概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
小田島 漣 (おだじま れん)
ヤクザ組織の下っ端構成員である男性。黒髪の短髪で三白眼、右頬には刀傷があり、右腕には筋彫りの龍の刺青(いれずみ)が入っている。組内では、同性間の肉体関係において受け身の立場として知られていたが、片岡に抱かれるまではその経験はなかった。中学生の頃に両親を殺害し、少年刑務所に収監されていた。7年前、親友が片岡をかばって亡くなったことから逆恨みを抱いており、組長の息子、桐井圭人から片岡の暗殺を依頼され、彼の旅に同行しながら殺害を計画している。組長の付き人として、車の運転や金銭管理など、一通りの業務をこなしている。
片岡 錦司 (かたおか きんじ)
ヤクザの若頭である男性。長めの茶髪で、背中一面に孔雀(くじゃく)の刺青を入れている。子供や女性には優しく接する一方で、下っ端時代には数え切れないほどの人を殺(あや)めてきた。裏スロットの店で店員にケガを負わせたことが原因で、組長の息子、桐井から「ほとぼりが冷めるまで旅に出るように」と命じられた。女好きではあるが、小田島と旅に出てからは欲求不満のはけ口として彼を抱くようになる。小田島が男に抱かれたことがなかったと知ると、「責任を取って結婚するぞ」と冗談交じりにプロポーズした。それ以来、小田島を妻として大切に扱っている。








