数あるロボットアニメの中で「今こそ」是非見てほしい、そんなオススメ作品を7つ紹介する。
数あるロボットアニメの中で「今こそ」是非見てほしい、そんなオススメ作品を7つ紹介する。
出典:Amazon.co.jp
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『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』は「トランスフォーマー」シリーズの原点であり、元々は日本国内で「タカラ(現タカラトミー)」から発売されていた変形ロボットをアメリカの「ハズブロ社」が企画展開しヒットしたものが日本へ逆輸入されたものだ。あらすじは、超ロボット生命体「トランスフォーマー」が住む惑星「セイバートロン」では、平和を好む「サイバトロン」と、武力による統治を目指す「デストロン」の2つの勢力が永きに亘り戦争を続け、「セイバートロン星」のエネルギーは枯渇しようとしていた。彼らは外宇宙へのエネルギー探索を開始し、宇宙空間での戦闘中に双方の宇宙船が「とある惑星」の重力に引き寄せられ墜落し、機能を停止した。その後、冬眠状態となり、紆余曲折を経て復活を遂げ再び戦いを繰り広げる物語。本作の特長は基本的に1話完結の群像劇であり、「サイバトロン」「デストロン」双方の場面転換をアイキャッチで行い、それぞれの動きがわかりやすく作られている。また、物語の作り方が丁寧であるため、新しい展開や登場人物の追加が行なわれても視聴者がしっかりとついていけるようにナレーションや場面転換等で補足してくれている。近年日本国内でも人気の「マーベル」コミックスにも公式に登場しており、登場から30年以上経つ現在でもオススメできる1作となっている。
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『フルメタル・パニック!』は幼い頃から戦いの場に身を置いてきた1人の兵士「相良宗介」を主人公にしたSFミリタリーアクション作品だ。本作は「ウィスパード」と呼ばれる能力を持った少年少女と、彼らがもたらしたブラックテクノロジーによって変わってしまった歴史が舞台となっており、そこで「宗介」は、いかなる国家にも属さず、「軍事力による平和の維持」を目的とする対テロ極秘傭兵組織「ミスリル」の一員として、最新鋭の人型強襲兵器「アーム・スレイブ」などを送り込み、テロリストや独裁政権を極秘裏に殲滅するため日夜戦っている。そこで、とある任務で知り合ったヒロイン「千鳥かなめ」の警護を命じられた「宗介」が、敵対組織である「アマルガム」の攻撃にさらされながらも、なれない日本の日常生活に溶け込もうとしたり、新しい友人を作ったりの日常も楽しく、また人型強襲兵器「アーム・スレイブ」は設定や操作方法に至るまで細かく考察・描写されており、リアル志向のロボットファンも納得させる作りとなっている。さらに、本作のスピンオフシリーズで「宗介」らの日常パートのみに焦点を当てた『フルメタル・パニック?ふもっふ』も知名度が高く、アニメシリーズは本編2シーズンとOVA1本、また外伝1本と長期にわたり展開されており、2017年秋からは12年ぶりにアニメシリーズとしては4作目が放送予定となっている。幅広い層に高い支持を得続けている本作をまだ未視聴の方は是非この機会に観て頂きたい。
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『交響詩篇エウレカセブン』は主人公の少年「レントン・サーストン」が反政府組織「ゲッコーステイト」のメンバーであるヒロインの少女「エウレカ」と出会い、「ゲッコーステイト」のメンバーとして徐々に成長する物語だ。舞台はとある惑星、「スカブ・コーラル」と呼ばれる珊瑚のような大地が地表を覆い、目に見えない未知の粒子「トラパー」の波が大気中を漂っている世界で、「トラパー」と呼ばれる粒子の波に乗って空を飛び回るスポーツ「リフ」が広く普及している。登場するロボットである「LFO」も例に漏れずこの「トラパー」の波にボードを用いて飛行しており、戦闘シーンは迫力の空中戦が多い。「レントン」は登場時には幼い夢見がちな少年だったが、作中で恋や別れを経験し人間としても、「LFO」パイロットとしても成長しており、彼の愛機である「ニルヴァーシュ」の戦い方も一流の「リフ」プレイヤーのような洗練されたものになっていくのも魅力の一つだ。本作はただのボーイ・ミーツ・ガールものではなく異種族間の心のふれあいについても時間を掛けて描写されており、物語の行く末がハッピーエンドかバットエンドなのかが読めなくなっており、自然と主人公「レントン」に対して「がんばれ」と応援したくなってしまうであろう。また、敵対する組織の側も時に涙を誘うような物語展開になっており、特に中盤で登場する「ビームス夫妻」と主人公「レントン」のふれ合いや、ライバル「アネモネ」が他人に心を開いていく過程などは必見だ。2017年3月には新シリーズの映画化も発表されており、この機会に是非視聴して欲しい。
