二代目はこすぷれーやー♥

コスプレが趣味で、ヒーローに憧れるヤクザの娘・一後裕梨華が、組の若頭である一後慎之助を相棒にして、任侠の世界でさまざまな騒動を巻き起こしつつ、恋を育んでいくラブコメディ。

正式名称
二代目はこすぷれーやー♥
作者
ジャンル
マフィア・ギャング・ヤクザ
レーベル
ジェッツコミックス(白泉社)
巻数
全6巻
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概要・あらすじ

任侠団体「一後組」の二代目の娘という肩書を持つ女子大学生の一後裕梨華は、趣味のコスプレを通じた友人付き合いなどもあり、楽しく日々を過ごしていた。また、幼い頃から兄妹同然に育った組の若頭・一後慎之助とも、付かず離れずの、ちょうどいい関係を維持している。しかしある日、裕梨華は、慎之助が久保利緒とキスしているところを目撃してしまう。

その姿に自分でも思いがけないほどのショックを受けた裕梨華は、それまでまったく意識していなかった、慎之助に対する想いに向き合うこととなる。

登場人物・キャラクター

一後 裕梨華 (いちご ゆりか)

コスプレが趣味の19歳の女子大学生。任侠団体「一後組」の組長の孫娘にあたり、両親は交通事故で他界している。身長は158cm。胸が大きいため、一後裕梨華本人はコスプレをするには少々大きすぎると悩んでいる。さまざまな作品のコスプレをするが、裕梨華が特に好きなのは「超甲神ビートルーダー」などの特撮ヒーローもの。 コスプレイヤーとしての通称は「U・C」、組員からは「お嬢様」と呼ばれ、タクには「師匠」と慕われている。

一後 慎之助 (いちご しんのすけ)

任侠団体「一後組」で若頭を務める31歳の男性。組の経営を一手に取り仕切る敏腕な人物。少年時代に、組長の養子として「一後組」に引き取られ、一後裕梨華とはもともと兄妹同然に育った。久保利緒と男女の仲にあるが、裕梨華に対して憎からぬ感情を抱いている。

久保 利緒 (くぼ りお)

任侠団体「一後組」の傘下の店で働く若いホステス。一後慎之助とは大人の関係にある。久保利緒自身は慎之助に恋愛感情を抱いており、付き合いたいと考えている。慎之助が心を向ける本命は一後裕梨華なのではないかと疑っており、裕梨華をライバル視している。

杏ちゃん (あんちゃん)

ネットアイドルをしているコスプレ趣味の20代の女性。一後裕梨華とはもともとコスプレイヤーとしてライバル関係にある。コスプレ大会で優勝を競い合ったり、お互いのサイトの人気を競ったりしていた。しかし、その後は一緒に同じ作品のコスプレを楽しむなど、友人関係を築いている。普段はパットで誤魔化しているが、実は胸が極度に小さい。

ののちゃん

コスプレ趣味のロリータ体型の女性。コスプレ業界に疾風のように現れ、一後裕梨華と杏ちゃんに衝撃を与えた。どう見ても外見は10代だが、実は30歳であり、夫とカスミという娘がいる。年齢相応に経験豊富ということもあり、親しくなって以降は先輩の「女」として、裕梨華やその友人たちに性のアドバイスなどをしている。なお、「ののちゃん」というのはコスプレイヤーとしての通称で、本名は「のぞみ」。

タク

K大付属高校に通う男子。同じ学校の友人たちとともに「K大の大学生」と偽って合コンに参加し、そこで一後裕梨華と知り合って恋に落ちた。裕梨華のオタク趣味の弟子となり、コスプレなども仕込まれて、どっぷりとハマってしまう。のちに裕梨華に告白するが玉砕した。

桃子 (ももこ)

一後裕梨華と同じ女子大に通うオタク仲間。同じサークルに属している。裕梨華やその友人たちと一緒にいるタクに恋愛感情を抱き、風邪をひいたタクの家に看病に行ったりと、あの手この手でアプローチを繰り返す。

柳沢 (やなぎさわ)

若い男性警察官。借金などの事情により、一後慎之助の息がかかっている。そのため、任侠団体「一後組」が他の組とトラブルになった場合などには、要請を受けて協力する関係にある。一後裕梨華が長沢によるコスプレ盗撮の犯罪を暴いた時には、その検挙に当たった。

