警護のスペシャリスト!女性SP漫画オススメ5選47 Pt.

SPやボディーガードといえば、屈強な男性のイメージが先行しがちだが、今や女性のボディーガードも珍しくない時代だ。さまざまな事情を抱える依頼人を守るために身体を張る、強さと美しさを併せ持つ女性が登場する5作品を紹介しよう。

作成日時:2020-05-31 10:00 執筆者:マンガペディア公式

警護のスペシャリスト!女性SP漫画オススメ5選

出典:小学館


『SP×ベイビー』

『SP×ベイビー』

出典:小学館

財閥の御曹司と、ひょんなことから彼のボディガードになった女性が巻き起こすドタバタラブコメディ。主人公・長谷川環(たまき)は正社員採用を目指すフリーターだ。幼なじみのナツ兄ちゃんに片思い中だが、就職もできず中途半端な立場のため一歩を踏み出せずにいた。ある日、環は面接に行く途中で、何者から逃げる男性を正義感から助ける。しかし、そのせいでスカートが破れ面接は台無しに。失意のどん底の中、彼女に手を差し伸べたのは意外な人物だった。

環が助けた男性は、総理大臣をおじに持つ名家の御曹司・菅生景虎(すごうかげとら)だった。正義感の強さを見込まれ、「正社員としてボディーガードになってほしい」と言われる。一度は断るも、手荒な方法で食い下がる彼に根負けし、環はいやいやながらボディーガードになる。メイドのいじめや、彼に迫り来る「悪意」の数々にめげそうになりながらもだんだんと一人前を目指していくようになる環。ボディーガードとしての奮闘記としてはもちろん、恋の行方もエッセンスとして楽しめる作品だ。前々から環を知っているような素ぶりを見せる景虎は「環に触れられないと痛みがわからない」と謎めいたことを言う。景虎の正体は一体誰なのか。ナツ兄ちゃんとの間で心が揺れ動くさまも相まって、結末まで目が離せない。


『番犬ハニー』

『番犬ハニー』

出典:小学館

オレ様系セレブ男子とボディーガード女子が、タッグを組んで難敵を撃破する、青春ラブコメディ。主人公・黒川莉音(りおん)は中学2年生だが、幼い頃から英才教育を受けたプロのボディーガードだ。とある少年の警護のため、超セレブの生徒が集う天宮(あまみや)学院中等部に転入することに。下校時、校門で会った少年が暴漢に襲われそうになる場面に居合わせた莉音は、彼と力を合わせて相手を撃退する。その少年こそが、莉音が警護する予定だった大会社の御曹司・赤坂駿(しゅん)だった。

駿は、亡き父親が経営していた大会社が悪徳企業だったため、恨みに思う者たちから脅迫を受けていた。彼の身を案じた兄・速人(はやと)が、学院内でも守れる莉音をボディーガードに付けたのである。最初は嫌がる駿だったが、学院内のセレブ女子たちの意地悪を跳ね返す彼女に好感をおぼえる。莉音もセレブ学院での警護に難癖を示していたが、多額の契約金に懐柔された父親が出した条件付きで、一度だけ引き受けることに。しかし、いつの間にか正式に契約が交わされ、ボディーガードとしてタッグを組むことになった。彼を襲うライバル会社の脅迫犯を撃退したり、学院内のいざこざを解決していくうちに、莉音は駿の前向きな性格と強さに引かれ、二人の心の距離は急接近する。二人の恋の行方に要注目だ。


『ヒロインはじめました。』

『ヒロインはじめました。』

出典:講談社

学校一のモテ男子を警護することになった格闘女子が、恋に警護に奮闘するラブストーリー。主人公・小高峯周子(こだかみねしゅうこ)は柔道やプロレスを仕込まれた筋金入りの格闘女子だ。「女の子で良かった」と思えるような高校生活を夢見て入学するも、部活の勧誘は体育会系ばかりだ。ある日、廊下でイケメン男子とぶつかりそうになり、避けた拍子に怪我をさせてしまう。気にする素振りを見せず彼は立ち去ってしまうが、その出会いが周子を大きく変える。

周子が怪我をさせたのは、芹沢正樹(せりざわまさき)というイケメンの男子だった。周子はクラスメイトから「正樹が先輩の彼女を取った」という噂を聞く。正樹から噂がデタラメであることを聞き安心する周子であったが、彼は突然やってきた先輩に咎められ殴られてしまう。周子は格闘技を駆使し先輩の誤解を解き、感心した正樹からボディーガードになって欲しいと頼まれる。最初は戸惑うも「俺が世界一の女の子にする」という彼の言葉を信じ、警護を続けるうちに恋心が芽生えていく。本作は、イケメン男子を逆恨みする男や彼に対し一方的な恋心を抱く女子から守るという一風変わった設定である。一方、恋を頑張る周子の成長ストーリーとしての側面もあり、そのピュアさに思わず応援したくなる作品だ。


『QBかりん 警視庁特殊SP班』

『QBかりん 警視庁特殊SP班』

出典:講談社

女性VIP専門のSP部署に配属された婦人警官が特殊能力を駆使し、依頼人を守る熱血成長物語。主人公・春日奈(はるひな)かりんは警察官だ。正義感と男勝りな仕事ぶりから「火の玉かりん」と呼ばれ、女扱いされないのが悩みのタネである。ある日、パトロール中に飲酒運転をしている男の声が聞こえ、咄嗟の判断でパトカーを激突させ事故を未然に防ぐが叱責を受ける。その夜、かりんは同僚の誘いで気分転換に入ったレストランで運命の出会いを果たす。

レストランのギャルソンたちはイケメン揃いで、かりんは特に夢に現れた男性にそっくりの阿刀田頼(あとうだらい)の姿に心を奪われる。実は彼らは、女性VIP専用のSP部署「QB(クイーンズバトラー)」のメンバーだった。後日かりんはQBに異動を命じられることに。当初は足手纏いとなるが、極限状態になった時だけ常人には聞こえないような音や声が聞こえる「明透聴力(クリアオーディエンス)」を駆使して一人前のQBとして成長していく。一癖も二癖もある要人たちの警護をする中で、かりんは教育係である頼への恋心を募らせるのであった。恋の行方もさることながら、かりんの出生の秘密とどんでん返しのラストに誰もが驚くだろう。


『LADY COOL』

『LADY COOL』

出典:集英社

一風変わった凄腕ボディガードの女性がクールに立ち振る舞う痛快ストーリー。都会の片隅で、少年・鼓太郎(こたろう)が何者かに命を狙われていた。警察に電話をかけるも相手にしてもらえず逃げ惑っていたところ、偶然スマホで「レンタルボディガード」の広告を見つける。連絡先である喫茶店「喫茶JAM」にたどり着いた彼を待ち受けていたのは、赤いラジカセを持ったロングヘアの女性であった。COOLと名乗るその女性は鼓太郎にある「賭け」を持ちかける。

茶髪の美女で、赤いラジカセを通して依頼人と会話をするCOOLこそが凄腕レンタルボディガードだ。彼女は鼓太郎に、「水槽のアロワナに餌を先に食べさせたら依頼を受ける」と賭けを申し出る。見事に鼓太郎が勝ち依頼を引き受けることになるが、喫茶店のマスター・手塚国風(くにかぜ)は「彼女は相手にはずれクジを引かせる技術を持っている」と告げる。賭けを楽しむ風でいて、実は必ず依頼人が勝つように仕向けるなど、COOLの洞察力と頭のキレは名前通りだ。また本作は、話の最後に二通りのストーリーが提示され、読者投票の数で次回の話の流れが決まるという画期的なシステムが採用されていた。


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