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『直球表題ロボットアニメ』は全編を3DCGで作られた15分枠の短編CGアニメーションだ。物語のあらすじは、人類の滅亡から70世紀以上経過した世界で、かつて人類が残した軍事用ロボットが独自の進化を遂げ、そのロボット達はアジアを拠点にする「シン公国」とヨーロッパを制圧した「リベリオン連邦」とに分かれ、終わりなき戦いを繰り広げていた。そんな中、3体の非戦闘用ロボットはかつて人間が持っていたといわれる感情、「笑い」こそが戦いに終止符を打ち、世界を平和に導くと考え、この調査を開始するため様々なお題について討論していく内容だ。本編の内容は至ってシュールな作風であり、「笑い」という感情についてロボットらしくまじめに考え、ボケてみるという内容と、雰囲気がどこか舞台裏を映したような物となっており、パートの中には台本を使わずキャラクターの声優達がアドリブでボケを実践するというものもあり、非常に挑戦的ともいえる。各話の冒頭でテロップに「このアニメはロボットのかわいさをお楽しみいただくため邪魔にならない程度の差し障りの無い調査をお楽しみいただく番組です」と視聴者へ問いかけるという所も斬新だ。一風変わったロボットアニメに興味のある方はぜひ一度ご覧あれ。
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『スーパーロボット大戦OG -ディヴァイン・ウォーズ-』はゲームソフト『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』をベースとした作品で、主人公「リュウセイ・ダテ」の視点で物語が構成されている。あらすじは、大人気シミュレーションゲーム「バーニングPT」全国大会の決勝で完敗した「リュウセイ」は、突然謎のロボットの襲撃を受け、幼馴染みを守るために軍のトラックに積んであったロボットで戦うことを決心し、それが地球の命運を担う戦いへと発展していく。本作はゲーム作品に登場したオリジナルキャラクターだけで構成されており、登場するロボットも同作品中に登場したオリジナルロボットがメインだ。長年本ゲームを愛好してきたユーザーにとっては感慨深く、フルCGで動くロボットの戦闘シーンと必要なところはしっかりとセル画で書き込むなど作り手のこだわりを感じさせる1作となっている。こちらの作品では地球圏内の騒乱を収め、外宇宙の敵の侵攻を退けるところまでを描いており、その後の戦いは続編である『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』に引き継がれている。物語の節々に感動するようなネタが散りばめられ、ゲーム原作を知らなくても理解できるように作られているため、初見の人にもオススメできる作品だ。
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『絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク』はゲーム『絢爛舞踏祭』の世界観設定を元に製作された作品だ。本作は原作がゲームといってもあくまでも世界観のみの利用であるため、原作を知らなくても楽しめる内容となっている。物語の舞台とあらすじは、人の住まう土地で無い火星で、人々は広大な海の中の潜水艦で暮らしており、その巨大な海を水を巡って地球を巻き込んだ銀河大戦が過去に起こった。空前の大不況の真っ只中で火星海賊と行動を共にすることになった主人公「グラム・リバー」と、彼の幼馴染で軍人の「ベステモーナ・ローレン」の戦いと愛を描いている。人々が広大な海の中で生活している事から、登場するロボット「ラウンド・バックラー」は水中での高速移動を主に設計されており、戦いのほとんどは海上と海中がメインだ。また、主人公の搭乗する「ラウンド・バックラー」「希望号」は有人式だが、敵対する機体には有線ケーブルで操作する無人式のロボットも多いのも本作の特長といえる。水の惑星となった火星が舞台であり、高い湿度の環境から乾燥剤が高級品として扱われるなどユーモアな設定も多く、登場するキャラクターはみな個性が非常に立っているため、話数を重ねることで自然に話に引き込まれる。海賊家業の主人公「グラム」とそれを討伐するための軍人「ベス」のすれ違いと淡い恋をの行方を知るためにも今すぐチェックだ!
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『THEビッグオー』は記憶を失った街「パラダイム・シティ」で、ネゴシエイターの「ロジャー・スミス」と、彼が乗る巨大ロボット「ビッグオー」の活躍を描く作品だ。1970年代のロボットアニメや特撮へのインスパイアが特徴的で、オープニングが流れた段階で、思わずにやりとしてしまうように演出が凝っている。本作は諸事情で、企画された26話構成のうち13話のみの未完となってしまうところだったが、アメリカ国内で高い支持を受け2クール目を制作したという異色の経緯を持っている。凄腕のネゴシエイターとして活躍していた主人公「ロジャー・スミス」がとある令嬢人質誘拐事件で、その令嬢の「ドロシー」と知り合う事から物語が始まる。当初は、彼女を狙った組織との戦いが主だったが、徐々に彼らの住む「パラダイム・シティ」の謎が明かされ目が離せない展開へ。そして、キャラクターデザインはアメリカンカトゥーンを強く意識されており、シンプルな線で構成されており、主人公「ロジャー」の操る巨大ロボット「ビッグオー」は全身に武器を満載し、その重量感を重視した戦シーンでは、大質量と大質量がぶつかる爽快感を得られることだろう。全編に渡ってスタイリッシュでかっこいい演出がなされており、観た人を必ずや観て良かったと言わしめてくれること間違いなし!
508 Pt.
55 Pt.
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