おちこぼれフルーツタルト

住んでいる「ネズミ荘」の取り壊しを防ぐため、新人アイドルユニット「フルーツタルト」として活動する事になった少女達を描いた4コマ漫画。かわいい女の子ばかりのキャラクター達が繰り広げるドタバタ劇が描かれる。「まんがタイムきららキャラット」2015年7月号から連載の作品。2020年10月テレビアニメ化。

正式名称
おちこぼれフルーツタルト
ふりがな
おちこぼれふるーつたると
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
関連商品
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あらすじ

第1巻

新人アイドルを目指して岡山から上京して来た女子高校生の桜衣乃は、芸能事務所「ラットプロダクション」が運営する寮「ネズミ荘」で新たに暮らす事となった。そんな中、衣乃を加えたネズミ荘で暮らす女子高校生四人で、新人アイドルユニット、フルーツタルトを結成する事が決まる。(第1話)

フルーツタルトは深夜テレビ番組「おちこぼれフルーツタルト」に出演する事となった。アイドルなんてやりたくないと落ち込む関野ロコ貫井はゆ前原仁菜の三人だったが、おちこぼれフルーツタルトの企画にはネズミ荘の存続がかかっている事を知り、寮が取り壊されないためにもがんばろうと決意する。(第2話)

番組企画でフルーツタルトは、スーパーのチラシ配りをする事になった。しかし、チラシが全然捌(さば)けず、まずはフルーツタルトの曲を歌って人を集めようとする。それでもチラシが捌けない中、衣乃だけはすべてのチラシを配り終える。みんなは衣乃にどうやって配ったのかとその方法を尋ねる。(第3話)

早朝、早起きした衣乃は、みんなを起こすために、まずはロコの部屋を訪ねる。すると、ロコの部屋では仁菜がいっしょに寝ており、衣乃は二人の仲を勘違いしてしまう。そこで、ロコは仁菜が部屋にいる事情を説明する。(第4話)

高校の入学式の日を迎えた衣乃だったが、緊張するあまり自己紹介で失敗してしまう。もともと田舎っ子だった衣乃は、華々しい高校での生活にあこがれを抱いていたのだ。その第一歩が失敗した事で落ち込む衣乃を、はゆは励まそうとする。(第5話)

フルーツタルトのメンバーは、番組企画でフルーツタルトの歌を作って、CDデビューをする事になった。しかし、歌を作った経験がないメンバーは途方に暮れる。そんな中、はゆがみんなの好きなものを言っていけば、歌のイメージができるのではないかと提案する。(第6話)

曲の作詞を担当する事になった衣乃だったが、作詞のイメージが湧いてこない事に頭を抱えていた。そんな中、衣乃は作詞のイメージをつかむために、みんなに抱きついて来てほしいとお願いする。これによりみんなのかわいいイメージをふくらませる事に成功した衣乃は、それを歌詞に込めるのだった。(第7話)

フルーツタルトは、人気アイドルグループ「クリームあんみつ」のライブ会場の横で、自らが作成した曲を披露する事になった。会場を提供してもらうために、フルーツタルトは会場列整理のアルバイトを行う事になるが、炎天下での作業ですっかり疲れてしまう。(第8話)

ライブ本番前、フルーツタルトは梶野穂歩に、ライブでは「見せパン」を履いて来るように言われていた。しかし、「見せパン」がどんなものか具体的にわからなかったみんなは、どの下着を履くかで議論した結果、スカートの下にジャージを着る事にしたが、穂歩から冷たい表情で、着替えるよう命じられてしまう。(第9話)

ライブ本番前の緊張で尿意を催し、急いでトイレに向かった衣乃は、そこでキャットプロダクションの新人アイドル、緑へもと出会う。へもに激励された衣乃は、元気をもらって緊張がほぐれる。そして、衣乃はへもに素敵なライブにしてみせると意気込みを語り、会場へと向かうのだった。(第10話)

