プラネットガール

プラネットガール

ひょんなことから小さな町工場に居候することになってしまった宇宙人の少女を、元いた惑星に送り返そうと奮闘する人々を描いたSF作品。「月刊!スピリッツ」2019年7月号より連載開始。

正式名称
プラネットガール
ふりがな
ぷらねっとがーる
作者
ジャンル
異星人・宇宙人
 
宇宙開発
レーベル
ビッグ コミックス(小学館)
巻数
既刊3巻
関連商品
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概要・あらすじ

15年前、宇宙船アルカディア号が惑星探査中に遭難、乗組員もろとも行方不明になるという事件があった。アルカディア号の乗組員を父に持つ青年の遠坂砂鉄は、宇宙船技師として働きながら事故を調べていたが、原因はつき止められずにいた。そんな中、砂鉄の働く造船所に、アルカディア号の一部と思われる物体が届けられる。その中からは人間の姿をした幼い少女が現れ、砂鉄たちは彼女を、かつてアルカディア号が探査していた惑星ナズルに住む宇宙人に違いないと判断する。さまざまな事情から、砂鉄たちはソラと名付けた少女を、こっそりとナズルに送り返そうとし始める。

登場人物・キャラクター

遠坂 砂鉄 (とおさか さてつ)

安島造船所に勤める宇宙船技師の青年。人と話すのが苦手だが、宇宙船のことになると口数が多くなるオタク気質な性格。宇宙飛行士の父親を持つ。父親が惑星探査中に遭難、その後母親も亡くしたらしく、中学生の頃から安島造船所に身を寄せている。父親が残した計画書を基に実験機体を作り、事故の原因を独自に調べている。しかし原因がわからず、「宇宙環境開発管理機構」が何かを隠蔽しているのではないかと疑っている。アルカディア号の実験機体を使い、ソラをナズルに送り届けるついでに、現地で事故の原因を調べ直そうと考える。

ソラ

アルカディア号の機体の一部の中から現れた少女。アルカディア号が探査していた惑星ナズルの宇宙人と思われる。金髪のロングヘアで、3~4歳ほどの外見。見た目は人間とほとんど区別がつかないが、傷がすぐに治るなど、謎が多い。次第に日本語を話せるようになるが、元いた惑星のことなどは覚えていない様子。

安島 マキ (あじま まき)

安島造船所に勤める女性。造船所の社長である安島岳の娘で、遠坂砂鉄とは幼馴染でもあり、姉のような存在。口はものすごく悪いが根は優しい性格をしている。ソラのことを妹のようにかわいがり始める。

安島 岳 (あじま がく)

安島造船所の社長。遠坂砂鉄の両親とは学生時代の友人で、二人が他界したあと、砂鉄を引き取る。宇宙船技師であり、砂鉄の宇宙への思いを汲んで、彼の腕を鍛えていた。宇宙開発を担う機関「宇宙環境開発管理機構」には、アルカディア号の事故などで不信感を抱いている様子があり、ソラのことを隠そうとしている。

書誌情報

プラネットガール 3巻 小学館〈ビッグ コミックス〉

第3巻

(2023-12-12発行、 978-4098608072)

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