おだいじに!

おだいじに!

スケベな事しか頭にない高校生根岸歩が、入院先の港北病院で数々の騒動を巻き起こす。下ネタやシュールなギャグを中心に、患者や病院関係者たちのディープな悩みも描いた長編。

正式名称
おだいじに!
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
医療
レーベル
アクションコミックス(双葉社)
巻数
全4巻
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概要・あらすじ

バイクでヤンチャをした結果、両腕と片足に全治6か月の骨折を負った主人公根岸歩は、港北病院で長期の入院生活を送るはめになった。スケベな事しか頭にない根岸は、自由の利かない身体でありながら看護婦や患者を相手にチカンまがいのセクハラを繰り返し、たちまち病院のお荷物患者になってしまう。当然、病院内の全女性から嫌われてしまった根岸だったが、ある晩謎の女性に寝こみを襲われてしまうのだった。

登場人物・キャラクター

根岸 歩 (ねぎし あゆみ)

ヤンチャでスケベな事しか頭にない17歳。バイクで無謀な腕試しをした結果、両手と片足に全治6か月の骨折を負う。その事故に巻き込まれた幼馴染で同級生の山下清と共に、港北病院で長期入院生活を送っている。看護婦や入院患者にスケベな事ばかりしており、病院では問題児扱いを受けている。 下品な上に極悪非道で自己中心的な性格だが、調子のいいでまかせな言葉によって、他人の心を動かしてしまう事が多い。両親からの愛情が薄い事を、秘かに気にしている。

松本 美雪 (まつもと みゆき)

主人公根岸歩の担当看護婦。まだ23歳だが根岸からは年増呼ばわりされている。要もないのに1日に何度もナースコールで呼び出されては、セクハラをされる。仕事に対する情熱や患者に対しての思いやりが人一倍強く、同僚たちからの信頼も厚いが、問題児である根岸に対してはいつも厳しく当たっている。 誰もが羨むハンサムでエリートな恋人石川からプロポーズを受けるも、仕事を辞め海外転勤についていく事を渋っている。

山下 清 (やました きよし)

主人公根岸歩の幼馴染で同級生。根岸の無茶なバイクの運転により、事故に巻き込まれ全治6か月のケガを負った。根岸と共に港北病院で入院生活を送っている。本来根は真面目だが、ガラの悪い根岸から少なからず影響を受けて育っており、何かと悪さを共にしている。常に根岸に振り回され、最後はとばっちりを受ける事が多い。

藤木 奈美 (ふじき なみ)

主人公根岸歩が入院する港北病院の看護助手。日本のナイチンゲールになる事が夢で、先輩看護婦である松本美雪を慕っている。熱意があり患者にも献身的だが、頭が悪くドジばかりしており、何人もの患者を危険な目に合わせてきた。そのスキの多さやバカな性格から、スケベな根岸にいつもターゲットにされ、襲われそうになっている。

森口 真由美 (もりぐち まゆみ)

主人公根岸歩と同じ病棟に入院する女子高生。17歳。有名私立に通う秀才で、普段から母親の厳しい監視下のもと勉強ばかりしている。結婚相手は自分より偏差値の高い人がいいという理想があり、東大志望といって近づいてきた根岸歩や山下清に心を許してしまう。根岸にスケベなことをされる内にその本性に気づき怒りを覚えるが、同時に母親の束縛から逃れた方がいいという根岸の言葉にも心を打たれてしまう。

石川 (いしかわ)

松本美雪の恋人。誰もが認めるハンサムでエリートな銀行員。多忙で時間の融通が効かない看護婦の仕事に理解がなく、ニューヨークの会社からヘッドハンティングされたのを機に、松本にプロポーズし、仕事を辞めて付いてきて欲しいと告げる。人の痛みがわからない利己的な性格であり、自分にとって利用価値のない人には冷淡な態度を取るため、最終的に松本に振られてしまった。

婦長 (ふちょう)

主人公根岸歩が入院する港北病院の婦長。若い看護婦や患者にチカンまがいの行為を繰り返す根岸に、アクロバティックな技でお仕置きを与えている。根岸からは「ババア」と呼ばれているが、誰よりも身軽で怒る時の迫力が強烈。基本、後輩看護婦たちには母親のような心で接している。

松田 さやか (まつだ さやか)