フルーツタルトのライブを成功させた衣乃のもとに、ファンレターが届く。その思いのこもったファンレターを読んだ衣乃は、ファンレターの差出人と友達になりたいと思う。そんな中、はゆは衣乃にファンレターを出した人物がどんな人なのかと、気にし始める。(第11話)

朝起きた衣野の部屋には、なぜかへもがいた。みんながその事情を尋ねると、へもはラットプロダクションに事務所を移籍して、正式にフルーツタルトのメンバーになるのだと告げる。そんな中、ロコがフルーツタルトの置かれている危機的状況を説明し、本当にラットプロダクションに移籍していいのかと尋ねる。(第12話)

フルーツタルトのメンバーは、番組企画でセクシーな水着を着て、プロモーション撮影を行う事になった。しかし、プロポーションに自信のないロコとはゆは、セクシーな水着を着る事に躊躇して、なんとか自分に合う水着がないかと必死に探し始める。しかし番組予算の関係上、水着は用意されておらず、二人は元モデルの仁菜にかわいい水着を持っていないかと尋ねる。(第13話)

第2巻

フルーツタルトのCDが発売される事となり、そのCDに描くサインをみんなで考える事になった。どんなサインがいいのかみんなが悩む中、桜衣乃はすでにサインを考えてあると自信満々。そんな衣乃のサインを参考にしつつ、みんなはそれぞれのサインを考えるのだった。(第1話)

衣乃の様子を遠くからうかがっていた緑へもは、自分以外にも衣乃をストーキングしている者がいる事に気づく。へもは本町利音を危ない人物なのかと疑う一方、利音もまた、へもの事を疑っていた。そんな中、利音は衣乃の紹介により、へもがフルーツタルトの新しいメンバーだと知る。(第2話)

番組企画でフルーツタルトは、「クリームあんみつ」からアイドルについての事を教わる。すると、関野ロコはクリームあんみつのメンバーであり、妹でもある関野チコに教わる事なんてないと、番組企画に対して抗議を始める。しかし、チコは梶野穂歩から、仕事を選べる立場じゃないと説教されてしまう。(第3話)

フルーツタルトは、クリームあんみつのライブ見学に行く事となった。たくさんのファンの前で、華麗な歌と踊りを披露するクリームあんみつのライブに、フルーツタルトが圧倒される中、チコがフルーツタルトをステージ上に呼び込んだ。しかしフルーツタルトは、たくさんの客達を前にして緊張してしまう。(第4話)

ステージ上でのトークに失敗したロコは、その時の事を振り返って恥ずかしさに身悶えていた。そんなロコを見たフルーツタルトは、ステージ上でのウケるトークについて考え始める。そこで「女子力」を上げればウケるトークができるかもと考えるが、今度は女子力の上げ方について悩み始めてしまう。(第5話)

衣乃は貫井はゆがボロボロの下着を履いている事に気づき、下着を買いに行こうと彼女を誘う。すると衣乃が、彼氏のために勝負パンツを買いに行くのだ、と勘違いしたへもまでもが、ついて来ようとする。そして、その話が曲解されてみんなに伝わった結果、みんなで下着を買いに行く事になってしまう。(第6話)

番組企画の一環で、フルーツタルトはレコーディングに挑む事となった。しかし、初めてのレコーディングに集中できないフルーツタルトは、全員がリテイクを要求されてしまう。そんな中、クリームあんみつが現れ、フルーツタルトにレコーディングでうまく歌えるコツを伝授する。(第7話)

フルーツタルトはねずみ荘自慢のカレーを作り始める。そんな中、穂歩がその様子をビデオに撮影し始め、さらにかわいく食べてみてほしいとみんなに要求する。そしてグルメ番組の出演を夢見るみんなは、かわいく食べるための特訓を始める。(第8話)

