戦艦が登場するオススメアニメ7選255 Pt.

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近未来、宇宙進出を果たした人類が、木星方面より現れた謎の兵器「木星蜥蜴」の襲撃により居住圏を失う中、火星に取り残された人びとを救出するため、能力は一流だが一癖も二癖もあるクルーを乗せた実験戦艦「ナデシコ」が宇宙へと旅立つ物語。本作はラブコメとSFを絶妙に織り交ぜた構成をしており、1話1話がテンポ良く進んでいくのが特長だ。人類の希望である戦艦「ナデシコ」を舞台に主人公「テンカワ・アキト」と幼馴染の「ミスマル・ユリカ」の恋の行方、そして謎の敵「木星蜥蜴」の正体についてプロセスと伏線を回収しながら物語の核心に迫っており、制作スタッフに26話で終わらせるにはもったいないと言わしめる内容の濃さだった。続編を望む声に答え、TVシリーズ終了後はゲーム等の別コンテンツや、現時点では完結編の劇場版へと繋がっている。当初から高い評価得ていた本作は、2006年の日本のメディア芸術100選にも選ばれている名作である。

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『ストライクウィッチーズ2』は、TVアニメ『ストライクウィッチーズ』のおおよそ1年後を舞台とした物語であり、高い評価を得た『ストライクウィッチーズ』を映像、客演の両面でパワーアップさせた作品だ。実在する第二次世界大戦の戦闘機をモチーフにした飛行ユニット「ストライカーユニット」を駆る魔法使いの少女達の戦いを描いてきたが、この『ストライクウィッチーズ2』では実在した第二次世界大戦の各国の戦艦の活躍も観ることができる。正体不明の異生物「ネウロイ」に対し、本来の歴史では敵同士で争った戦艦や戦闘機が共通の敵に向かい打つシチュエーションには心躍るに違いない。登場する各国の戦艦も実際の資料を元に描写されており、現代に蘇った戦艦たちの活躍とそれに登場する美しい「魔女」達が花を添えている。日本で一番有名な戦艦「大和」も登場し、作中では非常に重要な役回りを担っているため、ぜひ視聴していただきたい。

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本作は今日のライトノベルというジャンルを確立するに至らしめた、「神坂一」が原作を務めており、同氏の作品の世界観とも密接に関わった作品。1998年放送当時おそらくは初めてアニメ本編中にCGアニメーションを取り入れ、遠い未来の宇宙戦艦が重厚な戦闘を行うシーンを見事に表現している。宇宙船「ソードブレイカー」を駆る「トラブル・コンダクター」達が巨大犯罪組織「ナイトメア」と戦う爽快なスペースオペラ。精神力をエネルギーにする剣「サイ・ブレード」を操る主人公「ケイン・ブルーリバー」の殺陣と、小型で小回りのきく躍動的な戦闘を行う宇宙船「ソードブレイカー」の艦隊戦の双方で、視聴者を楽しませてくれる1作となっている。

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何をやるにも無責任な男「ジャスティ・ウエキ・タイラー」指揮するオンボロ駆逐艦「そよかぜ」と、そこに集められたならず者達の繰りなす宇宙活劇だ。本作の特徴として、セルアニメで良くぞ描いたというメカシーンと、1993年当時ではまだ主流でなかったメディアミックスを大々的に行った事が大きく挙げられる。遥か未来、人類と対峙することとなった異星人「ラアルゴン」との長きに渡る戦争に、「楽そうだから」というとんでもない理由で入隊した「タイラー」は、その調子の良さを武器に誰もが予想にもしないような戦果を次々と挙げていく。その姿は、現代社会で思いつめた人には是非とも見て欲しい。「なんとかなる」という彼の言動には、悩み、考えすぎるより行動したほうが良いということを暗に伝えてくれるものだったのかもしれない。

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高校生「加藤茉莉香」が、突如父の後を継いで政府から免許を受けた合法的な海賊「弁天丸」船長に就任し、持ち前の努力と思い切りの良さで女子高生と宇宙海賊船船長を兼任していく物語。本作は、一種のショー営業として確立した海賊業を切り盛りするシーンと、高校のヨット部での部員達との航海や部活動のシーンをそれぞれ描いており、設定だけ高校生ということなくしっかりと高校生活を送っている。そのため視聴者に女子高生が海賊業をするという大変さが伝わってくる。また、戦艦同士の戦いも直接戦闘だけでなく、電子戦も重要視された内容となっており、ダブルで楽しめる。

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「庵野秀明」が初監督したアニメで、宇宙進出を行うようになった人類が、「宇宙怪獣」と呼ばれる生物から生存圏を獲得するために、人型兵器と宇宙戦艦を用いて行われる苛烈な戦いを描いた熱血スポコンSFだ。本作で登場する戦艦「ヱクセリヲン」は、圧巻の全長7kmを超える超巨大戦艦であり、クルー達は一つの街のような環境で過ごすことができる。苛烈を極める戦いで次々と撃墜されていく戦艦群の中、超巨大バスターマシン「ガンバスター」が戦う姿に感動を覚えること間違い無しだ。主人公「タカヤ・ノリコ」が、コーチである「オオタ・コウイチロウ」の指導の下成長していく姿や、宇宙航行を行う上で語らなければならない「ウラシマ効果」のもたらす悲しみをわずか6話で濃密に描かれている。是非とも視聴していただきたい作品だ。

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同名のブラウザゲーム原作で、現代に乙女の姿を模して蘇った第二次世界大戦の艦艇「艦むす」が、深海からの異形の艦隊「深海棲艦」と戦い、それを主人公「艦むす」の「吹雪」の視点から描いた作品。近年本作をきっかけに、第二次世界大戦時の戦艦にリバイバルブームを巻き起こしており、作中で様々な艦の名前を知ったという人も少なくない。また、アニメでは、ブラウザゲーム中では明言されていなかった設定解釈や新規ボイスが初めて描かれており、さらに100隻を超える「艦むす」達のキャラクター像が深堀された。水上をスキーのように動き回る戦闘シーンは迫力たっぷりで、近年では「吹雪」の視点による物語の完結編と位置づけられた劇場版も公開された。『艦これ』の世界観をぜひ!!