主人公根岸歩が拾った赤ちゃんの実の母親。元暴走族のヤンチャな17歳。暴走族の同窓会に出るため、赤ん坊の紀子を病院のトイレに置き去りにしてしまう。偶然紀子を見つけて預かってくれた根岸に対し、一夜限りの関係を持つことでお礼をしようとするも、夫の松田正輝にバレてしまう。 普段から誰とでも寝る軽い女性で、紀子の本当の父親もわかっていない。

松田 正輝 (まつだ まさき)

松田さやかの旦那。かつては暴走族の頭で最強と恐れられていたが、さやかとの結婚を機に引退。現在は長距離トラックの運転手をしている。娘である紀子がさやかの浮気相手の子供であると承知の上で、惜しみない愛情を注いでいる。さやかがどんなに裏切り行為に出ても、決して見放さず家族を守ろうとする強く優しい男。

松田 紀子 (まつだ のりこ)

主人公根岸歩が女子トイレで拾った赤ちゃん。母親のさやかが暴走族の同窓会に出席するため、港北病院のトイレに置き去りにされてしまうが、たまたま女子トイレで覗きをしていた根岸と山下清によって拾われる。病院では根岸以外には懐かず、いつもくっついている。松田正輝は本当の父親ではなく、さやかが浮気相手との間につくった子供で、父親はわかっていない。

ヒロト

元暴走族の親衛隊帳。元総長である松田正輝とは最強のコンビといわれていたが、正輝の急な引退によるチームの解散で、現在は犬猿の仲。すでに暴走族を引退している松田さやかを呼び出し薬物を進めるが、そこに現れたさやかの夫正輝によってボコボコにされてしまう。

土方 (ひじかた)

主人公根岸歩と同じ病室に入院する老人の患者。港北病院に入院してすでに5年だが、家族から厄介者扱いをされなかなか引き取られない。ボケているが、スケベな事に関しては脳がよく働き活動的になるため、根岸からライバル視されている。

杉本 リカコ (すぎもと りかこ)

主人公根岸歩が出会った入院患者。男好きで性欲の塊。看護婦や医者たちからは「女版根岸」と呼ばれており、同じく問題児とみなされている。自分と同じく性欲が強い根岸に運命を感じ、お互い異性を求めていたこともあってすぐに関係を持とうとする。本能のまま動き、頭も良くないが、性欲に関する事は一本筋が通っており、性格も素直。

日ノ本 京香 (ひのもと きょうか)

主人公根岸歩が入院する港北病院産婦人科の医師。28歳には見えない老けた外見をしている。男性と付き合った経験がなく、看護婦たちからは裏で「生涯一処女の日ノ本」と呼ばれている。医師の筒井に惚れている。

筒井 (つつい)

主人公根岸歩が入院する港北病院の医師。優しくて物静かな性格。産婦人科医師である日ノ本京香に好意を寄せられており一度はいい雰囲気になるが、「女根岸」と呼ばれる性欲の強い入院患者杉本リカコにそそのかされ、身体の関係を持つようになる。

寺島 政伸 (てらしま まさのぶ)

主人公根岸歩と同じ病室に入院する患者。根岸や山下清と同じ高校の卒業生で、現在は日青食品の営業マン。もとは食べ過ぎが原因で入院したが、病院で起こる度重なる医療事故に巻き込まれ、最終的に下半身不随となってしまう。かなり不幸な男だが、どこまでもバカでスケベな性格のため、根岸からはある意味大物だと言われている。

及川 竜一 (おいかわ りゅういち)

主人公根岸歩に恋するオカマの少年。港川高の1年。外見も心も完璧な女子だが、学校ではそれが原因でイジメられ、父親からも激しく反対されている。入院中に自殺を図るが、同じ病室の根岸に止められ一命を取り留めた。オカマの自分を受け入れてくれた根岸を好きになり、積極的にアタックするようになる。

港北病院 (こうほくびょういん)

主人公根岸歩が入院する神奈川県の病院。問題児患者である根岸によって常に騒動が起き、担当看護婦の松本美雪、藤木奈美を筆頭に多くの人間が巻き込まれていく。

書誌情報

おだいじに 全4巻 〈アクションコミックス〉 完結

第1巻

(1991年6月発行、 978-4575817232)

第2巻

(1991年9月発行、 978-4575817485)

第3巻

(1991年11月発行、 978-4575817614)

第4巻

(1992年2月発行、 978-4575817737)

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