ロコはテレビ番組の企画でチコが泳げるにもかかわらず、泳げないふりをしているのを目にした。そして、自分達ももっとチコのようなあざとさを見習った方がいいと考え始める。そんな中、ロコは学校でクリームあんみつのメンバー、中町ぬあ中町るあを見かけ、同じ学校に通っている事を知る。(第9話)

フルーツタルトはCDの物販を兼ねて、新曲のライブをする事になった。すると、穂歩が3000枚も作ったCDが売れ行きが悪ければ、みんなにはエッチな水着を着てもらうと提案し、みんなはそれを回避すべくCDを売るために意気込む。そんな中、利音が物販の手伝いをするためにやって来て、みんなにCDを多く売るためのコツを伝授し始める。(第10話)

新曲披露のライブを前に、ライブが初めてのへもが緊張で泣き出してしまう。そこで衣乃がへもを励ましつつ、以前自分がへもによって励まされた時の事を話し始めた。そして、今度は自分がへもを支える番だと伝え、衣乃の気持ちを受け取ったへもは、ステージに向かう勇気を得るのだった。(第11話)

キャットプロダクションの偉い人から電話を受け取った穂歩は、本日中に1000枚のCDが売れなければまずい事になると、フルーツタルトのメンバーに伝える。未だ500枚しか売れていない事を知ったロコは、チコにCDの売り方を尋ねる。すると、チコから客との一体感が重要なのだ、とアドバイスされたロコだったが、客と盛り上がるためのトーク技術を身につけていなかった。結局、フルーツタルトは大きなプレッシャーを抱えたまま、次のステージに上がる事になってしまう。(第12話、第13話)

第3巻

ライブの打ち上げで梶野穂歩から牛丼をおごってもらったフルーツタルトだったが、打ち上げにしては安上がり過ぎると不満を口にする。すると、穂歩は打ち上げを「おちこぼれフルーツタルト」の番組企画にする事を提案。その番組予算を使って、本町利音の実家が経営するお好み焼き屋に、みんなで行く事にする。(第1話)

番組改編期で「おちこぼれフルーツタルト」打ち切りを心配したフルーツタルトのメンバーのもとに、前回の視聴率が0%だったという知らせが届く。そして、みんなはラットプロダクションの上司に呼び出されてしまい、番組打ち切りを言い渡されてしまう。番組が打ち切られて失意に沈む中、キャットプロダクションの社長代理の小金乙が降りた番組スポンサーの代理を買って出る。(第2話)

乙により番組スポンサーを紹介されたフルーツタルトだったが、その代わりにキャットプロダクション主催の企画を受けてほしいと依頼された。その話を受ける前にフルーツタルトが新たなスポンサー候補に挨拶に行ったところ、そのスポンサー候補とははゆの父が経営する会社だと判明する。(第3話)

フルーツタルトはソーシャルゲーム「アイドル甲子園」に、ゲームキャラクターとして出演する事となった。そして、ゲーム内でプレイヤーからポイントを募り、集まったポイントの分だけ何か企画を行うという「投票ポイントファンディング」に協力する事となる。(第4話)

「アイドル甲子園」では、フルーツタルトのメンバーで前原仁菜だけがレアキャラクターとして扱われていた。それを胸の大きさによる人気だと考えた関野ロコは、胸の小さいメンバーの緑へも貫井はゆを呼び出し、胸の大きさに勝つための別のアピール方法を考えようと提案する。(第5話)

部屋の中ではゆとへもは、なぜか下着姿で眠っていた。その記憶がない二人は、記憶を遡って何があったかを思い出そうとする。一方、下着姿で眠っていた二人の写真を撮っていた桜衣乃は、その写真を誤って穂歩に送信してしまう。すると、穂歩はその写真を「投票ポイントファンディング」での特典にしてしまうのだった。(第6話)

