概要・あらすじ
歌舞伎町に縄張りを持つヤクザの長政龍松は、弟分から罠にはめられ、命を落とした。しかし、気がつくと龍松は、異世界の姫サナリア・リュー・ルンドブルグの体に転生しているのだった。リューたちは、王族の政争から逃れるため、部下に連れられて隣国へ行こうとしている最中だったが、道中で立ち寄った街、ターシュトリアはならず者が集まり、ドラッグが蔓延する荒れ果てた街になっていた。そこで、リューは街を支配していた王国騎士たちを拉致し、ケジメをつけさせようとするのだった。
登場人物・キャラクター
長政 龍松 (ながまさ りゅうまつ)
歌舞伎町に縄張りを持つ年老いたヤクザの男。背中に吉祥天女の刺青がある。終戦直後の混乱期を生き抜いてきた昔気質のヤクザであり、義理人情に厚い。若い頃は周囲のヤクザや米兵を相手にケンカを繰り返していたらしく、体格の勝る相手にも物おじしない。弟分の罠にかかって命を落とすが、なぜかその後サナリア・リュー・ルンドブルグの体に転生する。
サナリア・リュー・ルンドブルグ
ルンドブルグ国の王女で、10代ほどの少女。王族たちの政争によって命を狙われたらしく、国を離れて親交のあった隣国へ逃亡していた。逃亡中、森でゴブリンたちに襲われている時に、日本のヤクザ長政龍松の人格が転生。部下のニュイたちは、襲われたことで一時的に混乱していると思われている。それまでの王女がどのような人物だったのかは不明。
ニュイ
浅黒い肌と長く尖った耳を持つエルフの女性。かつてサナリア・リュー・ルンドブルグに取り立てられて以来、彼女の部下として付き従っている。個々人の体に、出生や性格、趣味趣向、特殊な能力が刻まれた「導樹(スキル・ツリー)」と呼ばれる印を読み取ることができる。また、修行によって水を自在に操る「能力(スキル)」を身につけている。
クレジット
- 原案
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夏原 武
書誌情報
任侠転生-異世界のヤクザ姫- 15巻 小学館〈サンデーGXコミックス〉
第1巻
(2020-01-17発行、 978-4091575852)
第2巻
(2020-06-19発行、 978-4091576002)
第3巻
(2020-11-19発行、 978-4091576132)
第4巻
(2021-02-19発行、 978-4091576248)
第5巻
(2021-05-19発行、 978-4091576347)
第6巻
(2021-08-19発行、 978-4091576507)
第7巻
(2021-12-17発行、 978-4091576651)
第8巻
(2022-04-19発行、 978-4091576767)
第9巻
(2022-08-19発行、 978-4091576842)
第10巻
(2022-12-19発行、 978-4091577177)
第11巻
(2023-04-18発行、 978-4091577511)
第12巻
(2023-08-18発行、 978-4091577801)
第13巻
(2023-12-19発行、 978-4091577894)
第14巻
(2024-04-18発行、 978-4091578198)
第15巻
(2024-08-19発行、 978-4091578334)