍」を目指す少年・信と、後に始皇帝となる秦の若き王・嬴政(えいせい)を中心に、中国の春秋戦国時代を描いた、大河歴史浪漫。主人公・信は、親友の漂と共に、「天下の大将軍」を夢見る少年だった。信は、漂が影武者として取り立てられたことをきっかけに、秦王・嬴政と対面する。当初は嬴政を快く思っていなかった信だが、彼の複雑な生い立ちと、高い志を知り、その考えを改める。やがて信は、嬴政が掲げる中華統一という大望を実現するべく、戦場で次々と武勲を重ね「天下の大将軍」への道を突き進む。2012年、2013年にテレビアニメ化。

名将、勇将が数多く登場する戦記物は、優秀な部下も当然多い。信が率いる飛信隊に目を向けるなら、隊長の信すら凌ぐ圧倒的な武術の才を持つ少女・羌瘣(きょうかい)。あるいは、軍師として隊を支える河了貂(かりょう てん)が挙げられる。秦王・嬴政の視点に立って見れば、中華でも屈指の軍略家であり、武将としても非凡な才を持つ昌平君(しょうへいくん)。そして秦国六大将軍の1人であり、「秦の怪鳥」として各地の戦場で名を馳せた名将・王騎は、文句なしに優秀な部下と言えるだろう。さらに、王騎将軍の副官・騰(とう)もまた、見逃すことの出来ない人材だ。王騎と共に数多の戦場を駆け抜けた彼は、六大将軍に匹敵する将器を持つ優秀な部下である。このように数々の優秀な部下が、武勇や知謀の限りを尽くして難敵に挑む物語は、様々な見所に溢れている。


異界と現世が交わる街を舞台に、人外の存在と超人集団による戦いを描いた、伝奇SFファンタジー。物語の舞台は、かつてニューヨークがあった場所に、突如として現れた異界の街・ヘルサレムズ・ロット。そこは、魔物や邪神を始めとする異形の者たちが闊歩する、地球上で最も危険な場所だ。主人公・レオナルド・ウォッチは、「ヘルサレムズ・ロットの歩き方」という記事を書くため、この地を訪れた記者の青年である。彼は、ある日、街の均衡を守る秘密結社「ライブラ」のザップ・レンフロと遭遇する。そこで彼らの新メンバーと誤解されたレオナルドは、その日を境に、危険と隣り合わせの日々を送ることとなる。

主人公・レオナルド・ウォッチが所属する秘密結社「ライブラ」は、異界からやってきた住人を相手に、世界の均衡を守るために戦う集団だ。彼らを束ねるのは、リーダーのクラウス・V・ラインヘルツ。大柄で筋骨隆々の肉体と、牙のような犬歯を持つ奇怪な風貌の持ち主である。「ブレングリード流血闘術」の使い手である彼は、血の力をこめた拳で、異界の者たちを封印する能力を持つ。クラウスを筆頭に、「ライブラ」のメンバーは、何れ劣らぬ超人ばかりだが、それだけにクセの強い者が多い、そんな曲者揃いの「ライブラ」の面々をまとめるのに、クラウスが頼りにしているのが、副官的な存在のスティーブン・A・スターフェイズ。冷徹な切れ者の彼は、仕事に応じて的確にメンバーを差配する。問題児筆頭のザップすら怯えさせるスティーブンは、まさにクラウスにとって優秀な部下である。


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