ロコは子供向けアニメ「ドキきら」に嵌(は)まり、そのイベントに行く事となった。しかし、「ドキきら」の対象年齢は1歳から12歳だと知ったロコは、小学生にしか見えない恰好をして、みんなには内緒でイベントに行く事にする。だが、みんなはロコが「ドキきら」に嵌まった事を1か月も前から知っており、番組でのドッキリを仕掛けるためにイベントに向かうロコを尾行する。(第7話)

フルーツタルトは、ネズミ荘存続を掛けた企画「リアルでもアイドル甲子園」での予選敗退が決定してしまう。その結果に絶望したフルーツタルトは、会社からの連絡も拒絶してネズミ荘に引きこもってしまう。さらにみんなはネズミ荘で怠惰な生活を送り始め、たった1週間で、およそアイドルらしくない姿になってしまう。(第8話)

乙はすっかり腑抜けてしまったフルーツタルトを呼び出し、その根性を鍛え直そうとする。そして、「リアルでもアイドル甲子園」の敗者復活枠の話を持ちかける。乙はその話をマネージャーの穂歩にしようとするが、穂歩はネズミ荘がなくなるという話を聞いてから、東リリのヒモとして生活を送るようになっていた。(第9話)

フルーツタルトは、「リアルでもアイドル甲子園」の敗者復活枠に残るため、地元の東小金井でライブをする事になった。すると、穂歩は衣乃の集客力を利用して地元で大規模なイベントをする事を思いつく。(第10話)

フルーツタルトは東小金井でライブをするにあたって、クリームあんみつから曲を借りる事を思いつく。そして、その許可をもらうための接待をするべく、ロコをクリームあんみつのもとに派遣する。ロコはクリームあんみつからの弄(いじ)りに耐えつつ、なんとか曲を借り受ける許可をもらうのだった。(第11話)

フルーツタルトの主催による東小金井でのイベントは、かなりの集客を得る事に成功する。そして、さらにイベントを盛り上げようとした穂歩は、フルーツタルトにロコを中心とした「ブロっ子ブロっ子ブロッコリー」の曲を披露するよう伝える。ロコはこの曲をみんなの前で歌う事を嫌がるが、穂歩はそんなロコに説得を試みる。その結果、ロコはかつて歌っていた曲を、フルーツタルトのみんなと共に歌う事を決意するのだった。(第12話)

フルーツタルトは午後のライブを控える中、音響設備が故障してしまう。すると、乙がフルーツタルトが猫耳を付けてライブをする事を条件として、音響設備の貸出を認めた。そして、借り受けた音響設備の設置をフルーツタルトが急いで進める中、東小金井の商店街の人達が音響設備の設置を手伝ってくれる。(第13話)

メディア化情報

テレビアニメ

2020年10月12日より AT-Xほか

CAST 新田ひより、久保田梨沙、白石晴香、近藤玲奈、守屋亨香、佐倉薫、篠原侑、田中貴子

コガアニ2020

作品の舞台となった小金井市とコラボ

2020年10月1日より 東京都小金井市市役所にてポスター展示

対象店舗に等身大パネル設置、ポストカード配布など

アンソロジーコミック

まんがタイムKRコミックス

2020年10月27日発売

登場人物・キャラクター

桜 衣乃 (さくら いの)

新人アイドルユニット「フルーツタルト」のメンバーの少女。高校1年生で、4月4日生まれ。ピンク色のツインテールの髪型をしている。頭に花の形をした髪飾りを付けている。足が人より太い事を気にしており、それを指摘されると落ち込んでしまう。また緊張した時には尿意を催す体質のせいで、フルーツタルトでのライブ前やライブ後には頻繁にトイレに駆け込んでいる。 もともと田舎に住んでいたため、都会に大きなあこがれを持っている。誰にでも気さくに話し掛ける事ができるため、老若男女問わずに人気がある。特に事務所が運営する下宿先の寮「ネズミ荘」がある東小金井の住人達からは絶大な人気を誇っている。その一方でかわいい女の子が大好きで、好みの女の子を前にした時は暴走する事もしばしば。 幼い頃からアイドルやタレントにあこがれを抱いており、彼女達と同じ舞台に立つために芸能事務所、ラットプロダクション主催の新人アイドル向けオーディションを受けた。そしてオーディションに補欠合格したのを機に、岡山から上京。ネズミ荘の住人達といっしょに、新人アイドルユニット・フルーツタルトを結成した。

