概要・あらすじ
河野一郎は女子中学生・支倉あさぎの家庭教師をしている。あさぎは一郎の熱心な教えもあり、無事に友人の宇佐見紀子、エリとともに志望の高校に合格するが、一郎に恋愛感情を持っているあさぎはその後も一郎に家庭教師を頼み続ける。家庭教師の一郎と仲が良すぎることで、あさぎは高校でクラスメイトにからかわれる日々を送っている。
登場人物・キャラクター
河野 一郎 (こうの いちろう)
支倉あさぎの家庭教師をしている男子大学生。東洋医学が趣味で、非常に知見が深く、ツボ押しだけでなく鍼まで打つことができる。あさぎの身体のツボを不意打ちで押してびっくりさせるのを楽しんでいるが、毎回あさぎに反撃に遭いボコボコにされている。たまにあさぎが素直に触られるままにしていると、物足りなさを感じてしまう。
支倉 あさぎ (はせくら あさぎ)
河野一郎に家庭教師をしてもらっている少女。一郎の熱心な教えもあり、無事高校に合格する。一郎に恋愛感情を抱いており、デートしたい、プレゼントをもらいたいと月並みなことを考えている。一郎に急に身体のツボを押されることが多く、びっくりして一郎をボコボコにしてしまう。
宇佐見 紀子 (うさみ のりこ)
支倉あさぎの友人の少女。同じ中学校から同じ高校へ進学する。たまに、あさぎと一緒に河野一郎に勉強を教えてもらっている。便秘体質で年中便秘に悩まされており、そのことについてあさぎなど周囲の人々によくからかわれている。
エリ
支倉あさぎの友人の少女。同じ中学校から同じ高校へ進学する。たまに、あさぎと一緒に河野一郎に勉強を教えてもらっている。胸が小さいことを気にしており、周囲からもいつもそのことでからかわれている。あだ名は「貧乳星人」。自ら「貧乳星人」と名乗ることもあり、その時は語尾を「ぺた」と付けてしゃべる。
楠田 (くすだ)
河野一郎の大学での女友達。自由気ままな性格で、ボケもツッコミもこなす。眼鏡をかけていることもあり、支倉あさぎ、宇佐見紀子、エリらからは「メガネ田さん」と呼ばれている。よく一郎とつるんで一緒にいるため、あさぎから嫉妬されたこともある。また、巨乳なのでエリに羨ましがられている。
北上
河野一郎の高校以来の男友達で、同じ大学に通っている。恋人募集中であり、支倉あさぎ、宇佐見紀子、エリらから懐かれている一郎を羨ましく思っている。のちに3人から、「メガネ田さん」こと楠田とよく一緒にいるからという理由で「メガネ山さん」や「メガ山さん」と呼ばれるようになり、親しげに呼んでもらえることで本人は喜んでいる。
くま
河野一郎が北海道旅行に行った際に連れて帰って来た謎の生き物。「くま」と呼ばれているが、北海道のヒグマにしては明らかに小さく、また座布団の上に正座で座るなど、おとなしくて行儀もいい。現在は一郎の家に住み着いており、言葉はしゃべらないものの理解は可能で、時に家事の手伝いもしている。好物はシャケ。