侵略好意

侵略好意

他人との触れ合いを渇望している女子高生が、宇宙生物に寄生されたことがきっかけで、ほかの宇宙生物との戦いに巻き込まれる様子を描いたSFアクション作品。「裏サンデー」2020年1月7日より配信開始。

正式名称
侵略好意
ふりがな
しんりゃくこうい
作者
ジャンル
異星人・宇宙人
 
その他アクション・アドベンチャー
レーベル
少年サンデーコミックス(小学館)
巻数
既刊3巻
関連商品
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概要・あらすじ

母親から捨てられ、父親と死別した孤独な女子高生の和嶋イソラは、転入した高校で友達をつくりたがっていた。だが、人付き合いが下手なイソラは、なかなかクラスになじめず、「変質者に襲われているクラスメイトを助ければ友達になれるかも」といった、突拍子もない妄想ばかりしているのだった。しかしそんなある日、本当に巨大な宇宙生物が学校を襲撃。クラスメイトを助けようとしたイソラはピンチに陥るが、同時に現れた寄生型の宇宙生物エゴノミミ星人と同化することで一命を取り留める。エゴノミミから、一度寄生すると宿主が死ぬまで離れることはできないと説明され、「死ぬまでいっしょにいてくれる人ができた」とイソラは喜ぶのだった。その頃、何者かが発している電波に引き寄せられ、地球に宇宙生物が集まっていた。そして、イソラは宇宙生物たちの戦いに巻き込まれていくのだった。

登場人物・キャラクター

和嶋 イソラ (わじま いそら)

高校2年生の女子。母親は蒸発し、父親とも死別したため、現在は一人暮らし。学校が宇宙生物の襲撃を受けた際に、寄生型の宇宙生物エゴノミミ星人と同化。宇宙生物との戦いに巻き込まれるが「死ぬまでいっしょにいてくれる人ができた」と、むしろ喜んでいる。幼い頃から転校が多かったために友達ができず、他人と親密な関係になることに強いあこがれを抱いている。しかし、人付き合いや他人との距離感を図ることは苦手。「ピンチになっているところを助けてあげれば友人になれる」という極端な思考回路の持ち主で、友人になってくれそうな人が宇宙生物に襲われていると、自分の身を顧みず、無謀な行動を取ってしまうことも多い。

エゴノミミ星人 (えごのみみせいじん)

ほかの生物に寄生することで生きている寄生型の宇宙生物。暗黒物質でできている黒い液体のような体を持ち、ほかの宇宙生物を狩るために、ほかの生物に寄生している。和嶋イソラの体に寄生してからは、黒いリボンのような形状でイソラの頭の横に潜んでいる。戦闘時には爪のように変形する。防御が専門で、攻撃は苦手。冷静沈着で常識的な性格をしている。

書誌情報

侵略好意 3巻 小学館〈少年サンデーコミックス〉

第1巻

(2020-04-17発行、 978-4098500994)

第2巻

(2020-09-11発行、 978-4098502424)

第3巻

(2021-01-12発行、 978-4098504343)

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