関野 ロコ (せきの ろこ)

新人アイドルユニット「フルーツタルト」のメンバーの少女。高校2年生で、5月5日生まれ。紫色のロングヘア。身長が140センチと低く、それをコンプレックスに思っている。そのため、足りない身長をできる限り補おうと、一部の髪をまとめて頭の上で二つの大きな団子状にしている。趣味は時代劇鑑賞や落語を聞く事で、日本文化にかかわるものが大好き。 前原仁菜とは幼なじみで、彼女の大きな胸を見るのが好き。幼い頃から子役として活躍しており、かつて関野ロコ自身が歌っているCMソング「ブロっ子ブロっ子ブロッコリー」が大ヒットした事がある。その事から世間からは「ブロ子」という愛称で親しまれていた。人気が一段落したあとも、事務所の方針で「ブロ子」として営業を行っていたが、年齢を重ねても「ブロ子」としてしか活躍の場が与えられない事に嫌気が差していた。 そんな経緯から「ブロ子」と呼ばれる事を嫌っている。その後、「ブロ子」以外での活躍の場を求め、当時モデルの仕事をしていた仁菜の紹介で、ラットプロダクションに移籍した。ラットプロダクションに移籍してからもしばらくは仕事がなかったが、事務所が運営する下宿先の寮「ネズミ荘」の住人達といっしょに、新人アイドルユニット・フルーツタルトを結成してからは、アイドルとして活動するようになった。 フルーツタルト内では踊りの振り付けを担当しているほか、リーダーも務めている。当初はアイドルとして活動する事を嫌がっていたが、フルーツタルトが成功すればネズミ荘が取り壊しにならずに済むと知ってからは、精力的にアイドルとして活動するようになった。

貫井 はゆ (ぬくい はゆ)

新人アイドルユニット「フルーツタルト」のメンバーの少女。高校1年生で、5月5日生まれ。金色のサイドテールの髪型をしている。胸が小さい事にコンプレックスを持っている。朝が非常に弱く、9時より前に起きると、虚ろな目でうわ言を呟くようになってしまう。しかしそんな時も、大好物の苺を食べると即座に元気を取り戻す。好きな音楽のジャンルはロックで、恰好いいものにあこがれを抱いているが、少女漫画が好きだったりと、かわいいものにも目がない。 しかし恰好よく見られたいがために、周囲にはかわいいものが好きな事は隠している。また実家が金持ちのために少々金銭感覚がズレているが、穴の空いた下着をまだ着られるからと着用するなど、貧乏性なところもある。ミュージシャンとなる事を夢見て芸能事務所、ラットプロダクションで活動をしていたが、ミュージシャンとしての仕事はほとんどなかった。 はゆの父からは芸能活動をする事について理解を得られておらず、家出同然で、事務所が運営する寮「ネズミ荘」で下宿をする事になった。下宿先の住人達といっしょに新人アイドルユニット、フルーツタルトを結成してからは、アイドルとして活動している。 フルーツタルト内では作曲を担当している。当初はアイドルとして活動する事を嫌がっていたが、フルーツタルトが成功すればネズミ荘が取り壊しにならずに済むと知ってからは、精力的にアイドルとして活動するようになった。

前原 仁菜 (まえはら にな)

