概要・あらすじ
うっかり商事に入社した浜中マリ子は、会社の多くの人たちが知っているほどのドジを繰り返していた。それにもめげず頑張る彼女を周囲は優しく見守っていた。ある日、マリ子は社長が大事にしている花瓶にぶつかってしまう。間一髪で花瓶を摑んだものの、マリ子は1人ではどうにもできない状態になってしまい、そこへ社長室に入って来た山本秀からエッチないたずらを受けつつも助けてもらう。
何とかピンチを脱したマリ子だったが、以降もさまざまなドジをしてしまう。
登場人物・キャラクター
浜中 マリ子 (はまなか まりこ)
うっかり商事に今年入社した女性。昭和61(1986)年10月11生まれの22歳。名門大学の法律学科を卒業して、教員免許を持つ才女。しかし、階段を踏み外して運んでいたお茶をかぶったり、スカートがめくれているのに気付かずにいるなど、ドジっ娘ぶりを発揮している。そのため周囲からは密かに「うっかりマリ子さん」と呼ばれている。ドジをしても常に笑顔でいて明るく、超がつくほどの天然な性格で、男女を問わず好かれている。 また面倒見もいいので子供からも人気がある。人を疑うことを知らないため、山本秀のエッチないたずらを受けて、その様子を山本に覗かれることが多い。
山本 秀 (やまもと ひで)
うっかり商事の営業一課に勤める男性。浜中マリ子が入社した時から好意を寄せ、マリ子を日々ウォッチングしている。そのためマリ子のドジっ娘ぶりの傾向を把握しており、ドジしたマリ子のサポートをすることが多い。またマリ子の人を疑わない性格を利用して、いろいろエッチないたずらもしている。
下川 エミ子 (しもかわ えみこ)
うっかり商事の経理課に勤める女性。経理を仕切るしっかり者で「しっかりエミ子さん」という通称がある。しかし浜中マリ子と同じく、よく転ぶドジなところがある。「マリ子は男たちの注目を浴びるためにわざとドジしているのでは?」と思ってマリ子を試す。
クリストファー・谷 (くりすとふぁーたに)
うっかり商事の人事部主任を務める男性。年齢は30歳。日本人と外国人のハーフで、社内一のイケメンだが、女クセが悪いと噂のある人物。浜中マリ子の体を狙って、マリ子の大好きな寿司屋に誘う。
天川 舞美 (あまかわ まいみ)
うっかり商事の秘書課に勤める女性。年齢は27歳。頭脳明晰、容姿端麗の才女で、女性社員の憧れの存在。特に陶器のように白く透き通ってキメ細かい肌に憧れている女性社員が多い。肌の維持には、男性の精液を最低週2回は直接飲んで、良質なタンパク質を摂取することが一番と考えて実践している。精液の取り分が減ることを懸念して、周囲にはそのことを秘密にしている。 社内の男性では山本秀だけが、誘っても断られているが、自身のプライドのためにも山本に何度も迫る。