杏 明日香 (あんず あすか)

任侠団体「巨峰組」の直参である「杏組」の組長の跡取り娘。年齢は24歳。一後慎之助の見合い相手となったが、新田という許されない関係の恋人がいた。その事情を知った一後裕梨華と慎之助の手引きにより、新田とともに海外へと逃亡させてもらうこととなった。

新田 (にった)

庭師の青年。昔から仕事で「杏組」の屋敷に出入りしており、その家の娘である杏明日香と恋仲になった。「杏組」からは許されることのない関係であったが、その事情を知った一後裕梨華と慎之助の手引きにより、明日香とともに海外へと逃亡させてもらうこととなった。

組長 (くみちょう)

任侠団体「一後組」の組長を務める老人。一後裕梨華の祖父でもある。組の関係者やシマの人たちからは、「親分」と呼ばれている。昔は武闘派のヤクザだった。息子夫婦を交通事故で失ってからは人が変わったように落ち着き、現在は組の経営を一後慎之助に委ねている。

長沢 (ながさわ)

任侠団体「巨峰組」の組員の中年男性。コスプレイヤーの盗撮動画の販売という裏稼業に手を染めていた。たまたま被害者の1人が一後裕梨華の友人であったため、裕梨華の怒りを買う。一後慎之助の要請を受けた柳沢によってガサ入れされたうえ、慎之助によって儲けの額を誤魔化していたことを「巨峰組」にバラされ、組を破門された。

白桃 一郎 (はくとう いちろう)

「白桃組」の跡取りである若い男性。任侠団体「一後組」とはあまり折り合いがよくない。「一後組」の組長に麻雀勝負を吹っ掛け、一度は勝ちを収めたが、その後「代打ち」と称してやって来た一後裕梨華にコテンパンに負かされる。のちに、江口祐介を後援し、「一後組」乗っ取りの騒動に関与する。

江口 祐介 (えぐち ゆうすけ)

任侠団体「一後組」の先代若頭を務めていた男性。年齢は41歳。かつて組の乗っ取りを図ったが失敗。一後慎之助らによって追放され、アメリカに渡っていた。その後日本に戻って来て、白桃一郎の後援のもと、再び「一後組」の乗っ取りを図って一後裕梨華に接近する。

集団・組織

一後組 (いちごぐみ)

一後慎之助が若頭を務めている任侠団体。非常に歴史のある組ではあるが、現在は衰退しており、裏社会や荒事に関わることはほとんどなくなっている。門の看板はひらがなで「いちごぐみ」と書かれている。構成員に菊蔵、楽太郎、金平などがいる。

場所

ドリームナイト

任侠団体「一後組」の傘下のコスプレキャバクラ。一後慎之助の差配でオープンした。当初ははあまり経営がうまくいっていなかったが、コスプレ趣味の一後裕梨華と、水商売の本職である久保利緒が、ひょんなことから一時入店。それ以降、店は大繁盛するようになった。

その他キーワード

超甲神ビートルーダー (ちょうこうしんびーとるーだー)

1975年に放映された特撮ヒーロー物のTV番組。鼓甲士(つつみこうし)が悪の組織ブラックイエスに改造されて生まれたヒーロー「ビートルーダー」が主人公。一後裕梨華が生まれる以前の作品だが、裕梨華と一後慎之助はこの作品が大好きで、ビデオが擦り切れるほど繰り返し視聴している。

超甲神ヴィクト (ちょうこうしんゔぃくと)

「超甲神ビートルーダー」と同じ「超甲神」シリーズで、現在放映中の作品。武唯勝(たけいしょう)が、ヴィクター博士から託されたヴィクターベルトの力によって変身するヒーロー「ヴィクト」が主人公。一後裕梨華はこの作品を愛好しており、ヒーローショーなどにも足を運んでいる。

書誌情報

二代目はこすぷれーやー 全6巻 白泉社〈ジェッツコミックス〉 完結

第1巻

(2006年12月21日発行、 978-4592144618)

第2巻

(2007年5月29日発行、 978-4592144625)

第3巻

(2007年11月29日発行、 978-4592144632)

第4巻

(2008年5月29日発行、 978-4592144649)

第5巻

(2008年8月29日発行、 978-4592144656)

第6巻

(2008年11月28日発行、 978-4592144663)

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