新人アイドルユニット「フルーツタルト」のメンバーの少女。高校2年生で、7月7日生まれ。茶色のショートカットの髪型をしている。身長が170センチと高く、グラビアモデルのような肉感的な体型をしている。また、胸もGカップと大きい。身長の小ささにあこがれを抱いており、特に幼なじみの関野ロコの事が大好き。ロコとは下宿先を共にしており、彼女のベッドによく潜り込んでいる。 匂いフェチでもあり、いい匂いには目がない。ファッションモデルとして芸能事務所、ラットプロダクションに所属していたが、華やかなモデルの仕事はあまりなく、多くはセール品などの安めの服を着るモデルを務めている。そんな中、下宿先の事務所が運営する寮「ネズミ荘」の住人達といっしょに、新人アイドルユニット、フルーツタルトを結成する事になった。 それ以来、アイドルとして活動するようになり、フルーツタルト内では主に衣装を担当している。当初はアイドルとして活動する事を嫌がっていたが、フルーツタルトが成功すればネズミ荘が取り壊しにならずに済むと知ってからは、精力的にアイドルとして活動するようになった。

緑 へも (みどり へも)

新人アイドルユニット「フルーツタルト」のメンバーの少女。中学3年生で、7月7日生まれ。黒色のツインテールの髪型をしている。前髪にリボン結びにした赤い紐を付けている。キャットプロダクションが主催した「全国で一番の黒髪ツインテールを探せ」というオーディションに応募して、見事1位の座を獲得した。キャットプロダクション所属の人気アイドルグループ「クリームあんみつ」の見学に来た際に、ライブの列整理を手伝っていたフルーツタルトに挨拶した。 その後、ライブ前の桜衣乃と再び出会い、彼女に強いあこがれを抱くようになった。それがきっかけでラットプロダクションに移籍して、衣乃が下宿している寮「ネズミ荘」に押し掛け、フルーツタルトの新たなメンバーになる事を希望した。 以降も衣乃には強いあこがれを持つと同時に、彼女に恋心に近い感情を抱くようになる。その思いを衣乃には隠してはいないが、彼女には正しく伝わっていない。

梶野 穂歩 (かじの ほほ)

新人アイドルユニット「フルーツタルト」のマネージャーを務める女性。年齢は25歳で、8月8日生まれ。癖のある茶色のロングヘアで、眼鏡をかけている。行動的で仕事熱心である一方、利己的で金に目がない。休日は酒ばかり飲んで過ごしており、部屋には空いた酒の缶や脱ぎ散らかした服などが散乱する「汚部屋」になっている。大手事務所のプロデューサーとして成功を収めている幼なじみの東リリに対して、対抗意識を燃やしている。 現在はフルーツタルトと共に、事務所が運営する寮「ネズミ荘」に住んでいる。深夜テレビ番組「おちこぼれフルーツタルト」の企画を立案したほか、番組内での撮影および編集作業などを一人でこなしている。フルーツタルトにかかわる仕事の営業も行っており、リリとのコネクションをはじめとして、さまざまなコネクションを持っている。 しかし、フルーツタルトが新人アイドルユニットである事から、雑用系の仕事ばかりしか取れないでいる。

関野 チコ (せきの ちこ)

人気アイドルユニット「クリームあんみつ」のメンバーの少女。クリームあんみつ内ではリーダーを務めている。中学3年生で、11月11日生まれ。紫色のロングヘア。姉の関野ロコの髪型を真似して、一部の髪を頭の上で一つの大きな団子状にしてまとめている。子供が好きで、身長の小さいロコの事が大好き。ロコの事を気遣っており、彼女の活動は深夜テレビ番組「おちこぼれフルーツタルト」を通してチェックしている。 落ち込んだ時は、子役だったロコが歌っていたCMソングを聞いたり、そのCM映像を見ていっしょに踊ったりして元気を出している。歌や踊りの才能に秀でており、基本的になんでもうまくこなせるタイプ。

中町 ぬあ (なかまち ぬあ)

人気アイドルユニット「クリームあんみつ」のメンバーの少女。同じくメンバーの中町るあとは双子の関係。高校2年生で、1月1日生まれ。赤色のツインテールの髪型で、黒色のリボンを髪留めに使っている。身長は146センチ。自信家で、絶大な人気を誇るアイドルグループの一員である事を誇りに思っている。一方マゾヒストの気があり、るあから弄られるのが大好き。 また、痛みを感じる際の赤面具合で、その痛みの強さを把握する事ができる。若干キャラクターがかぶっている関野ロコに対してライバル意識を持っているが、子役時代からの彼女のファンで、彼女にあこがれてアイドルを目指した経緯を持つ。

中町 るあ (なかまち るあ)

人気アイドルユニット「クリームあんみつ」のメンバーの少女。同じくメンバーの中町ぬあとは双子の関係。高校2年生で、1月1日生まれ。青色のツインテールの髪型で、黒色のリボンを髪留めに使っている。身長は146センチ。温厚な口調と笑顔が魅力的ながら、極度のサディストで、ぬあを弄るのが大好き。関野チコをはじめ、クリームあんみつのファン達を前に笑顔で罵る事もある。 ただし、こちらはファンサービスの一環の要素が強い。ただし、犬や猫などのかわいい動物を前にすると、サディストな一面は抑えられ、ついかわいがってしまう。

東 リリ (ひがし りり)

人気アイドルユニット「クリームあんみつ」のプロデューサーを務める女性。年齢は25歳で、12月12日生まれ。金色の長い髪を首の横あたりで一つに束ねている。おっとりとした雰囲気を漂わせており、梶野穂歩とは幼なじみ。穂歩の事が大好きで、彼女のためなら生活の面倒を見てもいいと考えている。セーラー服やブレザーなどの制服を着るのが大好きで、さまざまな高校の制服を普段着として着用している。 さらに時折、小金乙といっしょに制服姿で出かけており、その際は幼い乙の面倒を見る女子高校生というシチュエーションで乙に接している。

小金 乙 (こがね おと)

大手芸能事務所「キャットプロダクション」の社長代理を務める少女。年齢は19歳で、12月12日生まれ。癖のある銀髪でロングヘア。頭には黒色のリボンを付けている。身長が141センチと小さく、小学生と間違えられるほど幼い外見をしている。さらに本人も幼い外見を保つ努力をしており、小学生に間違われるように、愛用のランドセルをいつも背負っている。 また若さを保つためという目的で、東リリといっしょに街に出かけている。その際は年上に甘える小学生というシチュエーションで、リリに接している。キャットプロダクションの跡取り娘で、飛び級でアメリカの大学を卒業したほどの卓越した頭脳を持つ。フルーツタルトのライブを見て以来、彼女達に注目するようになる。 その後、打ち切りの危機に瀕した深夜テレビ番組「おちこぼれフルーツタルト」に代理のスポンサーを紹介した。その際は、フルーツタルトにキャットプロダクション主催の「アイドル甲子園」に出演する事を条件として提示した。

本町 利音 (ほんまち とね)

高校1年生の女子。、桜衣乃と貫井はゆのクラスメイト。茶色のショートヘアで、頭にカチューシャを付けている。巨乳で関西弁をしゃべり、アイドルが大好き。高校では合唱部に所属しており、歌唱力には自信を持っている。フルーツタルトのライブを見て彼女達のファンになった。衣乃とはゆが同じクラスだった事から、彼女達にその思いを伝えている。 以降は二人と親交を持つようになり、フルーツタルトの番組収録にも立ち会うようになった。アシスタントという形で、深夜テレビ番組「おちこぼれフルーツタルト」にも出演する事があり、その際は目隠し棒を使って顔が露見しないようにしている。実家がお好み焼き屋をやっている事から、その商才を活かしてフルーツタルトの物販なども手伝っている。

はゆの母 (はゆのはは)

貫井はゆの母親。金髪のセミロングで、リボンの髪留めをつけている。朗らかな性格で、はゆに対してもフレンドリーに接している。はゆが実家から家出して芸能活動を始めてからも、彼女の様子を温かく見守っていた。はゆがネズミ荘で貧乏暮らしをしている事を何かと心配しており、頻繁に食べ物などを送っている。しかしはゆが芸能活動をしたい理由を、お金を稼いで大人用の下着を買いたいためだと勘違いしていた。

はゆの父 (はゆのちち)

貫井はゆの父親。会社を経営している男性。はゆが芸能活動をする事に反対しており、どうしても芸能活動がやりたいと譲らないはゆを勘当した。その後はネズミ荘にはゆを住まわせて、反省を促そうとしている。しかし、深夜テレビ番組「おちこぼれフルーツタルト」から番組スポンサーが降りて、打ち切りの危機に瀕した際も、芸能事務所「キャットプロダクション」を通して番組スポンサーに名乗りを挙げており、彼女の活動を応援している。

集団・組織

フルーツタルト

芸能事務所「ラットプロダクション」所属する高校生の女の子、桜衣乃、貫井はゆ、関野ロコ、前原仁菜によって結成された新人アイドルユニット。のちに中学3年生の緑へもも加入している。ラットプロダクションが運営している寮「ネズミ荘」の存続を活動目的としており、1億円の負債の完済を目標としている。 また、深夜テレビ番組「おちこぼれフルーツタルト」という低予算番組に出演しており、衣乃の人柄のよさも相まって、地元ではそこそこの人気を誇るアイドルユニットとなっている。

クリームあんみつ

芸能事務所「キャットプロダクション」所属する高校生の女の子、関野チコ、中町ぬあ、中町るあによって結成されている人気アイドルユニット。ファンからの絶大な人気を誇っており、発売した楽曲はオリコンでつねに上位にランキングされている。またライブをするたびに多くのファンが会場を訪れる。るあの影響で、「罵られたい」というファンを一定数獲得しており、アプリゲーム「アイドル甲子園」での企画では応援数に応じた還元企画で「ののしり会」というイベントが開催された。

場所

ネズミ荘 (ねずみそう)

芸能事務所「ラットプロダクション」が運営している寮。桜衣乃、貫井はゆ、関野ロコ、前原仁菜、梶野穂歩が住んでいる。のちに緑へもも引っ越して来た。経営不振のために取り壊しが検討されているが、その負債分を新人アイドルユニット「フルーツタルト」が稼ぐ事を条件に、取り壊しが一旦中止された。

その他キーワード

おちこぼれフルーツタルト

新人アイドルユニット「フルーツタルト」が出演している深夜帯のテレビ番組。低予算で製作される5分間の番組で、撮影から編集までをフルーツタルトのマネージャーを務める梶野穂歩が行っている。番組では、フルーツタルトがアイドルのなんたるかを学んでいくような企画を中心として放送されており、水着を着るなどのちょっとエッチな企画もある。 改編期にあたってスポンサーが降板、打ち切りの危機に瀕した事もあった。その際ははゆの父が、新たなスポンサーとして名乗りを挙げた事で番組が存続した。前枠と後枠が人気番組のため、深夜帯の放送枠にしては視聴率が比較的高め。

アイドル甲子園 (あいどるこうしえん)

芸能事務所「キャットプロダクション」がスポンサーとなって製作されたアプリゲーム。通称は「ドル園」。リアルと連動する新感覚ゲームをキャッチコピーとして謳っており、実在するアイドルがゲームキャラクターとして登場する。ゲーム内ではゲームキャラクターのアイドル達を応援するための投票ポイントが実装されており、実際のアイドル達もその投票数に応じた企画を行ってくれる。 ゲームにはキャットプロダクション所属のアイドルユニット「クリームあんみつ」が出演しているほか、小金乙の紹介により新人アイドルユニット「フルーツタルト」も出演している。またゲームと連動した現実でのイベントとして、実在のアイドル達の人気を競う「リアルでもアイドル甲子園」が実施された。

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